Mizuho
(更新)
DMM英会話の大人気教材、「デイリーニュース」。
世界の最新ニュースや、日本語では読めないような情報もお届けしています。
さて、先月はどんな記事やニュースが人気だったのでしょうか?
本記事では、2021年11月にもっともよく読まれた記事TOP5をランキング形式でご紹介します。
興味を持った記事があれば、ぜひレッスンで使ってみてくださいね!
では早速見ていきましょう!
第5位は、近年発展目覚ましいロボットについてです。
Food Delivery Robots Are Becoming Even More Popular
「ますます人気が高まるフードデリバリーロボット」
レベル6:Intermediate (中級)
【ニュース概要】
「フード デリバリーロボットを製造している会社によると、新型コロナウィルスの大流行によってロボットが普及したという」
「これは働き手が不足し、消費者が非接触型の配達を好むようになったからである」
日本でも新型コロナウィルスの流行によって、デリバリーを頼むことや直接配達員の方と対面しない「置き配」を選ぶことが増えましたよね。
「食品デリバリー」といえば、「Uber Eats」を思い浮かべる人が多いはずです。このUber Eatsですが, 2019年から2020年にかけて、ユーザー数や登録店舗数、配達対応都市の数が飛躍的に伸び、利益は152%増加したそう(出典:Business of Apps)。そのほかにも、米国ではGrubHub、Seamless、DoorDashなどさまざまなデリバリーサービスが台頭しています。
このように拡大を進めているフード デリバリーですが、みなさんのもとにロボットが配達してきたらどうでしょうか?
日本でも「配達ロボット」の実証実験が始まっていますが、すでに欧米ではロボットによるデリバリーが少しずつ定着し始めているそう。多くの場合、大学のキャンパスでまず実験をしてから歩道での導入をしています。
あのデリバリーピザの大手も、ロボットを使ったデリバリーに向けて動いているそうですよ。しかも、このロボットは歩道ではないところを移動する予定。どんな計画なのでしょうか?
This blog section features a Daily News article written by The Associated Press.
第4位は、特に女性が感じているという燃え尽き症候群についてです。
Burnout Rising Among Women in the Workplace
「職場で増加する女性の燃え尽き症候群」
レベル 8:Advanced(上級)
【ニュース概要】
「男性も女性も、昨年に比べると燃え尽きた気持ちになることが増えている。特に女性はその傾向が強いようだ」
「新型コロナウィルスの大流行が、ほかの要因と並んで、少なくとも部分的にはこの傾向に影響していると考えられる」
しばしば話題に上がる、女性の社会進出。これは各国女性の管理職における割合や、政治化の割合によって見られます。
国際労働機関の調査によると、日本の企業において、中〜上級の管理職に就いている女性の割合は、2020年の時点で14.5%でした。ほかの調査では、日本での女性管理職の割合は10%にも満たないという結果も出ています。それに対し、ロシアでは42%、アメリカでは40.9%で、高い水準で女性が経済活動に参画していることが見て取れます(出典:国際労働機関)。
女性の活躍は喜ばしいことですが、この記事によると男性に比べて女性のほうが燃え尽き症候群に陥りやすい傾向が強いそう。それは仮に同じようなポジションだとしても、女性のほうがストレスを感じる要因が多いため。
ではなぜ男性に比べて、女性のほうが燃え尽き症候群に陥りやすいのでしょうか? そして女性が燃え尽き症候群にならないためには、どんな対策をすればいいのでしょうか? この答えはニュース記事をチェックしてみてくださいね!
This blog section features a Daily News article written by Karen Turtle.
Most Remote Workers Judge Each Other's Home Offices
「大半のリモートワーカー、お互いのホームオフィスを評価」
レベル6: Intermediate(中級)
【ニュース概要】
「新しい調査によると、私たちの多くはリモートワーク中のビデオ通話の際に、同僚のオフィス空間を評価している」
「しかし、人びとはリモートワークに満足しているようでもある:61%がオフィス勤務よりも在宅勤務の方が快適だと述べている」
新型コロナウィルスの影響もあり、リモートワーク環境はこの2年間で大きく拡充されました。実際に、以前は雇用型就業者の9.8%のみだったリモートワーカーの割合は、2021年に19.7%まで増加しました(出典:国土交通省)。
こうしてリモートワークをする機会が増えて、ビデオ通話中にほかの人の部屋の様子が気になったことはありませんか?
例えば長い間知っている同僚の部屋を初めて目にしたときに、「こういう感じなんだ!」と驚いたことのある人もいるかもしれませんね。このように人の部屋を目にすると、自分の部屋がどうやって映っているのかも気になるもの。普段気にしないのに、ビデオ通話で映る自分の部屋を見てみると、改めて気付かされることがあるんですよね。
その結果、部屋の片付けや模様替えをしたという人も少なくないかもしれません。リモートワークのメリットは、こうして自分に合った環境に部屋をアップデートできることでしょう。
ただ、リモートワークには上記のようなメリットもあれば、課題もあります。アメリカで行われた心理学の研究によると、ビデオ通話の際にカメラをつけた状態にしておくと、より疲労を感じやすいという結果が報告されました。
こうした影響をふまえて、今後はどのような働き方が主流になっていくのでしょうか? 記事をチェックして、理想の働き方について考えてみてもいいかもしれませんね。
This blog section features a Daily News article written by Ryan Coogan.
なかなか思い通りに旅行に行けない日々が続いていますね。第2位は、そんな旅行についての話題です。
Lonely Planet Announces Top Places to Visit in 2022
「ロンリープラネットが2022年に訪れるべき旅行先の上位を発表」
レベル6: Intermediate(中級)
【ニュース概要】
「旅行ガイド会社のロンリープラネットが、2022年に訪れるべき旅行先の上位を発表した」
「毎年、ロンリープラネットの従業員やライター、提携企業がそれぞれのお気に入りの場所を提案する」
旅行に行くときには、ガイドブックが欠かせませんよね。ロンリープラネットは世界各地のガイドブックを出版し、業界No.1と言われています。そんなロンリープラネットの関係者たちが、2022年に訪れるべきだと考える旅の行き先を発表しました。
これは旅先だからこそできるユニークな体験など、さまざまな点を考慮して選ばれたもの。
どんな行き先が選ばれたのでしょうか? ニュースをチェックしてみましょう。日本のある地域も選ばれていますよ!
This blog section features a Daily News article written by Vanessa Gibbs.
第1位は、肥満と健康に関する議論についてです。
Staying Active May Be More Important than Losing Weight
「アクティブでいることは減量よりも重要かもしれない」
レベル8:Advanced(上級)
【ニュース概要】
「グレン・ゲイサー著の『脂肪の大嘘:体重と健康の真実』は、肥満の人でも健康でいられると論ずる」
「数々の研究によると、実は体重の増減を繰り返すことは、死に至るリスクを高める可能性がある」
人によっていろいろな考え方がありますが、肥満は「体脂肪が過剰に蓄積した状態」のことを指します(出典:厚生労働省)。また一般的に、肥満の状態は高血圧や糖尿病、脳梗塞などを引き起こす可能性があると考えられていますよね。
2019年のデータですが、日本でBMI25以上(肥満)とされている人は全体の26.3%です(出典:厚生労働省)。大抵の場合、こうした肥満を解消しようとしたときには体重に注目することが多いはず。
しかしこの記事で取り上げているゲイサー氏によると、「体重を偏重すること」は実は健康を保つうえで効果的ではないそう。
では、健康でいるためにはどんなポイントを押さえればいいのでしょうか? 詳細はニュース記事をチェックしてみてくださいね。
This blog section features a Daily News article written by Mike Kanert.
2021年11月は、テック系の話題から働き方、旅行、健康にいたるまで、実にバリエーションに富んだトピックがTOP5にランクインしました。
第1位となった肥満と健康の関係性は、その意外性に驚いた人も多いのではないでしょうか。
気になるニュースがあった人は、ぜひレッスンで使ってみましょう。その後、インターネットでこの話題について検索してみることをオススメします。
例えば第1位の記事なら、ゲイサー氏について調べてみると、YouTubeに掲載されているインタビュー動画などが見つかります。
こうすることでより深く理解したり、さまざまな人の意見を知ることができます。また、デイリーニュース記事で登場した単語やフレーズ以外にも触れることができるので、表現の幅を広げるのにも役立ちますよ。
そしてそれらを踏まえて、もう一度レッスンで同じ記事を使ってみると、最初に使ったときとは違った見方でディスカッションに臨めるはずです。
今後もデイリーニュースで世界の情報の扉を開いて、英語学習に活かしてくださいね!