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20歳、DMM英会話と共に挑んだ、バンド初の海外ツアー 【大学生デザイナーバンドマン×DMM英会話:Part3】

20歳、DMM英会話と共に挑んだ、バンド初の海外ツアー 【大学生デザイナーバンドマン×DMM英会話:Part3】

カナダ在住、フリーランスグラフィックデザイナーでバンドマンの新井リオ(@_arairio)です。

連載『大学生デザイナーバンドマンがDMM英会話を始めて、海外で仕事をするまでの3年間の話』も、今回で3回目。

Part3は、「20歳、DMM英会話と共に挑んだ、バンド初の海外ツアー」編です。

いよいよ本格的に英語の勉強を始めると、僕のバンドPENs+はカナダで初の海外ライブツアーを行うことに…。

まだまだ英語が話せなかった僕が、わらにもすがる思いでたどり着いたのがDMM英会話でした。

今日は、僕が20歳の頃の話です。

【前回までのストーリー】
・Part1
「18歳、アメリカの来日バンドと共演し海外を志す」編

 

・Part2
「19歳、フィリピン留学と青春のアメリカ縦断1人旅」編

本格的な英語学習のスタート

フィリピン短期留学、アメリカ横断バックパッカー1人旅を終え、ただの“海外への憧れ”は“海外でなにか面白いことをしたい”に変わっていました。

同時に“英語が話せるようになりたい”という気持ちもいよいよピークを迎え、20歳の誕生日を過ぎた頃から、本格的に「英語が話せるようになるための練習」を始めます。

まずはそれまで漠然としていた「英語が話せる」の定義を、「自分の言いたいことが、詰まらずに口からスラっと出てくるスキル」と決め、僕は英語学習を開始しました。

英語日記

教科書をそのまま覚えても、その例文は“僕にとって”は全く実用性がありませんでした。

そこで僕は「自分の身の回りで起きたこと」に特化して、それを英語で話せるようにすればいいのでは!と、“英語フレーズ日記”を開始しました。

【英語フレーズ日記のやり方】
※上記画像参照

 

1. 長すぎず短すぎない3文くらいの日記を日本語で書く
2. ネットで言い回しを調べながら自力で英語に翻訳する
3. ネイティブに添削してもらう。
(当時はLang-8というサイトを使っていましたが、DMM英会話を始めてからは先生に添削してもらっています)

これで、日記という名の、「覚えたらそのまま使える、自分専用のフレーズ集」の完成です。

僕は Tumblr に日記更新用のアカウントを作って、1日1枚、その日の写真も添えて更新していました。こうすることでイメージとして頭にも残り、定着しやすいです。Instagramでやってもいいと思います!

フレーズストック

そして、日頃から頭で思っていることを全て英語で考えてみることに。
すると、バンバンわからない言い回しが出てきます。

これをLINEの“1人トークグループ”にどんどんメモしていき、オリジナルの「デジタル単語帳」を作りました。

↑このような感じです。

検索もできて、非常に便利。

これらの詳しい勉強法については、僕のブログ『独学3年間の努力と道のり。日本で英語が話せるようになった僕の勉強法』にまとめているので是非ご覧ください!

こうして、受験期のような「とりあえず単語帳…」といった勉強よりもずっと実用的な、“自分が実際に使う英語”のインプット方法を身につけた僕ですが、まだ足りないものがありました。

それは、

「実際に英語を話す」という経験。

英語が話したいのに、「英語を話す」練習をしていなかったのです。

というか、どうすればいいかわからなかった。

どこに行けば外国人がいるの?
会えたとしても、人見知りなこの性格で、話せるかな?

そんな不安を抱えたまま勉強をしていた僕に、転機が訪れます。

カナダライブツアー

2015年、まだ寒い1月のある日。

カナダの3都市(トロント、モントリオール、バンクーバー)で毎年行われるライブツアー「Next Music From Tokyo」の主催者から、僕のバンドPENs+に出演オファーが届きます。

海外の音楽や文化、雰囲気に完全に虜になっていた僕は、「いつか誰かに引っかかればいいな…」と期待して、外国人向けに Bandcamp という、アメリカで流行っている“インディーズ版iTunes”のようなサイトに自分のページを作り、発信していました。

すると、外国人からどんどんコメントが来るように…!
PENs+はいわゆる“歌モノ”ではなく、複雑なギターの絡み合いが特徴なので、日本語歌詞のわからない外国人ファンにもウケたのだと思います。

そしてついにはカナダツアーのオファーが。

高校生の頃からやっている“音楽”に、“海外”という新たな興味を掛け合わせる。

僕がまさにやりたかったことです。

もちろんオファーを引き受け、トントン拍子でその年の6月にカナダツアーに行くことに。

うおーーーワクワクする!!!

.

.

.

あれ、でも待てよ。

俺、まだ英語話せないよな。

タイムリミット:半年

そこから6月のツアーまで、僕の英語猛特訓が始まります。

誰がなんと言おうと、半年後に僕はカナダでライブをしているのです。

ゴールを先に設定してしまおう。

「時間がある」と思うとなかなか実行に移らない。

逆に、「いつまでにこれをやらなきゃいけない」と事前に決めてしまえば、それまでになんとかゴールに達成できるよう、僕たちはあの手この手を考えます。

そしてお金も時間も限られていた僕が必死に探し考え抜き、辿り着いた方法が“オンラインレッスン”でした。

ネットでDMM英会話の存在を知る

ネットでDMM英会話の存在を初めて知った時、衝撃を受けました。

調べれば調べるほどメリットだらけ。
無料体験で一気にハマり、「自分が探していたのはコレだ!!!」と即入会。

僕が思う、DMM英会話の魅力は3つ。

① 毎日できる:「25分が毎朝の習慣に」

土日も関係なく、本当に毎日。
なにかを習得するには、2~3時間を週一回ではなく、短い時間でいいので毎日継続して行うのが、絶対に効率的で効果的。
25分というのは、毎朝少し早起きして、大学に行く前にやるのにちょうど良い時間でした。

② 講師が多国籍:「英語力を伸ばしつつ、多文化を感じる」

「フィリピン人講師のみ」というサービスが多い中で、DMM英会話では「80カ国以上の講師」が在籍しているとのこと。

「ただ英語が話したい」だけでなく、とにかく「海外で面白いこと」がしたかった僕は、様々な国籍の先生から話を聞き、その国の特色を感じながらレッスンを受けられることにワクワクしました。

③ 超安い:「スキルにお金を払う経験を得る」
そして値段。1日1レッスンなら月5500円。

美味しいご飯もおしゃれな服も良いんだけど、「スキル習得にお金をかける」と、まわりまわって、それがいつか「自分の価値」に変わる。

長期的な目でみるとこっちの方が“良い買い物”
というか“最高の自己投資”

学校ではこういう大事なこと、意外と教えてくれないんですよね。

それにオフラインの英会話スクールだと高額なので、学生には手が出しにくいのですが、月5500円ならバイト代で全然払えちゃいます。

「スキル習得にお金を払い、未来の自分に投資する」ことの重要性を学んだ経験でした。

学生は特に、この経験必要だと思います。

猛レッスン

猛勉強ならぬ、猛レッスン

フリートーク、デイリーニュース、写真描写、ディスカッション、とりあえず一通り試しました。

マンツーマンだから、どのレッスンでも英語喋りっぱなし。

わからないフレーズはどんどんLINEの「Phrase Stock」に貯め、新しく覚えたボキャブラリーは「英語日記」へ。

そして次のレッスンでその新しいフレーズを使って会話をしてみる。

「これは英語伸びるわ」と、率直に思いました。

やっぱり、英語が話したいなら、英語を話さないと。

机上の勉強なんて知識付けにすぎません。

もちろんどちらも同時にやらなければだめですが、今まで机上の勉強しかやってこなかった僕たちが「英語を話す」ことができないのは、「実際に話す経験」が圧倒的に足りていなかったから。

でも大丈夫。
DMM今から毎日やれば、間に合う。

「先生、ライブでいう言葉を一緒に考えて!」

レッスンは1対1の完全マンツーマンなので、「自分のやりたいこと」だけを、周りの目を気にせずにできるのがいいところ。

僕は、数ヶ月後のカナダツアーに備えて、

I will tour in Canada soon. Could you help me to come up with things to say during my shows?
(近々カナダでライブをするんです。ライブ中にいう言葉を一緒に考えてくれませんか?)

とお願いし、添削やアドバイスを受けながら、授業中に「ライブMC」を完成させました。

なんとオリジナルな使い方。

そして、これをどうやって効率良く覚えるか。

僕は、とにかく『ひとりごと』で覚えました。

最初は英文を見ながら。徐々に、見ないでも言えるようにする。

“本番をシミュレーションしながら”言うのがポイントです。

ちなみに「フレーズストック」も「英語日記」も、全部「ひとりごと」で口に出し何回も繰り返すことで覚えました。

座って音読もいいですが、「歩きながら」(体を動かしながら)行う暗記は定着率が上がります。

このようにして、僕の“英語が話せる人”の定義である

「自分の言いたいことが詰まらずに口からスラっと出る人」

を目指して、猛練習しました。

出発前

いよいよ、カナダツアー本番を控えた僕。

この数ヶ月はほぼDMM英会話に費やしました。

特にレッスンで習った言葉の復習と定着に力を入れ、

大学に通い、アルバイトをし、デザインの仕事もし、バンド練習を続けながらも、毎日、下の4つを徹底し、1日最低3~4時間は英語を勉強していました。

・DMM英会話
・フレーズストック
・英語日記
・英語ひとりごと

そして、それを数ヶ月間続けた手応えはというと…

まだまだ言葉には詰まるけど、

“簡単な言葉でゆっくり言えば自分の言いたいことはほとんど言える”

というレベルになりました!

(…と、当時は自信満々に思っていました。)

今考えたら、単純な英語力でいうと“まだまだ”なレベルでしたが、英語を話すって結局、ミスを恥ずかしがらずに自信を持って話せる“メンタル”の部分が大きいので、そのメンタルをあの短期間で最大限に伸ばすことができたと思います。

“自分、英語話せます”みたいなオーラがナチュラルに出ちゃうほどの自信がついたら、正直勝ち

実際周りの人は、「文法の正確さ」とかそこまで厳密に意識して聞いてないので、「英語が話せる風」にどんどん話しちゃえば、結構ちゃんと話せているように見えます。

もちろん使える英会話力もつくし、その実践的なレッスンスタイルは、僕たちに自信まで届けてくれる。

いろんな意味で最高に頼もしい武器が、僕にとってのDMM英会話でした。

カナダツアー本番

いざ、カナダへ。

空港に迎えに来てくれた現地スタッフと、早速英語で話してみる。

「あれ、結構いけるかも。」

のちに、そのカナダ人スタッフに「I was wondering why you spoke English so well!(なんでそんなに英語うまく話せるのか不思議に思ってたよ!)」と言われ、努力が少し報われた気がしました。

そして、ライブ本番。

DMMの先生と一緒に考えたMCを、緊張とともに口に出します。

外国人数百人の前での初演奏は、とてつもないプレッシャー。

しかもPENs+はライブ初日のトップバッター。

正直、演奏の100倍くらい、“英語でのMC”に緊張していました。

本当にたくさん練習したので、未だに覚えています。

Hi everyone, we are PENs+ from Tokyo. I am really glad we get to play shows in Canada. I have always been wanted to come to foreign countries to play shows. I am also a graphic designer and designed the poster. You can also see our merchandise over there. I designed all of them as well, be free to check them out!

This is an unforgettable experience and it is also the first time that 3 of my interests “Music”, “Design” and “Traveling Abroad” could be connected. One of my dreams came true tonight!

みなさん、東京から来ました、ペンズです。カナダでライブができるなんて、本当に嬉しいです。僕は音楽と海外が本当に大好きで、海外でライブをしてみたいとずっと思っていました。あと僕はデザイナーもやっていて、このイベントのポスターもデザインしました。向こうに見えるグッズは僕がデザインしたものなので、良かったらそれも見ていってください。

これは僕の大好きなことである「音楽」「デザイン」「海外」が繋がった、初めてで、最高の、忘れられない経験です。今夜、ついに夢が叶いました!

言い終わった時には、会場から大きな拍手と歓声が。
特に最後の「夢が叶った!」の部分ではめちゃくちゃ盛り上がりました。

20歳、小さなジャパニーズボーイの、精一杯の拙い英語一つ一つにエナジーが宿る。
それが異国の地でしっかりと伝わり、国籍を超え、多くの人の心を動かす。

感極まって、演奏前に泣くところでした。
あぶない。

19歳で初めて1人で海外に行き、その魅力に惹かれ、必死に英語を勉強しました。

独学で突き進むのは大変だったけど、諦めないでよかった。

結果、ライブツアーは、初めて演奏するカナダという土地でソールドアウトの会場が出るほどの大成功。

持っていったデザイングッズ・CDも全て売り切れました。

僕の人生の3本柱、
「音楽」「デザイン」「海外」
がまさに繋がった、一生忘れることのできない経験。

言葉にできないほど尊いあの瞬間たちは、一生僕の脳裏に焼きつき、いつまでも鮮明に蘇る。

英語が表現のツールであることの自覚

このカナダツアーでの一番の収穫は、
「英語は勉強の対象ではなく、自分を表現するツールである」と自覚できたこと。

“海外での音楽活動を手助けするためのツール”として使うことによって、まだまだな僕の英語でも、多くの外国人を感動させることができました。

時に目的を見失って、「ただ英語を勉強する」ことが最終目標になってしまう人がいます。

僕は、単純な英語レベルで言えば、“ネイティブ・ハーフ・帰国子女”の方たちにはもう勝てないと思っています。

絶対的に勝てないゴールは、最初から目指さない。

その代わり、自分が1位になれるゴールを作ってしまう。

僕は、自分の得意分野である「音楽」と「デザイン」の可能性を最大限に広げるための“ツール”として「英語」に向き合うことに決めました。

「バンド」「デザイン」「英語・海外」これらを全てうまく繋げることができれば、僕だけの新しいジャンルが開けるかもしれない。

カナダツアーは、そんな僕の“オンリーワンへの可能性”を広げてくれた、かけがえのない体験でした。

おわりに

僕の英語・海外に対する意識を変えてくれたカナダツアー。
その成功への一番の立役者が、“DMM英会話”でした。
僕に自信をくれてありがとう。

次回 Part4 は、カナダから帰国後の、僕の日本での生活の話。

「日本でできる英語の独学勉強法」と、「効率的なDMM英会話の使い方」について。

また、その年の終わり頃、
カナダツアーが忘れられなかった僕はついに、「カナダへの移住」を考え始めます…。

次回も、お楽しみに。

僕のブログ「arairio.com – 新井リオの英語Blog」では、カナダ滞在記(留学・ワーホリ情報や海外での生活)を日々更新しています。良かったらチェックしてみてください!

そして最後に。
僕は本当にDMM英会話の魅力にハマり、今ではこうやって連載記事まで書かせていただいている次第です。(嬉しい)

本当に効率的で、安くて、効果もすぐに現れる。
それでいて、単純に楽しい。

英語に少しでも興味のある全日本人に、英会話のファーストステップとしてやってほしいです。

DMM英会話では無料の体験レッスンが2回まで受けられます。

ここで実際にやるかやらないかで、今後、自分の生きる数十年の世界が変わるかも。

ではまた。