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Toggle暖かくなり、卒業シーズンが近づいてきました。
見送る方も見送られる方も、大きな節目を感じて前向きな気持ちになれるこの時期。
友人、先輩、家族、親戚などで、今春ご卒業される方がいらっしゃるなら、心を込めて「卒業おめでとう!」と伝えましょう。
直接お祝いの言葉を伝えたり、メールやSNSのコメントを書いたり、または色紙を書いたり、そんなときに英語でメッセージを書けたらかっこいいですよね!
卒業生に贈る言葉を、今年は英語で伝えませんか?
ただし、Congratulations は必ず「s」がついた複数形であることにご注意ください。
単数の congratulation では、「祝い」「祝賀」という意味の名詞になり、「おめでとう」という意味で使うと、ネイティブスピーカーには不自然に聞こえます。
なぜ複数形なのか、気になる方も多いかもしれません。この場合、「強意複数」という文法のルールが適用され、複数形を使うことで意味が強調されることが理由だと考えられています。
「おめでとう」というお祝いの気持ちは、たったひとつではないはずです。相手に対する気持ちの大きさを伝えたいので、複数形Congratulations の形をとり強調されている、ということですね!
同様に、Thanks.「ありがとう」や Kind regards.「よろしくお願いいたします(メールの結びの言葉)」、My condolences.「お悔やみを申し上げます」のような気持ちを伝える英語挨拶も、同じルールで複数形が使われています。
それでは、「おめでとう」の気持ちを伝える、短い言葉からより具体的な英語表現まで、さまざまなフレーズを見ていきましょう!
「卒業おめでとう!」
congratulations on ~ で「〜(について)おめでとう」という意味を表します。
Congratulations は Congrats と省略することもでき、カジュアルにお祝いを伝えるときによく使われます。
「本当に卒業おめでとう!」
「(卒業)おめでとう!」をより強調したいときはこう表現します。
「あなたの卒業に乾杯!/卒業おめでとう!」
Cheers は「乾杯」という意味ですが、実際に乾杯しないときでも、「おめでとう」の意味で使えます。
「卒業おめでとう!」
Happy birthday「お誕生日おめでとう」、Happy anniversary「記念日おめでとう」のように、「Happy+イベント名」でおめでとうを伝えることができます。
続いて、友人同士や兄弟など、親しい間柄で使えるお祝いの言葉をご紹介します。
こんな風に、間接的に「卒業おめでとう」を伝えることもできますよ。
「やったね!」
「卒業生に敬意を!」
cap または hat(=帽子)を外して敬意を払う動作から、「卒業生に敬意を」という意味の英語フレーズです。この場合の graduate は、名詞で「卒業生」という意味です。
「なんてすばらしい功績なんだ!」
卒業は決して簡単なことではありません。achievement「功績、成果」を使って卒業生を称えましょう!
「やっと卒業だ!」
finally(やっと)に、「長い期間がんばって卒業生になったね」という気持ちが感じられます。
「本当によかったね!」
相手のことについて、自分も喜んでいる気持ちを伝えるときの英語フレーズです。
「お祝いしなくっちゃ!」
call for ~「〜を求める、命じる」という句動詞が使われています。
「卒業パーティーをしよう!」
卒業式というシチュエーションにふさわしい、改まった英語表現もご紹介します。文が長くなるとフォーマルな雰囲気が出るのは、日本語も英語も同じですね。
「あなたの卒業にお祝いの言葉を伝えたいと思います」
congratulate 人 on ~「〜について(人)をお祝いする」という意味の動詞です。
「あなたと、あなたがこの4年間で成し遂げたことすべてを誇りに思います。」
I’m proud of you「あなたのことを誇りに思います」は、日本語だと堅苦しい言葉に感じますが、英語ではよく使われます。家族や友人が成功したときに、自分も嬉しく思う気持ちが伝わる、すてきな英語フレーズです。
シンプルに、I’m so proud of you.「あなたを誇りに思います」だけでもOK!
「あなたは目標を達成するために本当に一生懸命取り組みました」
「4年間の頑張りが報われましたね!」
four years(4年)は、卒業までにかかった年数に置き換えることもできます。
卒業式で直接会えない場合でも、お祝いの気持ちが伝わる英語メッセージです。
会えないからこそ、心に残るメッセージを考えたいですよね。メールやSNSで書き込むときにぜひ使ってみてください。
「直接伝えられなくてとても残念です。でも、おめでとう!」
「あなたの卒業を一緒にお祝いできないのは悲しいけど、次会えたら盛大にお祝いしようね」
「卒業式のステージを歩くところを見れなくて残念です。でも心からおめでとうと思っていることと、あなたの力に見合う成功を祈っていることを、知っておいてね」
「おめでとう」だけだとちょっとサッパリしすぎ? そんなときは、これからの輝かしい未来を願っていることも続けて伝えましょう!
「これからの冒険がうまくいきますように!」
「これからの冒険がうまくいきますように!」
「がんばってください。成功を祈っています」
「あなたのすばらしい未来を祈っています」
「あなたのこれからの未来どんなすばらしいものになるか、楽しみです」
「これからの努力が成功しますように!」
「ここまでの道のりに誇りを持ち、これからの未来に期待しましょう」
ここからは、一緒に卒業する学友へのメッセージに使える英語フレーズをご紹介します。
卒業までの時間を一緒に過ごした友人に、喜びや感謝の気持ちを伝えましょう!
「やったね!」
「おめでとう! わたしたち」
「この瞬間をあなたと一緒に迎えられてとてもうれしい」
「あなたがいなかったら、やり遂げることができなかったよ」
come through は「成功する、やり遂げる、成し遂げる」という意味の英語表現。
みなさんにも、一緒に授業をサボって遊びに行ったり、居酒屋をハシゴした悪友(?)がひとりはいるのではないでしょうか?
そのような特に親しい友人には、ちょっとふざけた、でも愛のある英語メッセージをプレゼントするのも面白いかもしれません。
「(成績は)ギリギリだったけど、私たち、ここまで来たよ!」
barely は「かろうじて〜する」のようにギリギリ間に合ったことを意味します。
「かなり厳しい4年間だったね。ぼくはそのうち半分は酔っ払っていた気がするよ」
「やっと終わった! もうこの4年間のことは話さないでおこうぜ」
卒業はおめでたいですが、同時にセンチメンタルな気持ちになりますよね。友人との別れについても英語で気持ちを伝えましょう。
「会えなくなるのは本当に悲しいよ」
truly「本当に」を使って寂しい気持ちを強調しましょう。
「あなたのような友達にはもう会えないと思う」
「連絡取り合おうね」
「これで会えなくなるなんて、信じられないよ」
もう会えないとわかっているときには、このフレーズを。
「今日でさようならなんて思わないで」
think of A as B「AをBと思う」という意味です。また会えるかわからないけれど、これからも仲良くしたいことを伝えられます。
「あなたとの授業は本当に楽しかったよ。終わってしまって寂しい」
卒業生との関係別、カジュアル、フォーマルなど、いろいろなシチュエーションで使える「卒業おめでとう」の英語フレーズをご紹介しました。
今回の記事でご紹介したフレーズをそのまま使っていただくことも可能ですし、卒業生の方との個人的なエピソードを添えるとさらに印象に残るメッセージになります。
心からのお祝いの気持ちを伝えれば、きっと伝わるはず!
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