
“What time is it now?” にどう答える?英語の時間の言い方完全攻略ガイド【図解付き】

英語で What time is it now?「今何時?」と突然聞かれたら、パッと答えられる自信はありますか?一見難しそうに感じますが、時間の言い回しのルールさえ理解すればスムーズに答えられます。
そこで今回は、時間を表現するための基本から応用まで、実践的なフレーズを図解付きでまとめました!地域ごとの違いも紹介します。
読み終わる頃には、きっと自信を持って時間が答えられるようになりますよ。
英語で時間を伝える基本ルール
What time is it now?
「今何時?」
と聞かれたら、基本的には次のように答えます。
It’s 1 o’clock.
「1時です」
It’s 10 p.m.
「午後10時です」
単に 1 o’clock. と言うことも可能ですが、ちゃんとした文章で言う場合には it’s を使いましょう。 普段の会話では It’s one. のように o’clock を省略しても通じます。
英語で時間を伝える基本的な形式は It’s 〜 です。数字だけで答えることも可能ですが、正しい文章で伝えるためには It’s を使うのが一般的です。
この it’s は、天気などを示すときの
It’s sunny today.
「今日は晴れです」
などと同じで「それは」という意味はありません。This is や That is などに差し替えることもできない仕組みになっています。時間の場合も「それは1時です」という意味ではないので、慣習的に It’s ◯◯. というものだと覚えておきましょう。
「〇時〇分」の言い方
例えば「4時23分」は、英語で次のように言います。
It’s four twenty- three.
「4時23分です」
英語には「時」「分」と単位を表現する習慣がなく、単純に数字を並べたものになります。直訳すると「4、23です」でしょうか。最初は若干の違和感があるかもしれませんが、これできちんと通じます。
この数字を羅列する方法が最も基本的な形。4時ではなく11時だった場合は、
It’s eleven twenty- three.
「11時23分です」
数字を置き換えるだけですべての時間に対応できます。
「〇分前」「〇分過ぎ」の表現

アメリカ英語では基本的に上記の通り時刻の数字を言いますが、実はイギリス英語では「何分前」や「何分過ぎ」の表現を使うこともあります。
例えば「8時10分前」と言いたいときは、つまり「7時50分」のことを指しているので、
It’s ten to 8.
「あと10分で8時です」
となります。
基本的には、あと10分、15分、20分など、最大でも30分以下の場合の表現によく使います。日本語でも、1時10分のときに「2時まであと50分です」とは言わないですよね。
「1/2」「1/4」という考え方
上記のイギリス式のルールでは、「6時30分です」と伝えるときに時刻の数字をしっかり言うのではなく、
It’s half past six.
「6時半です」
という表現をすることがあります。日本語でも「6時半」のように、ちょうど半分すぎていることを示す表現がありますよね。
それでは、「6時15分」の場合はどうでしょうか?
It’s a quarter past six.
「6時15分です」
このように quarter を使った言い方をすることもあるんです。 quarter の前には単数を表す a が付くので要注意。
そして同様に「6時45分」でも、
It’s a quarter to seven.
「6時45分です」
という言い回しがされます。
実は、英語圏もしくは西洋文化圏では「1/4」すなわち quarter という概念がとても強く根付いています。これは時間を表す場合でも同様で、「6時1/4過ぎ」や「6時3/4過ぎ」といった表現がとてもポピュラーなんです。
このイギリス式の考え方を図にまとめました!

では、復習クイズです。
What time is it now?
「今何時?」
感覚でスラっと言えるまで練習してみてくださいね。
まとめ
いろいろな言い方がある時間の英語。あくまでも基本は It’s seven forty-five. のように「 It’s から始めて数字を並べる」という手法ですが、紹介したように国や地域によって言い方の違いもあります。それぞれ使いこなせるようになるとよりネイティブ感が増しますね!
あとはとにかく実践あるのみ!
時差のあるところに住んでいる先生と、レッスンで「今何時ですか?」と質問しあってみてくださいね!
