トギー
(更新)
多くのビジネスマンが受けているTOEIC。
せっかくお金を出してTOEICを受けるのなら、しっかり準備して高得点を目指したいですよね。
でも忙しい毎日で準備をするのはとっても大変です。
どうやったら効率よく点数が上がるのか、知りたくないですか?
そこで今回は、知っているだけでも点数を上げられる解答テクニックをどーんと大公開!
リスニングとリーディングにわけて、それぞれ5つずつご紹介いたします。
リスニングの各パートでは、冒頭に数分のイントロダクションと例題問題が流れます。
の時間をしっかり有効活用していきましょう。
活用の仕方は人ぞれぞれですが、効率的に解答するならリスニング問題を先読みすることです。
Part1の写真問題であれば、写真に写っているものをざっと確認しておきましょう。一見ただの人物写真であっても、背後の建物や景色などについて出題されることも少なくありません。
Part3の会話問題、Part4の説明文問題は、それぞれの質問内容を確認しておきましょう。その後流れてくる長い英文の中で何を重視して聴くべきかがわかります。
Part1の写真問題は、選択肢の英文の動詞に注意して聴きましょう。
写真を描写するのに過去形や未来形を使うシチュエーションはあまり考えられません。結果として、現在系あるいは現在進行形の文章が正解になる場合が多いです。
人物であれば現在進行形、物や乗り物の場合はその名称や状態について現在形や現在完了形の文章で表現されることが多い印象があります。迷ったときは、動詞の形態から答えを選ぶのも1つの手です。
Part2の応答問題では、聞き間違えやすい類似単語の聞き分け、難しい単語の聞き取り、英語の慣用句の理解などが試されます。
冒頭の1〜2問は非常に簡単な問題が出されますが、それ以降は大なり小なり引っ掛けがあるものとして心しましょう。
5問目以降で答えに迷ったとき、安易に「聞き取れたから」という理由で超簡単な文章を選ばないように気をつけてください。むしろ、「ちょっと聞き取れなかったな」くらいの選択肢に正解が多いはずです。
Part2の応答問題は、会話文も質問文も音声のみで判断するパートです。
難しそうな印象がありますが、実は質問文の最初の1単語さえ聞き取れれば高確率で正解が見つかります。
何がなんでも聞き取りたいのは5W1H。Whatなら対象物を、Whereなら場所を、Whoなら誰かを、Howなら方法を、それぞれ答えている選択肢を探しましょう。
話の中身を理解できなくても、それだけで答えを絞れます。
難しいのはDo/Does、あるいはbe動詞から始まる疑問詞のない質問形態です。
基本的にはYes/Noから解答するはずですが、TOEICはそんなに甘くありません。このときはさらに2、3単語しっかり聞き取る必要がありますので要注意。
Part3とPart4は長い英文を聞くパートになりますが、ここの勝負は音声が流れる前に決まるといっても過言ではありません。
音声が流れる前に、問題文や選択肢をできるだけ読んでおきましょう。
使う時間はパート冒頭のイントロダクションの時間や、問題と問題の間の10秒間。
どんなテーマの文章が流れるかをあらかじめ把握できるので、聞き取れるものがぐんと増えるはずです。
わからない問題は潔く諦めて、次の問題に備えるのもアリ。
TOEICの最大の特長は、すべての問題の配点が同じだということ。難しい1問を時間をかけるより、同じ時間で簡単な問題を3つ解いたほうが高得点を狙えます。
つまり得意な問題から解いていけばよいということです。
Part5の短文穴埋め問題、Part6の長文穴埋め問題、Part7の長文読解問題のうち、自分が解きやすいものから取り組みましょう。
ただし、解答順番を入れ替える場合は解答欄を間違えないように十分に注意してください。特に得意不得意がない方は、無難に先頭から解いていく方がミスを減らせてよいと思います。
Part5やPart6では、文章を読む前に選択肢からチェックすることを徹底しましょう。選択肢がどれも似通っていたらラッキー問題です。そのときは文章を最初から読む必要がなく、穴埋め部分の前後で答えを導き出せるからです。
選択肢が似通っている問題というのは、例えば次のようなものです。
こういった場合は、穴の前後を確認するだけで答えがわかることが多いです。時間のロスを防げますね。
TOEICの勝敗を決めるのは時間配分。一問でも多く正解するために、一問でも多く進めましょう。
そのために心掛けたいのは、すでに答えた設問を見直したり考え直したりしないこと。(もちろん時間内に全問解き終わった場合は見直しを!)
一度考えてわからないことは、もう一度考えてもわからない可能性が高いです。
わからないものに迷って時間をかけるくらいなら、1問でも先に筆を進め、わかる問題を探しにいきましょう。
Part7ではかなり長い文章を読み解く必要がありますが、ここで使いたいテクニックは質問文から読み始めること。
そうすることで長文の何を読み解けばいいのかがわかり、読解スピードが上がります。
長文の理解力自体も向上する可能性もあるので、最初に質問文を読むことを徹底してみてください。
マークシートで解答するTOEICの最も恐れるべき落とし穴は、解答ズレです。
同じ解答欄に2つマークしてしまったり、1行飛ばしてマークしてしまったり。平常心でいられないテスト中は何が起こるかわかりません。
最後の最後に「あれ、解答欄がズレてる……」と気付くことも珍しくはありません。
一度ズレてしまったものを直すのは時間がかかります。貴重な時間を無駄にすることがないように、大問ごとに設問番号と解答番号が合っているか確認するクセをつけましょう。
いかがでしたか?
TOEICは時間との闘いです。効率的に解答していくことで、ぐんと点数を上げることができます。
もちろん準備に時間をかけて本番に臨むことに越したことはありませんが、こういった小手先のスキルも活用しながら、ぜひ良い点数をゲットしてください。