masa osada
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もしも、英語を上達させる近道があるとしたら、試してみたいと思いませんか?
ただ、正攻法で勉強をしても、どこか退屈で心から楽しめないものです。そこでオススメなのが、「英語を学ぶ」のではなく「英語 “で” 学ぶ」という方法。「英語がわからないから英語を勉強してるのに、英語で何かを学ぶなんて絶対無理!」と思うかもしれませんが、騙されたと思って一度試してみてください。「生きた英語」を楽しみながら身につけることができますよ。
今回は「英語で学ぶ」のにピッタリのウェブサービス「Snapguide」を紹介します。
さて、英語「で」どんなことを学びたいですか?
突然言われてもイメージは浮かばないかもしれませんが、まずは自分の好きなジャンルを選ぶのがオススメです。興味のあるトピックであれば、分からない英語があっても意味を推測しやすいですし、単語もより覚えやすくなります。
特に、日常生活に則したトピックであれば、得た知識をすぐに役立てることができるので達成感も感じやすいでしょう。たとえば、僕の場合ですと、最近では子育てが日常生活の多くの割合を占めているので、子育てについての情報をよく読んでいますが、モチベーションアップにも繋がりますよ。
自分が興味のある実用的な英語のトピックを探すのにもってこいのサイトが「Snapguide」です。
約4年前にリリースされた英語のハウツー情報サイトで、読者が自分でハウツーを気軽に投稿することができ、その見やすいデザインもあいまって、英語圏でとても話題になりました。
大きく分けて17のジャンルのハウツーが掲載されているのですが、今回はその中から1つの変わったハウツーをピックアップして紹介します。
紙コップとセロハンテープという身近にあるものだけを使い、携帯電話用のスピーカーを作るハウツーです。ちょっと変わった情報ですが、覚えておくと、友だちとキャンプやバーベキューをするときに、役に立つかもしれませんよ。
ステップ1の冒頭から、日常生活では見慣れない単語が出てきますね。
“X-acto knife” というのは「エグザクトナイフ」と読みます。刃の先が鋭いカッターの商品名です。他にも、紙コップの底の部分を “exterior bottom” と呼ぶことや、切りとった底を取り外すことを "detach" と表現するなど、たったこれだけの短い英文でも、生きた英語に触れることができます。
いくつかの行程を経て、最後は2つのカップをつなぎ合わせ、携帯電話を挿し込みます。テープで留めることを "tape them together" と表現していますね(画像左)。言われてみればすぐに分かる表現なのですが、なかなかパッとは出てこない言い回しかと思います。
すべてのステップを見たい方は、「How to Make Phone Speakers With To-Go Cups - Snapguide」をご覧ください。
X-acto knife | エグザクトナイフ(商品名:刃の先が鋭いカッター) |
---|---|
exterior bottom | 紙コップの底の部分 |
detach | 底を取り外す |
tape them together | テープで留める |
Snapguideには、他にも「カルボナーラの作り方」「上手なポートレート写真の撮り方」「上手な髪の結い方」「犬にお座りを教える方法」「車のタイヤの交換方法」などなど、初歩的なものから専門的なものまで様々な情報が掲載されています。さらには「ハロウィン用特殊メイクのやり方」といったかなりニッチなハウツーもありますよ。
どのトピックも読みやすい分量のものばかり。たくさんの写真が使われているので、英語が得意でないという人も、辞書を使いながらスムーズに読み進められるでしょう。
Snapguide以外にも「wikiHow」や「eHow」など、得意とするジャンルが異なるハウツーサイトもありますので、それぞれを見比べてみてくださいね。ぜひ、この記事をきっかけに「英語で学ぶ」ことにチャレンジしてもらえたら嬉しいです。
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