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英語を学ぶ具体的な3つのメリットと英語学習者のリアルな声

英語を学ぶ具体的な3つのメリットと英語学習者のリアルな声

こんにちは。英語ライフスタイリストのRinaです。

「英語を話せるようになりたいけど、なかなかモチベーションが続かない…」

今日は、そんな時に読んで欲しい記事です。

いよいよ目前に迫ってきた東京2020、企業内の英語公用語化、増加し続ける外国人観光客。ウェブや電車の中吊り広告では、英会話スクールの宣伝をほぼ毎日目にするほど。

そんな中、英語の必要性をなんとなく感じてはいるけど、勉強は後回しにしていたり、いざ学び始めてみたいけど

・英語を学ぶ具体的な目標が曖昧
・頑張っても上達が感じられない
・英語を勉強しても日常で使う場所がない

そんなジレンマに陥ってしまうことってありませんか?
そしてふと疑問に思ったりしませんか?

「英語って本当に必要なの?」

ということで、今回は「英語を学ぶ具体的なメリット」について考えてみました。

ほぼ日本にいながら、ゼロから英語を習得してきた私自身の経験を踏まえつつ、英語ライフスタイリストとして現役で英語を教える中で、これまで出会ってきたクライアントさんとのやりとりを通じて感じている、個人的な意見をありのままにまとめました。

また最後に、私のインスタ英会話(@rina_english)でフォロワーさんに聞いてみた「英語を学んでいて良かったと思うこと」という質問について、現役英語学習者さんたちの生の声もご紹介していますので、是非チェックしてみてください。
 

英語を学ぶ具体的なメリットその1:情報量

情報量

もうこれは、いうまでもなく圧倒的です。

英語で情報をインプットできることで、日本語だけの世界に生きている時の何十倍、何百倍もの情報にアクセスすることが可能になります。

わかりやすいところで言えばネット検索です。

例えば「英語の効果的な学び方を知りたい」と思った時、日本語で「英語学習 コツ」とGoogle検索してみた場合、約35,000,000件の検索結果が出てきます(2019年10月末時点)。

でもこれを、同じく英語で “English learning tips” と検索をすると今度は10倍の約366,000,000件のヒットがあります。これだけでも、アクセスできる情報量に文字通り桁違いの圧倒的な差があることに気付きます。

確かに、日本で手に入る日本語のテキストや英語学習サービスを知りたければ、日本語で検索をした方が効率的ですが、最新の研究データやニッチな情報に加えて、日本人以外の人々がやっている学習法や海外の人と交流しながら学べるサービスなどは、英語でしか情報収集できないことが多いです。

また、自ら英語で情報を発信することによって、そこへアクセスしてくる人や反響として返ってくる情報量にも差が生まれます。

中には「情報が多い=良い」とは限らない!という人もいるでしょう。でもより多くの判断材料があった方がベター、というのが私の考えです。

英語で情報をインプットできれば、英語学習だけでなく、旅行、教育、買い物等あらゆる分野の情報を、直接自分の生活に取り込むことができ、より幅広い意見や観点を踏まえた上で、人生の取捨選択ができるようになります。
 

英語を学ぶ具体的なメリットその2:期待できる経済力

期待できる経済力

給与明細や預金残高の数字。

これは、ビジネスパーソンにとって最も切実な、かつ最も目に見えて顕在化しやすい格差と言えるかもしれません。

具体的なデータを見てみると、バイリンガルのための転職・求人情報サイト Daijob.com を展開する会社が2014年に行った「語学力と年収に関する調査」では、男女共に英語力の差が年収に影響しているという結果が出ています。

詳しい調査結果は下記のリンクを参照して頂きたいのですが、50代になる頃には男女ともに英語力によって収入に大きな差が出ています。特に顕著なのは女性で、50代になる頃には、英語がビジネス会話以上できる人とそうでない人との年収の差は、3倍にも広がっているという結果がでているのです。
(データ参照元:https://corp.daijob.com/pdf/news0918.pdf

また、英語力がある程度ついてきたら、企業に勤めてバイリンガルとして活躍の場を広げることはもちろん、さらにスキルをブラッシュアップする、あるいはもともと持っているスキルと組み合わせることで、副業をはじめたり、フリーランスとして活躍したりすることも可能になります。

具体的には、英会話講師、バイリンガルMC、通訳案内士、通訳・翻訳家などに加え、ウェブデザイナーやクリエイターとして世界中のクライアントから仕事を受注できるようになるかもしれませんし、可能性は無限です。最近では英語力を活用した YouTuber や TikToker もたくさん登場してきています!

こうした働き方は、「経済的な豊かさ」にダイレクトにつながるだけでなく、結婚や出産、子育てなど様々なライフイベントに合わせて個人の働き方を変化させるという選択肢ももたらしてくれます。だからこそ英語力は時代の変化に合わせた、個人の働き方改革を実現するツールのひとつとも言えるのではないでしょうか。

みなさんは、英語を使って仕事ができるとしたらどんなことに挑戦してみたいですか?

もちろん、英語ができるだけで収入があがるわけではありません。でも世界基準で見た時に、すでに英語を話すことは特別なことではなく、勝負の土俵にあがるための必須条件。

様々なキャリア選択がある中で、今後も、スキル・知識+英語力はより豊かな経済力を得るために、益々必要不可欠な切符になっていくと思います。
 

英語を学ぶ具体的なメリットその3:経験という豊かさ

経験という豊かさ

これは漠然としていて気付きにくいかもしれませんが、知らず知らずのうちに私たちの人生に最も大きなインパクトを与えています。

身近なところで言えば交友関係。

前回の記事でもご紹介しましたが、世界的にみて日本語人口が約1.2億人なのに対して、世界の英語人口は約15億人。

英語を話せるだけで、10倍以上多くの人と自分の言葉で繋がれる可能性が開くわけです。SNSの拡大やテクノロジーの進歩によって、世界の人とより身近に交流できる機会が増えれば増える程、いざという時の共通言語は、やはり「英語」です。

また、ビジネスでの経験をとっても様々な違いがあります。日本ではまだネイティブやバイリンガル人口が飽満とは言えない状況。だからこそ、英語が話せることで様々なチャンスを手にする可能性が生まれます。

個人的な体験を言えば、私が新卒で入社した企業はその年から英語が社内公用語になりました。社員向けウェブページも、ミーティングも、メールも、メッセも全て英語。

それがきっかけで、英語のできる社員は入社1、2年目から社長が出席する事業戦略会議のプレゼンを任されるなど…。逆に英語使用が当たり前になった社内では、英語ができない社員は肩身の狭い思いをする場面も多々ありました。

プライベートでも同様です。過去7年間、英語を教えつつ、英語力を活かしたキャリアコンサルをする中で感じてきたのは、英語学習者さんの多くは「英語を学ぶことによって物理的な満足より、精神的な充実感を得ている方が多い」ということです。
 

実際の英語学習者の声

実際の英語学習者の声

私は数年前に、英語をもっと身近に、気軽に学びあえる機会を作りたくて、インスタグラムでフレーズなどを紹介するようになりました。

今では、このインスタ英会話が私にとってたくさんの英語学習者さんとの交流の場にもなっているのですが、先日こちらでフォローしてくださっている皆さんに「英語を学んで良かったと思うことは?」と質問してみました。

その質問に対する、彼らのコメントを一部ご紹介します!

・色んな国の友達ができたこと❤
・色んな国の人と話せるようになった!
・海外の人と意思疎通できたとき!これにつきます❤
・ゲームしてて外国人と仲良くなれる。
・どこにでも住めて、どこででも仕事できて、どこで誰とでも恋愛もできる。
・旅行をしたときによりたくさんの情報を得られる!ローカルの秘密のスポットとか旅行で話せた!
・海外の有名人などの言葉をダイレクトに感じられる!(こういう文で表すんだ〜とか)
・自分に自信がもてました!
・相手の気持ちをわかってあげられた時。

このように、英語を学んで実際に「使ってみよう」と一歩踏み出した先には、想像以上に広く、豊かな世界が広がっています。

英語に限らず、新しい言語を習得するのは簡単なことではないかもしれません。

でも、学び続ける道のりの中で、少しずつ自分に自信をもてるようになるというのも、素敵なことですよね。結果だけでなく、学びのプロセスそのものにも意味があるように思います。
 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「英語を学ぶ具体的なメリット」について改めて考えてみました。

あなたにとって、手に入れたい豊かな人生ってどんなものですか?好きなこと、考えるだけでワクワクすることはありますか?

もちろん、日本にいたらまだまだ英語を話さなくても生きていけます。あるいは人生のフェーズによっては、今は英語よりも優先したい、優先すべき学びがあるかもしれません。

でも英語を学び使えるようになることで、より豊かな「①情報量、②経済力、③経験値」を手に入れることができる、というのが私の考えです。そして何より、これらを手に入れた先にあるのは「より多くの人生の選択肢」

思うように結果が出ない時、英語の上達を感じられない時、そんな時こそ少し深呼吸して、改めて「あなたにとって英語を学ぶ目的」をじっくりと感じてみて欲しいと思います。そして是非、「好き」や「ワクワクすること」に絡めて、英語の勉強をするというアプローチを試してみてください。

意義を感じるからこそ学びが楽しくなり、楽しくなるからこそよりクリエイティブに、効果的に英語を学び取れるようになっていくのだと思います。

あなたの英語学習がより充実したものとなるよう、今日の記事が参考になれば幸いです。