Veryを使うのをやめよう!代わりに使える形容詞20選
「とても」「すごく」と言いたいとき、very を連発しがちだったりしませんか?
very さえ使えばどんな修飾語も簡単に強調できるので大変便利ですが、頼りすぎると幼稚な印象を与えてしまいます。
very を使わずに伝えられる言い換え表現はたくさんあります。少しずつ新しい言葉を増やしていきましょう。語彙が豊かになれば表現することがもっと楽しくなりますよ!
今回は、very を使わずに表せる形容表現を集めてご紹介します!
Happy の代わりに使える形容詞
overjoyed
「ものすごく」の意味を持つ接頭辞 over- がすでに付いていることから、joy(喜び)を強調する表現であることがわかります。大喜びする様子を表す形容詞です。
thrilled
日本語で「スリルがある」というと「ハラハラドキドキ」のサスペンスや、恐怖で「ゾクゾクする」ようなときに使いますよね。
英語ではそういった「怖い」ニュアンスはありません。ワクワクして待ちきれないような喜びを表すのに使います。
be on cloud nine
「雲No.9の上にいる」といった意味の不思議な表現ですが、最高に嬉しい気持ちを表すイディオムです。日本語だと「天にも昇るような」といった表現がありますね。
Sad の代わりに使える形容詞
heartbroken
「ハートブレイク」というカタカナ語もあるので heartbroken がどんな状態を表すか、きっと想像が付きますよね。胸が張り裂けそうな強い悲しみを表す表現です。
miserable
悲惨や不幸を意味する名詞 misery の形容詞形です。みじめで悲惨な気持ちを表します。
depressed
失望で気が落ち込んだ状態を表します。名詞形 depression は「うつ病」のことです。
Angry の代わりに使える形容詞
furious
「激高、激怒、怒り狂った」のような激しい怒りを表します。
irritated
これは「イライラしている」という意味です。
現在形で使うこともできます。
lose one’s temper
「堪忍袋の緒が切れる」というニュアンスで激怒する様子を表す表現がこちらです。
Tired の代わりに使える形容詞
exhausted
疲れ切って疲弊した様子を表します。「エネルギーなどを使い果たす」という意味の動詞 exhaust から来ています。
dead (tired)
「死んだ」という意味の dead は「疲れ果てた」様子を表すスラングでもあります。英語では電池切れを表すのにも dead を使います。バッテリー切れで動かなくなった様子を思い浮かべるとよいでしょう。
worn out
モノがすっかり使い古された状態を表す表現です。体調について述べるのに使えば「エネルギーを使い切ってクタクタ」な様子を表します。
Cold/Hot の代わりに使える形容詞
freezing
freeze(凍る)から来ている言葉です。実際に凍っていなくても、凍るほど冷たい/寒いときに使います。
icy
氷(ice)の形容詞形 icy を使えば、very cold を一言で表せます。
scorching
これは照りつける暑さ、焼けつくような暑さを表現します。「焦がす」や「あぶる」という意味の動詞 scorch からきています。
sweltering
同じ very hot を表す言葉でも、こちらは「うだるような」と表現されるイメージの暑さを表します。
Small/Big の代わりに使える形容詞
tiny
very small と言う必要はありません。tiny という言葉だけで量やサイズがとても小さいことが伝わります。
petite
フランス語で「小さい」を意味する「プチ/petit」に繋がる言葉です。「小柄な」といった意味で、女性に対して使われることが多いです。
enormous
これは「甚大」「巨大」という意味です。
massive
massive を使うと、規模や大きさにおいて big であることを感じさせます。
語彙力を増やしてネイティブっぽい表現を使おう!
どんな単語でも強調できるvery は、とっても便利な言葉ですが、豊かな英語を使えるようになりたいと思うなら、very に頼らない表現を増やす心掛けが必要です。
いろいろな表現が使えるようになったら、英語が一層楽しくなりますよ!
名詞や動詞の形容詞形にした言葉も多くありました。ひっくるめて覚えたら一石二鳥以上ですよね。