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春から始める新 ”英語” 生活、学生も社会人も新たなスタートを切るなら今!

春から始める新 ”英語” 生活、学生も社会人も新たなスタートを切るなら今!

春から始める新 ”英語” 生活

春、こんなに切なくときめく季節があるでしょうか。

桜の枝は羽を広げるように大空へ、
まるでこれからの新しい人生の船出を祝福するかのように、
誇らしげに伸びていきます。

出会いも別れも、すべて包み込んだ終わりと始まりの季節。

多くの学生さん、そして社会人のみなさんが新生活を始めるのもこの時期なのだと思います。

新しいクラスメート、これから始まる仕事、そして新しい職場など
たくさんの人の生活がガラッと変わる、まさに新生活の始まり。

さてさて、今年1年英語を頑張るぞ、と息巻いて目標を立てたみなさん、
その後いかがでしょうか?

英語、楽しめていますか?

もし、あなたの答えがYESでなくても、
問題ありません。

そして、これを読んでくれているあなたが
「英語始めたいなあ、でもいつ始めようかきっかけがないんだよなあ。」
と思われているなら、今がチャンス。

そう、英語を始めるのに最適な時期は新年ではなく、
まさに今、新生活が始まる今なのです。

英語を始めるのに遅すぎる、なんてことは決してありません。
ただ、始めるべきタイミングは確かにあります。

この春をその時にしてみませんか?

新しい生活に新習慣、英語を取り込む方法

英語を始めるのに「春」が最適な理由、
それは生活の変わり目である、ということからすべては始まります。

新年の始まり、は年の切り替わり。
気持ちの切り替えにはもってこいの季節だと思います。
新しい目標、新年の抱負も立てやすい。

でも、よくよく考えてみると生活がかわるわけではありません。
お正月休みを挟んで、また昨年の終わりと同じ環境へ戻る、
という方がほとんどではないでしょうか?

新年は気持ちの切り替えにはベストタイミングではあるけれど、
生活そのものが変わるわけではないので、立てた目標が実は
あまり定着しないケースが多いんですね。

実際、今年の新年の目標をこの春までしっかり胸に刻んで
日々邁進している、という人はかなりの意思の持ち主ではないでしょうか?

多くの方がなあなあになってしまったり、もうなんなら忘れてたりして…

そう、人はもともと怠惰な生き物。
そこはもう、みんなそうなわけで。

であれば、どうするか、この新しい生活の始まりに
今一度立て直し、習慣化してしまいましょう。

それが春にしかできないこと、
つまりそれこそが新 ”英語” 生活を始めるのに
春がベストタイミングであることの厳然たる理由なのです。

英語を身につけるために必要なことは沢山あるのですが、
これを抜きにして何も始まらない、というものこそ
この「習慣化」です。

ここで問いたいのですが、みなさんが今身につけているスキル
(なんでもいいです、歯磨きでも料理でも、スマホの早打ちでも)
で、習慣化してないものってありますか?

ないはずです。そして、特に意識もしてこなかったはずです。

習慣とはやる気に左右されない、唯一無二の成功の秘訣

なのです。

目標設定に欠かせない5つの項目

今一度、新年の抱負を立てた方、振り返ってみませんか?

以下の5項目のチェックアップを参考にしてみてください。

目標設定のチェックリスト

目標設定

そして、これは同時にこれから目標を立てるときのチェックポイント
にもなっています。

春からの新生活のスタートとともに、英語の目標も一緒に立ててみましょう。
この5つの項目をしっかり満たせているか、ぜひチェックしてみてください。

すべて大事な項目です。
自分がなんのためにそもそも英語をやろうとしているのか、
という質問は、これから必ず来る「迷った時」への一番の答えになります。

いつまでにやろうとしているのか?という質問は
取り組み方への度合いを左右します。
のんびり1日5分でゆっくりでいいのか、毎日最低2時間の学習がいるのか、
は期日によって大きく異なってきます。

継続可能かどうか?
も大事なポイントなんです。

ダイエットと同じ発想で、短期間食事を抜いて超短期的に体重が落ちたとして、
それを本来の意味でのダイエットの成功と呼べるでしょうか?

体重とは生涯というスパンで考えた時のアベレージであるべきです。
非常に短いごく一時期だけ痩せていた、という状態は審美的効果は短期間に
あったとしても、健康を目的としたダイエットという文脈では
あまり意味のないものかもしれません。
日々、無理なく続けられる目標を設定しましょう。

ワクワクできるか?という問いは継続可能なものへのスパイスです。
ワクワクできるものを積極的に選びましょう。

選んでいいんです、楽しんでいいんです、好きなことを、そして楽しいことを。
そこを妥協してはいけないんです。

英語が成長する人に共通しているのはいつもワクワクしてること。
喜びをいつも感じているんですね。
人は「快」を求める生き物なのだと思います。

だからこそ、自分の興味の湧くもの、本当に好きなものに
貪欲になる姿勢をぜひ貫いて欲しいと思います。

思いっきり好きなことを、思いっきり好きなだけ。
英語を学ぶって自由な世界なんです。

最後の問いかけもとっても大事です。

人はイメージに大きく左右されます。
それは僕たちが思ってるより大きな力を持つもの。
なんか嫌なイメージがある、なんとなくそんなイメージのあるものには
自然と距離を置くものです。

人が無意識に反応する、「なんとなく」という感覚。
英語では “For some reason."
なんて言ったりしますが、特にわけもなく、ということ沢山ありますよね。

だからこそ、そのイメージを意識的に生み出すんです。

英語ができるようになった自分は、どこで誰と、何について話しているか?
もっといける人はどんな景色、どんな服装、どんな匂い、どんな温度、
どんどんイメージを具体化していきましょう。

そのイメージに、どんどん近づいていけばいいんです。

そしてそのイメージがあれば自分がそこにたどり着くために何が足りないかも
自然と気づくはずです。

そしてこの最大の効果は

人と比べるマインドがなくなる

ということなんです。
英語の成長は誰かとの比較ではありません。

比べるべきは自分、なんです。
これまでの自分と比べ、そしてイメージの中の未来の自分と比べ、
成長していくもの。

メンタル的なものなのですが、英語学習はフィジカルとメンタルの両輪です。
非常に大きな要素の一つなのです。

この5つのチェックアップ項目、今一度見直してみてくださいね。

習慣化のための3つのポイント

さて、目標を立てられたら次にすべきこと、
それが習慣化なんです。

それこそが、この季節が新 “英語” 生活を始めるのに
うってつけの季節だ、というところにつながってきます。

英語学習を習慣化するための3つのポイント

習慣化3ポイント

時間と場所を固定する、というのは習慣化には実はかなり大きな要素なんです。
逆に言うとアトランダムな場所、気分が乗っている時間、にいつでもしてよい
というタスクを人は自然にはこなせないものです。

ここは心理戦です。
パブロフの犬よろしく、もう時間と場所を固定してしまいましょう。

例えば僕はお風呂場にこんなものを貼っています。

セレン春_1

朝起きた時、夜寝る前、いつもこの質問に英語で答える習慣です。
僕にとって英語を話す機会がない、という言い訳はこれでもう通用しません。

なんでもいいんです。まずは簡単なことから始めてみましょう。

でもその際に、場所と時間を固定してみるんです。

電車の中、ベッドの中、起きた机の上、授業の始まる1分でも、
仕事の休憩中の5分でもいい。

新習慣を手にいれる第一ステップは、
時間と場所を固定する。

です。

次の背伸びをしない、こともとっても大切です。

始めるときはみんなやる気満々なので、難しいものにチャレンジ
しようとするんですね。それも人の常です。
とってもよくわかります。

僕も英語を始めたばかりの時も読んでもわからないTIMEを無理して読もうとしたり、
英字新聞を買ってみたり、英語のラジオを聞いてみたり、と。

今思うとほとんどわかってなかったと思います。
でも、なんだか伸びるような気がして続けてたんです。

結果どうなったか。

どうにもならなかった。何も伸びてないんですね。
身の丈にあったもの、を選ぶ意識を強く持って欲しいと思います。

見栄なんて張らなくていい、カッコなんかつけなくていい。
自分に必要なものを等身大で選んであげましょう。

それがいつしかストレスのない習慣になっていくのです。

最後の取り組むときに何も考えない、
これが僕は個人的に最も大事だと思っています。

テスト勉強の前とかになぜか普段しない部屋掃除始める行動、
起こしたことありませんか?(笑)

僕は学生時代しょっちゅうでした。
テスト前だけ急に綺麗好きになってました(笑)

あれって要は逃避行動なんですね。
めんどくさいなー、やりたくないなー、でもやらなきゃなー
という思いが別のことに向かってしまう。
何かをしていることには変わらないのに、違うことをしてしまうんですね。

これ、なんで起こるかというとやる前にあれこれ考えてしまうから、なんです。
脳が身体を支配している、と考える人は多いですが、
これ、どうやら逆なんですね。

動くことで脳が刺激を受ける。

やる気ってなんで出るか?
やる気はやるから出るんです。

めんどくさいと思ってたけどやってみたら意外と楽しくて
あっという間に終わっちゃった、みたいな経験ありませんか?

それは何も考えずに始めた結果、行動し、
その行動を受けてやる気が出てきたからなんですね。

やる気

やる気はやるから出る。

これは結構大事な視点です。

そのために気をつけておくべきポイントは
始める前にあれこれ考えずに、
スッと始めるようにすること。

ほんとにやる気がないかどうかは始めてから判断すればいいんです。
やる前に判断しようとするとやらない方に流れてしまう。

人は怠惰なものだからです。(二度目)

ただ同時に、やる気さえ起これば行動するのも人間です。

この3つのポイントぜひ、利用してみてください。

厳選、新 ”英語” 習慣にオススメWEBサービス&アプリ&PODCAST

さて、今回の記事の最後に新習慣に取り入れやすいものを選んでみました。
インターフェイスや機能がシンプルで取り組みやすいもの、
質の良い内容、更新頻度がしっかりしているもの、そしてレベル的に英語学習のスタートに最適なもの
を選んでみました。

まずは自宅や職場などからパソコンを使う方に
ウェブ系のオススメ3選。

おすすめWEBサービス

Daily Pronunciation Practice

Daily Pronunciation Practice
難易度★★☆☆☆
効くもの:発音、スピーキング
価格:無料
http://www.manythings.org/lar/

毎日更新されるシンプルな短文が音声とともに流れる、発音の練習用サイト。
繰り返しの間隔が選べるので練習にも最適、ボリュームも少なく
毎日取り組むにはとっても良いサイトです。
英語のスタートは発音から。
しっかり聞いて、その音を真似してみましょう。

News In Levels

news in levels

難易度★★☆☆☆
効くもの:リーディング、ボキャブラリー
価格:無料
http://www.newsinlevels.com/#

自分のレベルに合わせた難易度にニュースの内容をフィックスしてくれるサイト。

英語で情報を得る感覚をこのサイトでぜひ見につけてください。
簡単な英語を読むことは何もみなさんのレベルが低いことをいみするわけではありません。
簡単な英語を丁寧に読む力、が今後の英語の大きな土台になります。
TOEICなどで求められる力は簡単な英語を正確に読む力。
簡単な英語を丁寧に読む習慣は、かなり大きな力になります。
英語を始めた初期の頃、僕がやっていなくてとても後悔していることの一つが
この簡単な英語をしっかり日々読むという習慣です。

The Japan Times ST

japan times

難易度★★★☆☆
効くもの:リーディング、ボキャブラリー
価格:無料
http://st.japantimes.co.jp/essay/

英字新聞社ジャパンタイムズによる英語学習サイトの中のエッセイコーナー。
The Japan Times STというものがそもそも日本人の英語学習者のために作られている
ものなので、非常にユーザーフレンドリーな部分が多い。

シンプルな英語に日本語訳がついたもの、というのは英語を読む力を上げるために
非常に有力なツールです。
その上でウェブ上で、僕が一番オススメなのはここです。

ライターのセレクトがどういう基準で行われているかはわからないのですが、
ネイティブから日本人などのノンネイティブまでが英語を使ってエッセイを載せています。
日本語訳、マウスオーバーの辞書機能など、読むときのストレスを減らす工夫もたくさん
されていて読み手に優しいサイトです。

おすすめPODCAST

春からのスキマ時間活用法に最適なのはやはり移動時間ではないでしょうか?
電車の中で使えるスマホアプリ&PODCASTを紹介します。

スピードラーニング

難易度★★★☆☆
効くもの:リスニング(カジュアルなアメリカ英語)
価格:無料
http://www.eigo-kikinagashi.jp/
スピードラーニング

おすすめPODCAST
一つ目はこれ。
えっと思う方。
まあ、そこには色々触れずにおきますが、
信じて欲しいと思います。

このPODCAST、むちゃくちゃオススメです。
二人のネイティブスピーカーでただお喋りをするだけの
内容なんですが、この速度、この難易度、この内容で
ネイティブ同士の会話を好きなだけ聞ける機会って意外と少ないんです。
自然な英語の速度に慣れるという点においてはとってもオススメです。

自然な英語なので初めはすべてはわからないと思います。
それでもまずはオッケー。

自分が3人目の話者であるかのように、しっかり耳を傾ける癖をつけましょう。
速度に慣れる、英語での自然な会話の肌触りに慣れていくというプロセスは
とっても大事です。

BBC 6Minutes English

bbc

難易度★★★☆☆
効くもの:リスニング(ややフォーマルなイギリス英語)
価格:無料
http://www.bbc.co.uk/podcasts/series/6min

イギリスの放送局BBCの運営するポッドキャスト、
さすがの丁寧な作りで安心感があります。

内容も英語学習者向けなので、比較的わかりやすいです。

6分という長さも電車の中、毎日聞く、という習慣化には
向いていると思います。

簡単すぎる、というような評判を聞くのですが、
そんなことはありません。

このレベルがしっかりわかるようになれば、
かなり自由に英語「で」楽しめるレベルだと思います。

オススメのアプリ

POLYGLOTS

polyglots

難易度★★★☆☆
効くもの:リーディング
価格:無料
http://www.polyglots.net/

既存のリーディングアプリではこのPOLYGLOTSが総合ナンバー1かなあと
いう印象で、英語リーディング系のアプリの動向を眺めています。

カスタマイズ、つまりユーザーの読む力を上げることに特化した機能が
どんどんアップデートされ、日々進化しています。

興味のあるカテゴリーを選べ、難易度表示があり、WPMといって読む速度も設定できる、
速読ができるプロセスをしっかり辿れるアプリです。

ユーザーの英語を読む速度を上げることにかなりフォーカスしていて
インターフェイスのデザインも素敵です。

使わない手はないと思います。
興味のあるものを、続けられる範囲で、背伸びせず、習慣にしてみてください。

リアル英会話

リアル英会話

難易度★★☆☆☆
効くもの:スピーキング、リスニング、フレーズ
価格:400円
https://itunes.apple.com/jp/app/real-ying-hui-hua/id373563219?mt=8

日常会話などで使われるフレーズをかなりの数、学ぶことができます。
信じられない頻度でどんどんフレーズも追加されていて、
もうフレーズ集なんかの他の書籍を駆逐してしまうのではないか
というくらい使える表現がたくさんあります。

日本人からのこんな表現を知りたい、というリクエストコーナーも秀逸で
日本人が苦手な英語表現のデータベース化しています。
時間のあるときに目を通すだけでも、スピーキング力のアップにつながります。

どう使えばいいのか?という質問をよくもらうので、
参考までに僕の使い方を紹介すると、
大まかに分けて3つです。

1、目を通す(知らない表現を知るプロセス)
2、知らなかったものをお気に入り登録する(=言えない表現集なので、音読の素材に)
3、リクエストコーナーを瞬間英作トレーニング。

この3つをするだけで、かなりスピーキング力アップに効いてきます。
またフレーズ集のほうには音声も付いているのでリスニングにも効きます。
しっかり文脈を理解し、場面を想像しながら聞く癖をつけるといいと思います。

まとめ

以上、オススメ英語ツールまとめでした。
後は4月といえば、NHKの語学番組の編成も新しくなるタイミングですよね。
ラジオやテレビという日常に非常に密接なツールを使って日々取り組むのも一つの手です。
質の高い教材と内容で有名なNHKの番組を使って、新英語習慣にもチャレンジしてみては?

NHK語学番組一覧
https://cgi2.nhk.or.jp/gogaku/english/

新しい季節は習慣化にチャレンジ!

新生活、って言葉ワクワクしますよね。
たくさんの人と出会い、そしてこれまでなかったことが
たくさん起こる季節なのだと思います。

この春、という新しい船出の季節をしっかり英語の習慣化に
繋げてみてください。

これまで新年の抱負を決めることで英語を身につけることに挫折を
してきた方などにも春はとてもオススメです。

新しい季節、新しい自分に出会えるように、
ぜひ習慣化にチャレンジみてください。

みなさんの新 “英語” 生活、応援しています。

セレン