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英語力ゼロからアメリカに20年居住!Sachi講師インタビュー後編 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】

英語力ゼロからアメリカに20年居住!Sachi講師インタビュー後編 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】

DMM英会話の新サービス 日本人アドバイザー「これ聞いてeKnow?」がリリースされました!

海外経験豊富な日本人アドバイザーから、留学や海外生活、時には国際結婚まで(!)「これ聞いていいの?」という疑問を気軽に解決できるサービスです。

そこで今回は、日本人アドバイザーのSachi講師にお話を伺いました!

Sachi講師はアメリカに居住し、ファッションデザイナーをはじめ、バーテンダーやIT関連などさまざまな仕事に携わってきました。
20年にも及ぶ海外生活でのさまざまな出来事や、英語でのコミュニケーションで意識していた工夫など、リアルで役に立つ体験談の後半をお届けします!

インタビュー前編はこちら

会話のコツはショッピングチャンネルにあり!?

衣装デザイナーとして、コミュニケーションで心がけていたことはありますか?

サイズを採寸するときに、身体中全部のサイズを測るんですよ。スリーサイズどころかもう本当に首の長さとか太さとか足の長さとか。そうすると1〜2時間はかかるので会話をせずシーンとしてるわけにはいかない(笑)。

でも、身体を触っているときにとるコミュニケーションはすごく繊細で。それぞれみんなコンプレックスを持っているわけですよ。なので測る側としても「足が長い」や「短い」とか、容姿について相手がネガティブに感じてしまうことは一切言わないようにしていました。

コンプレックスは人それぞれ違いますもんね。

そうなんですよね。採寸中に身体のコンプレックスについて話し始める方もいたので、それに対しては「今着ている服が他の人に作られた服だから似合わないだけで、あなたに作られた服を着たらあなたの身体は綺麗に見えるんですよ」とポジティブな方向になるように話していました。最終的には私が作った衣装を着たときに、以前の自分より今の自分を好きになってもらえるように意識していましたね。

素敵ですね。  

コミュニケーションに関してはすごく頑張りました。実は、ショッピングチャンネルを参考にしていたんです。あれってネガティブなことは一切言わないんですよ。「え、どこが良いの?」って思うようなのでもすごく褒めるんです(笑)。なのですごい勉強になって。時間があるときは常にショッピングチャンネルを見ていました。単語を学ぶのにも勉強になりますしね。

私は必ず英語が話せるようになる!と信じる

改めて海外生活を振り返ってみて、印象深かったことはありますか。

難しいですね(笑)。20年も住んでいたので。

ふと思ったのは、日本に帰ることを私のフラメンコの師匠に伝えたときに、今までのことを振り返って話す機会があったんです。アメリカに来る前は現地でバーテンダーしたりフラメンコを踊ったり、それに20年も住むなんて全く想像もつかなかったなと。けれど、そのときどきに訪れるチャンスに対して全力で挑戦していたら、その積み重ねでここまでやってこられたんです。

英語ゼロの状態から20年もアメリカに住むなんて想像できないですよね。

なぜこの話を思い出したかというと、日々DMM英会話でのレッスンで生徒さんから「できる人とできない人の差って何ですか」と聞かれることが多いんですよね。でも、結局できない人っていうのは 「本当はできるのに、自分には無理だと思い込んでいるだけ」だと伝えているんです。結構厳しいですけど(笑)。

例えば知らない単語や分からないことが出てきたということは、視野が広がったから見えることであって。それ自体が成長の印なんですよね。自分を責めるんじゃなくてひたすらにそれを学びなさいと伝えています。それが毎回できたら必ず成長していくので。

ポジティブに考えることですね。

そうですね、とにかく積み重ねです。短くて良いのでまずは5分、暇な時間に10分...気づいたときに練習する。そして最後にそれを実践する場としてレッスンを使う。 レッスンでは試しに自分の言葉で話してみて、間違えたところを直してもらったら必ずその間違いは訂正することを意識する。ちゃんと定着するように何度も続けていけば必ず成長できますよと生徒さんには伝えています。

Sachi講師ほどの上級者になると、英語学習の中で「これがゴールかもしれない」と感じた瞬間はありましたか?

今でもありませんね。英語学習には波があると思っていて。何度も「あれ?喋れるかも!」という波が来ては落ちて、また来て、落ちて。頂点があるというわけではなく、何度も波が来ます。でも、言ってしまえば母国語でもできてないところって沢山ありますよね。別に普段気にする必要がないから「日本語が喋れる」と思っているだけで。  

確かにそうですね。 

なので「波が来てるぞ!」と自分で分かるというのは成長している証拠だと思います。逆にズドーンと落ちたときは次は上がって弾ける寸前なので、そこでやめてしまったらもったいない。そこを乗り越えたら急に喋れるようになります。

この考え方で勇気をもらう方も多いと思います。最後に、英語学習者の皆さんに向けて一言お願いします!

できないことやわからないことがたくさん見えるときは、レベルアップのチャンスだと思って学び続けてみてくださいね。ゴールへ向かってチャレンジし続ける以上「私は必ず英語が話せるようになる!」と信じることです。


Sachi講師、ありがとうございました!
ためになるアドバイスの数々、非常にモチベーションを上げてくれますよね。

もっと海外生活についてSachi講師に聞いてみたい!と思ったら、ぜひ 日本人アドバイザーサービス「これ聞いてeKnow?」で相談してみてくださいね。