知夏七未
(更新)
はじめまして!4月からDMMブログにて連載をさせて頂くことになりました知夏七未と申します。
私は非帰国子女ですが、英語を身に付け、現在ではダンサーやモデルとして海外イベント等に参加させていただいています。
そんな経験を活かし、英語学習に役立つヒントや、英語を身に付けた先にある世界中のドキドキワクワクを、皆様にお伝えしていければと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします♪
今回は始まりの季節にふさわしいテーマでお届けします。
それは…“英語学習を継続させるための3ステップ”について。
大人になった今やりたいことができ、改めて英語を学ぼう!
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
4月になって心機一転、英語学習の目標をすでに立てた方もいらっしゃるかもしれません。
どんなに要領よく効率的に学習するとしても、ある程度の“続ける力”は語学学習に欠かせません。
しかし、“続ける”ということは意外と難しいもの。
特に、忙しい毎日を送っている大人が、原動力無しに英語を学び続けることはほぼ不可能です。
その原動力となるものが、英語学習をする目標なのです。
ただ実はこの目標、立てる際のポイントがあるんです。
それは3ステップでの目標設定をするという事。
ただやみくもに掲げてみても、なかなかモチベーションが上がらなかったり、気づけば学習がフェードアウトしてしまったりしがちです。
3ステップの目標を、1つずつ明確化することで、モチベーションを保つことができ、学習も継続させることが出来ます。
キーワードは“わくわく感”と“見える化”。
では、実際に目標設定ですべきことを、ステップを追って見ていきましょう。
最初に設定すべきものは野望です。目標なんて小さなものではありません。
野望は、壮大であればあるほど、
一生かけても叶うかわからないようなものの方がむしろベターです。
地球一周旅行をする、
巨大グローバル企業の社長になる、
ハリウッド俳優/女優と結婚する、
NASAからロケットで飛び立って宇宙に移住する
・・・・・などなど
叶う可能性は気にする必要はありません。
気にするべきポイントは自分が“わくわくするか”だけ。
この野望を設定する目的は、“モチベーションの維持”です。
もし、こんなことが出来たら最高にワクワクする
という夢を好きなだけ思い描き、そして書き出してみてください。
そして、目につきやすいところにセットします。
部屋の壁に貼ってもよし、携帯やPCの待ち受け画面に設定してもよし。
そんな目立つようなことはしたくない、という方は手帳の裏表紙に書くなどしても構いません。
しかし、どこに書いたかわからない、という状態にならないように気を付けましょう。
語学を習得するには、それなりの努力と時間が必要です。
今、やる気にあふれている皆さんでも、心が折れそうになったり、
気合が入らないこともあるでしょう。
そんな時には書き出した野望を見て、
なぜ英語を学びたいと思ったか
英語が出来るようになったらこの夢に1歩近づける
ということを思い出してください。
会社命令で英語を学び始めた、という方は何も浮かばないかもしれません。
そんな方も、まずはワクワクすることを想像してみてください。
会社を辞めて南国で自由な生活でも、石油王と結婚して一生遊んで暮らすでも、なんでも構いません。
とにかく、自分の心が躍るようなことを。
あ~こんなことが出来たらいいな、
英語が出来たらこの理想に近づけるな、
という自分の野望が明確になれば、英語学習だって楽しいものになります。
大人だって夢を見るのは自由。
こっそり壮大な野望を抱きましょう。
次に設定するのは現実的な目標です。
野望と目標は混合されがちなのですが、
野望と違ってここで設定する目標は必ず達成しなければなりません。
TOEICで~点を取る
映画を字幕なしで見られるようになる
日常会話をマスターする
などはすべて野望ではなく叶えるべき目標です。
またいつか叶えられたらいいと思う野望と違って、
目標は自分で達成しなくてはならないので期限が必要です。
期限を設定しないと、ずるずる達成が遅れがち。
~月までに、
今年中に、
など必ず期限を決めましょう。
そして手帳やカレンダーに目標を達成する期日を明記しておきます。
自分で決めた期日が迫っていることを忘れないようにすることが重要です。
もちろん達成できなければ延長となりますが、その際も次の期日を設けること。
期限があるとやる気が出て頑張れたりするものです。
逆に、“いつか”にしてしまうと、いつまでも叶えなれなくなります。
目標は、その先にある野望に近づくためのステップであり、最終ゴールではありません。
この目標を最終ゴールにしてしまうと、“わくわく感不足”で英語学習が辛くなってしまいます。
必ずしもひとつ目標を達成したから野望が叶う、というわけではありません。
理想の自分に近づくためのステップとして目標を設定し、
目標をクリアし続けていくことで、
気がづいたときには英語の実力がついているはずです。
最後に、実際の学習内容、課題を決めます。
毎日の学習が難しい場合は週単位でも構いません。
目標が人によって異なるため、学習内容も様々ですが、ここで重要なのは“数値化”することです。
毎日もしくは毎週、自分への課題として、
DMM英会話を○回○分行う、
英単語を○個覚える
音読を○回行う
など、明確な数字にします。
一番やってはいけないのは
“できるだけ”多く
“なるべく”たくさん
などと言ったタスク内容にすること。
これは、99%フェードアウトします。
忙しい時もあるでしょう。そんな時はタスクがこなせなくても構いません。
大事なのは、その日のタスク達成率がはっきりしていること。
この日は30%できた、
この日は0%だった、
でも他の日にタスクを2倍頑張ったから、週全体で見たら80%はこなせた。
というように。
あまりにも負担が大きいのなら、タスクを減らすことも必要です。
しかし、それも明確な数字があるから計算できること。
“できるだけ”“なるべく”と言ったタスク設定は、タスクなしと同じ意味でしかありません。
必ず数字にして、それを基準にした学習をしましょう。
私が一番英語を勉強していたのは学生時代でしたが、
その当時は方眼紙にタスクの線を引いてマス目を塗りつぶすことで、
何%こなせているか目で見えるようにしていました。
スパルタな英語学習をしたい方は、進歩が一目瞭然になるのでお試しください。
英語学習を継続させる為の3ステップ
1.壮大な野望 ”わくわく”する大きな野望を目に見えるところへ。
2.現実的な目標 期限までに必ず達成しなければならない現実的な目標設定。
3.実際の学習内容、課題 数値化された学習課題を設定し、達成率をはっきりさせる。
日々の学習はとても地道。
でもタスクをこなし続けていると、自分で設定した目標の達成に繋がるはずです。
そして、目標を達成し遙か遠くにある野望に少しずつ近づいている。と感じられたら、
もう皆さんは「英語やめたい!」なんて思わないはず。
“わくわく感”と“見える化”がキーワードの“3ステップの目標設定”で、
日々の学習が大きな夢に繋がっていることを感じて頂ければと思います。
この記事を読んで頂いた今日、皆さんが新たに目標を掲げるチャンスです。
1野望、2目標、3課題と段階を追って、それぞれが繋がるように考えてみましょう。
今日から、わくわくしながら英語学習スタートです!
ちなみに、私の野望は何だったかといいますと、
“世界中に友達を作ること”。
この夢は今でも変わらない、私の原動力です。
この野望があるから英語学習やその他の活動も続けることができました。
有難いことに気づけば友達がいる国は100ヶ国に迫っています。
英語が出来たら、世界中のドキドキワクワクがぐっと身近になります。
そんな楽しさを、是非皆さんと共有していけたらいいなと思います。
それではまた、See you~!