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ホラーと俳句が好きなDaily Newsライター!マイケルさんインタビュー

ホラーと俳句が好きなDaily Newsライター!マイケルさんインタビュー

前回の教材開発チームの特集はお読みいただけましたか?

本チームのメンバーは、DMM英会話のユーザーさんが毎日レッスンで使用する素晴らしい教材の責任者たちです。

今回も引き続き、DMM英会話の舞台裏をご紹介します。今回は「Daily News(デイリーニュース)」のライターで俳句愛好家のマイケル・ラムさんをご紹介!

彼の生い立ちや仕事のプロセス、日本の生活について恋しくなったこと、そしてDaily Newsを通して読者のみなさんに伝えることができたユニークなラブストーリーについて伺います。

マイケルさん、こんにちは! まずは自己紹介をお願いします。

私はイギリス出身で、大学では文学を専攻し、そこで日本の詩に興味を持ちました。それがきっかけで日本に移り住み、昨年末にポルトガルに移るまで25年以上日本で暮らしました。

日本にいる間に日本語が読めるようになり、過去には翻訳の仕事もしました。数年前、友人たちと「Kyoto: A Literary Guide」という翻訳詩集を出版しました。

また、数年前にはジュネーブで特許文書の翻訳に半年間携わりました。でも正直に言えば、特許文書の翻訳よりもDaily Newsの記事を書く方が好きです!

以前は日本の高校で英語を教えていましたが、8年ほど前からフルタイムで執筆しています。以前は主に日本について書いていましたが、DMM英会話で働くようになって、より幅広いトピックについて書くようになりました。

すごいですね! 日本の詩のどこに興味を持ったのですか?

私は近代的な詩に興味があったのですが、日本の詩はそれに大きな影響を与えていました。特に、俳句に影響を受けたイマジストと呼ばれる詩人たちがいました。瞬間や経験を簡潔かつ力強くとらえることのできる短い詩に興味を持ったんです。

DMM英会話(Engoo)に入社したのはいつですか? 教材開発チームでの役割は?

昨年9月末に入社しました。Daily Newsのオリジナル記事を書いたり、他の人の記事を編集したり、APニュースの記事に手を加えたりしています。日本語が読め、日本の文化や社会にも詳しいので、日本関連の記事を書くことが多いです。

*DMM英会話は海外で「Engoo」という名前でもオンライン英会話サービスを運営しています。

特許文書の翻訳者からDaily Newsのライターへの転身は簡単でしたか?

むしろ安心しました! 記事を書いているときの方が幸せだと思います。このチームで一緒に働いている人たちも好きです。本当に協力的なグループだし、編集者たちから有益で励みになるフィードバックももらえます。

それはうれしいですね。Daily Newsの記事を書くプロセスについて教えてください。

記事にもよりますが、一般的にはトピックが決まったら、それについて何かオリジナルなことが書けないかリサーチします。多くの情報源を読むことで、全体像が見えてきたり、誰も書いていないようなつながりが見えてきたりすることが多いです。私はあまり計画を立てず、ただ書くことに没頭し、自然に形にするようにしています。

それは、多くのクリエイティブな仕事人が共感できるプロセスだと思います。では、Daily Newsの記事を書くことの難しさとは?

最大の課題は、読者にとって適切な言語レベルを保ちつつ、面白い文章の作成を心がけることです。しかし、挑戦は楽しいもので、うまくいったときには大満足です。

同感です。オフの時間は何をしていますか?

散歩、おいしいものを食べること、ホラー小説を読むこと、ホラー映画を観ることが好きで、たまに俳句を作ることもあります。そして日本の温泉がすごく恋しい!

ポルトガル リスボン・サン・ジョルジェ城にて

日本から離れてポルトガルに移るきっかけになったのは何ですか?

いろいろです! 妻と私は7年前に新婚旅行でこの国を訪れ、その数年後にまた訪れました。その2回とも、この国の街の美しさに本当に驚かされたんです。

また、雰囲気やライフスタイルも気に入って、人々はフレンドリーだし、とてもリラックスしています。私たち2人とも、足がむずむずしていたんだと思います。私たちはもう少し世界を探検し、異文化を体験し、新しい言語を学びたいと思っているのです。

素晴らしいですね! 新しい言語を学んだ経験は、Daily Newsのライターとしての仕事に影響を与えたと思いますか?

はい、おそらく。私は長年、語学教師としても働いてきたので、物事をシンプルかつ明確に伝えるという意識はあると思います。

では、マイケルさんが手掛けた記事のなかで、特に満足しているもの、あるいは書くことを最も楽しんでいるトピックはありますか?

アイルランド人作家ラフカディオ・ハーン(日本では小泉八雲として知られている)の日本人の子孫についての記事を書いたことがあります。彼女はウォーターフォードにある小泉八雲記念日本庭園で働くアイルランド人と知り合い、恋に落ち、アイルランドに移住しました。このような珍しい、そしてロマンチックな話をすることができて幸せでした!

とてもユニークなお話ですね。最後に、私たちのユーザーさんに何かアドバイスはありますか?

日本語の読み方を学ぶのに長い時間がかかりました。でも、私はとても頑固で粘り強いんです。ですから、私のアドバイスは、あきらめずに続けることです! そうすれば、みなさんも自分自身が何を達成できるかにきっと驚くでしょう!

マイケルさん、今日はありがとうございました!

Written by David Jiles
Adapted by さな