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大事なのは英語力だけじゃない!海外で快適に生活するために必要な “3つの力”

大事なのは英語力だけじゃない!海外で快適に生活するために必要な “3つの力”

私は今、ベトナムで暮らしています。ちょうど1年が経過したのですが、海外で生活するうえで必要なのは英語力だけでない、と日々実感しています。せっかく海外にきたのであれば居心地よく快適に過ごしたいもの。でも、海外では思うようにいかないこともたくさんあるものです。

海外で快適に生活するために必要な力、と聞いて、何を思い浮かべますか?
「語学力」「(職における)専門的なスキル」「言いたいことを主張する力」……。そのほかにもあるかもしれませんが、実際はどうでしょうか。

そこで今回は、いずれは海外で生活したい! と考えている方のために「海外で快適に生活するために必要な3つの力」についてお話いたします。

 

1. 恥をかくことを恐れない

まずはじめは、“わからないことに果敢に挑み恥をかくことを恐れない力” です。

違う文化圏で生活を始めると、思った以上にできないことが多いもの。
買い物をするにも、どこに何を売っているのかわからない。そのうえ、買い方がわからない。レストランがどこかわからない。メニューがわからない。お会計の仕方がわからない……。

日本にいたときは当たり前のようにできていたことが、海外に出た途端、突然できなくなってしまい、まるで小さい子どもに戻ったかのような気持ちになることもあります。でも、「こんな簡単なこともできないなんて……」とショックを受けていても始まりません。

素直に「わからないので教えてください」と言うのは、大人になるにつれて難しくなってきますが、ここで素直に質問できるかできないかでその後の暮らしやすさが大きく変わります。言葉だけでなく、ジェスチャーで伝えたいことを表現したり、絵を描いて伝えたりと、海外では恥を捨てて立ち向かうことが必要。

自分の生活をよりよくしていくためには “恥を恐れない勇気” がなによりも重要だと痛感しています。

 

2. 料理の腕を磨いておくこと

海外に住んで現地人のコミュニティに入るために一番手っ取り早い方法は、「一緒においしいものを食べる」こと。これに勝るものはないのではないかと私は思います。

家に友人や同僚を招いて食事をふるまったり、職場に手料理を持ってきて一緒に食べたり……欧米諸国に限らず、東南アジアでもホームパーティーは盛んです。
そんなとき日本食を作って一緒に楽しむことができれば、現地の人々との距離がぐっと縮まります。そうして現地のコミュニティに入れることができれば、その後の生活も豊かなものに変わっていきます。

オススメは、どこの国にでもある材料で作れる「お好み焼き」と「肉じゃが」。
(お好み焼きソースは日本から持って行きましょう!)
万能調味料「めんつゆ」も、1本持って行くと役立ちます。

また、現地の人にふるまうだけでなく、海外で日本食が恋しくなったときに “自分で作れる” というのも重要なスキルのひとつ。日本食シックにも備えて、基本的な和食レシピは身に付けておくことを強くオススメします!

 

3. “代用” のために知恵を働かせる

日本でいつも使っているものが、海外でも手に入るとは限りません。
そうなると必然的に、足りないものを何かで代用することが多くなります。

「○○がない……どうしよう」と諦めてしまうと、居心地はいつまでも悪いまま。あきらめず、「◆◆で代用できるのでは?」の視点を常に持つことが大切です。

例えば……

計量スプーンがないときにはペットボトルのキャップで代用(ちなみにキャップ2杯で大さじ1に相当します)。お客様に会う日なのに靴が汚いときにはヴァセリンで磨いて一時的な処置をする。柔軟剤がないときには、すすぎ時に穀物酢を大さじ3〜4杯を投入する。

……このように少しの知恵さえあれば代用が可能なものはたくさんあるのです。首都や大都市であれば大抵のものは手に入りますが、覚えておいて損はありませんよ!

 

さいごに

もちろん語学力や専門スキルも大切ですが、それだけではうまくいかないこともしばしば。現地での生活で居心地よく快適に過ごすためには、上記のような基本的な心持ちや生活力も大事です!

これから海外で暮らす予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。