Kurumi
(更新)
DMM英会話の大人気教材、「デイリーニュース」。
世界の最新ニュースや、日本語では読めないような情報もお届けしています。
さて、先月はどんな記事やニュースが人気だったのでしょうか?
本記事では、2021年12月にもっともよく読まれた記事TOP5をランキング形式でご紹介します。
興味を持った記事があれば、ぜひレッスンで使ってみてくださいね!
では早速見ていきましょう!
第5位は、睡眠についてです。
Asian Nations Top Lists of Sleep-Deprived Countries
「睡眠不足の国、アジア諸国が上位にランクイン」
レベル6:Intermediate (中級)
【ニュース概要】
「米睡眠財団によると、睡眠は私たちの健康にとって重要であり、ほとんどの成人は毎晩7~9時間の睡眠を必要としている」
「しかし、多くの人は十分な睡眠を取っておらず、『睡眠不足』に陥っている。 そして、一部の国は他の国よりも大きな問題を抱えている」
健康を維持するのに大切な睡眠。みなさんは十分な睡眠時間をとれていますか?
慢性的な睡眠不足は日中の眠気や意欲低下・記憶力減退など精神機能の低下を引き起こすだけではなく、高血圧などの生活習慣病の発症に関わっています。(出典:厚生労働省e-ヘルスネット)
また、こちらのニュース記事によると、睡眠不足が心臓病の発症リスクを上げるとのことです。
このように、睡眠不足は健康に悪いとはわかっていても、ついつい夜更かしをして寝不足になってしまう人は少なくないでしょう。
なんと今回の世界の睡眠時間調査によると、世界でもっとも睡眠時間が短いのは、わたしたち日本人だったそうです!
どうして、日本人の睡眠時間は短いのでしょうか?
また、よい睡眠をとって睡眠時間を長くするためには、どのような対策をすればいいのでしょうか?
答えはニュース記事をチェックしてみてくださいね!
This blog section features a Daily News article written by Jenny Whelan.
Survey Finds What Makes a 'Perfect Job'
「『理想の仕事』の条件、調査で明らかに」
レベル6:Intermediate (中級)
【ニュース概要】
「1週間あたりの労働時間から年間所得額まで、『理想の仕事』に人々が求めるものがどのようなものであるかが新たな調査で明らかになった」
「調査対象者の95%は、仕事を楽しむためには職場環境が重要であると回答」
近年の新型コロナウイルスのパンデミックにより、テレワークの導入など、働く環境が大きく変化しました。それにより、理想の仕事に対する新しい価値観を得た人も多いはず。
理想の仕事を考える上でまず思いつくのは、「労働時間」や「給料」「人間関係」等でしょうか。
この調査が行われたイギリスの状況はというと、イギリス人の平均労働時間が年間1,367時間だそうで、OECD加盟34カ国のうちで3番目に少なく(OECD調査)、よいワークライフバランスがとれているよう。
一方で、平均の給料は47,147ドルで、加盟国平均49,165ドルと近い数字になっています(OECD調査)。
イギリスのポンドはユーロやドルよりも強いので、給与がよいイメージがありますが、実際には平均的な水準のよう。ちなみに日本の平均勤務時間は1,598時間、平均給与は38,515ドルです。
さて、今回の調査では、そんなイギリス人の考える理想の労働時間、理想の給料、通勤時間が明らかになりました。
彼らの考える、「理想の仕事の条件」はどのようなものなのでしょうか?
This blog section features a Daily News article written by Ryan Coogan.
Poor at Remembering Faces? You Might Be 'Face Blind'
「顔を覚えるのが苦手な人は『失顔症』かもしれない」
レベル8:Advanced (上級)
【ニュース概要】
「もしあなたが顔を覚える記憶力がなければ、『失顔症』として知られている相貌失認かもしれません」
「研究によると、50人に1人は発達性相貌失認であり、その人たちは自分で気がついていないという」
みなさんは、ドラマの登場人物の顔を覚えられずに、内容がわかり難いと感じたことはありますか?
または以前会った人の顔を覚えておらず、「はじめまして」と言って「以前に会ったことがありますよ」と言われた経験はないですか?
もし、そのような症状が日常的にある方は、“prosopagnosia” かもしれません。
“prosopagnosia” は相貌失認(そうぼうしつにん)のことで、「失顔症」としても知られています。症状がひどい場合だと、家族の顔や自分自身の顔を認識できないということもあるそうです。
「失顔症」の症状がある人は具体的にどのような問題を抱えているのでしょうか? 社会生活においてどんな障害があるのでしょうか? 詳細はニュース記事をチェックしてみてくださいね。
ニュースを読んでさらに興味を持った人は、ロンドン大学バークベック・カレッジが公開している「顔認識テスト」(PC専用)をやってみてください。このテストでは自分がどれぐらい「失顔症」の可能性があるかを英語で判定してくれますよ。
This blog section features a Daily News article written by Karen Turtle.
第2位は、日本人科学者の新発明についてのニュース。
Scientists Create Glowing Face Mask to Detect COVID-19
「科学者がコロナウイルスがついたら光るマスクを開発」
レベル8:Advanced (上級)
【ニュース概要】
「コロナウイルスとの戦いの中、日本の科学者が、ウイルスを検知したときにUVライトを当てると光る新しいマスクを開発した」
「もしマスクの販売が認められれば、自宅でウイルスに感染しているか簡単にテストできるようになる」
新型コロナウィルスの影響で、マスクは私たちの生活に欠かせないものとなっています。
「ウイルスがついたら光るマスク」なんて、猫型ロボットのポケットから出てきそうですよね。
開発したのは日本人で、京都府立大学の塚本康浩学長。
この開発は世界でも注目されていて、海外メディアも報道しています。
なんと研究に使われたのは、鳥類の最大種である「ダチョウ」。
なぜダチョウが開発に使われたのでしょうか?
またこのマスクは、どのような仕組みでコロナウイルスを検知することができるのでしょうか?
This blog section features a Daily News article written by Chiara Leone-Ganado.
第1位は、人生の生きがいをテーマにした記事です。
Survey Asks What Makes Life Meaningful
「生きがいを与えるものについて問う調査」
レベル6:Intermediate (中級)
【ニュース概要】
「生きがいを与えるものは人によって異なるが、それは年齢や住んでいる場所によっても変わることが調査で判明した」
「すべての年齢層において、ほとんどの調査参加者は家族が自分に生きがいを与えていると答えた」
生きがいが欲しい、生きがいを見つけたい、と考える人はきっと多いはず。
ただ、生きがいとは一体何なのかと問われると、はっきり答えるのが難しいものです。
辞書で調べてみると、次のような意味を持つよう。
出典:goo辞書
今回の調査では、日本を含む16カ国の方を対象に、人生のどの部分に生きがいを見い出すかについて質問しています。
多くの人にとってなにが生きがいとなっているのでしょうか? 記事をチェックして、自分の生きがいについて考えてみてもいいかもしれませんね!
ちなみに、この「生きがい」という言葉は、“ikigai” として海外でそのまま使われています。
2017年にスペイン人の日本愛好家の方が出版した「Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life」という書籍がきっかけで広く知られるようになりました。
なぜ日本語そのままになっているかというと、この日本語に値する訳が英語にないからだそうです。
こちらの動画で本の内容がわかりやすく紹介されていますので、興味を持った方は見てみてください。
This blog section features a Daily News article written by Vanessa Gibbs.
2021年12月は、健康や世相を表すコロナウイルス関連のニュースなどがTOP5にランクインしました。
気になるニュースがあれば、ぜひ次のレッスンで使ってみてくださいね!
その際に、以下のようなフレーズを使うと、会話が盛り上がったり新たな発見があるかもしれません。
「このニュース記事を読んだことがありますか?」
「他の生徒さんはどんな意見でしたか?」
今後もデイリーニュースで世界の情報の扉を開いて、英語学習に活かしていきましょう!