DMM英会話ブログ編集部
(更新)
ホームパーティーで、誰かがこう切り出す。「ちょっと聞いてくれ!こんな傑作なジョークがあるんだ!」。ステレオタイプな、外国のパーティー場面でよく見られる光景です。こんなハードルを上げる切り出し方は、なかなかできるものではありませんが、その肝っ玉に脱帽しながらも、どんなジョークが飛び出すか期待してしまいますよね。
誰しも人を笑わせる難しさを痛感したことはありますよね?語学力もさることながら、特にジョークには文化や歴史、民族性への理解が求められますから。「もっとみんなの笑いをとりたいのに‥」。そんな思いをされている方は、手っ取り早くアメリカンジョークを覚えると同時に、英語も勉強してしまいましょう。
Father: "When Abe Lincoln was your age, he was studying books by the light of the fireplace."
His son: "When Lincoln was your age, he was President."
父親 「リンカーンが君の年だったとき、彼は暖炉の火で勉強していたそうだよ。」
息子 「リンカーンがお父さんの年だったとき、彼は大統領だったよね。」
Teacher: "George Washington not only chopped down his father's Cherry tree, but also admitted doing it. Now do you know why his father didn't punish him?"
One Student: "Because George still had the axe in his hand."
先生: 「ジョージ・ワシントンはお父さんの桜の木を折ったことを正直に認めました。しかし彼のお父さんはワシントンを罰しませんでした。何故でしょう?」
生徒: 「ジョージが、まだ手に斧を持っていたからです。」
Customer: "Excuse me, but I saw your thumb in my soup when you were carrying it."
Waitress: "Oh, that's okay. The soup isn't hot."
お客:「すいません、運ぶ時に君の親指がスープに入っていたようなんだが…」
ウェイトレス:「大丈夫ですよ。やけどしていませんよ。」
Short skirts have a tendency to make men polite. Have you ever seen a man get on a bus ahead of one?
ミニスカートは男性を紳士にする。先にバスへ乗り込む男性はいないからだ。
The balding middle-aged man asked his barber, "Why charge me the full price for cutting my hair -- there's so little of it."
"Well, "said the barber, "actually I make little charge for cutting it. What you're paying for is my searching for it!"
床屋で髪の毛のほとんどない客が「どうして髪の毛が普通の客とほとんどない私とが同じ料金なんだ」と文句を言った。
床屋は「それはあなたの髪の毛がどこにあるかを探す料金ですよ」と答えた。
A young woman who was worried about her habit of biting her fingernails down to the quick was advised by a friend to take up yoga.
She did, and soon her fingernails were growing normally.
Her friend asked her if yoga had totally cured her nervousness.
"No, "she replied, "but now I can reach my toe-nails so I bite them instead."
爪の肉の部分まで噛んでしまう癖のある女性を心配して、彼女の友達がヨガを始めるようアドバイスをした。しばらくすると、彼女の指の爪は普通になった。
友人が、彼女の神経質が直ったのかを聞いてみると、彼女はこう答えた。
「いいえ、でも今は、足の指を噛めるようになったの。」
A woman walked up to a little old man rocking in a chair on his porch.
"I couldn't help noticing how happy you look," she said. "What's your secret for a long happy life?"
"I smoke three packs of cigarettes a day," he said. "I also drink a case of whiskey a week, eat fatty foods, and never exercise."
"That's amazing, "the woman said. "How old are you?"
"Twenty-six," he said.
ある日、女の人が通りを歩いていると、ポーチでゆったり座っている初老の男性を見かけ、話しかけた。
「あなたはとっても幸せそうに見えます。長い人生、そんなに幸せにしていられる秘訣は何ですか?」
「私はたばこを1日に3箱吸います。ウィスキーを1週間で1ケース飲みます。脂肪分の多い食べ物を食べて、運動は全くしません。」
「それは驚きです。いったいあなたはおいくつですか?」
「26歳です。」
"Doctor, doctor, I can't get to sleep."
"Sit on the edge of the bed. You'll soon drop off."
「先生、先生、どうしても眠ることができないんです。」
「ベッドの端に座ってください。そうすればすぐに眠る(落ちる)ことができますよ。」
"drop off" には、「居眠りする」と「落ちる」の意味があります。
"Did you hear about the new restaurant on the moon?"
"Great food but no atmosphere."
「月面に新しくできたレストランのこともう聞いた?」
「料理は最高、でも雰囲気(空気)がないね。」
"atmosphere" には「雰囲気」と「空気」の意味があります。
Little Johnny: "Teacher, can I go to the bathroom?"
Teacher: "Little Johnny, MAY I go to the bathroom?"
Little Johnny: "But I asked first!"
ジョニー少年:「先生!僕はトイレに行けますか?」
先生:「ジョニー、トイレに行っても良いですか?」
ジョニー少年:「僕が先です!」
"can" よりも "may" が正しいことを示したジョークです。先生は、ジョニーの言い方を丁寧にするように諭しているのに、それを理解していないジョニーとの間でミスコミュニケーションが起きています。極端に言えば "May I" は相手の許可権限を尊重することに重きを置き、 "Can I" は自分に権利が有る(規則などにより可能な場合も含む)かを聞く言葉です。
"Hey, man! Please call me a taxi."
"Yes, sir. You are a taxi."
ホテルのフロントなどでの場面です。「タクシーを呼んでくれ」と言うつもりがこれでは「タクシーと呼んでくれ」と言っています。相手は律儀に「承知しましたタクシー様」と馬鹿丁寧に答えているのが面白いですね。タクシーを呼んでほしい場合は"Please call a taxi for me."と言いましょう。
Marriage is like a violin. After all the beautiful music is over, the strings are still attached.
「結婚とはバイオリンのようなものだ。うつくしい音色が終わっても、弦(付帯条件)はまだ残っている。」
string=付帯条件とは契約に付随する義務や取り決めのことです。愛は終わっても義務は残るという世知辛いジョークです。
Marriage is an agreement in which a man loses his bachelor degree and woman gains her master.
「結婚とは、 男性は独身 (学士号)を失い、女性は主人 (修士号)を得ること。」
"bachelor" には独身という意味と学士号という意味が、 "master" には主人という意味と修士号という意味があります。
いかがでしたか?ジョークの理解には、英語への深い理解が必要なこともわかっていただけたと思います。最後に、外国語を学習するみなさんにぴったりのジョークをお届けしたいと思います。
A family of mice were surprised by a big cat.
Father Mouse jumped and said, "Bow-wow!"
The cat ran away.
"What was that, Father?" asked Baby Mouse.
"Well, son, that's why it's important to learn a foreign language."
ネズミの一家が大きな猫に襲われた。
お父さんネズミが猫に飛びかかって「ワンワン」と叫ぶと、猫は退散した。
「お父さん、今の何?」と子どもネズミが聞くと、お父さんネズミはこう答えた。
「外国語の勉強は大切ってことさ」