あなたは知ってる?「I, me, my, mine, myself」の違いと使い方
I, me, my, mine, myself は、「自分自身」や「私の〜」を表す基本中の基本の英語です。
使い方や意味の違いを理解しているようで、実はできていなかったりなんてことは、英語学習者によくある話でもあります。
そこで今回は、I, me, my, mine, myself の違いや正しい使い方について説明していきたいと思います!
I, me, my, mine, myself のそれぞれの意味使い方
I「私は〜」
I は、「私は〜」を表す代名詞で、第一者、または第一者とその他のものや人が何かをする際の主語になり、いつどこで使われても大文字で表記します。
主語以外の目的では使われないため、me, my, mine と置き換えて使うことはできません。
*自分を含めた複数の人物が主語にくる場合、上の例文のように、I は主語の1番最後に置きます。
Me「私に/私の/私を/私(だ)」
Me は「私に/私の/私を/私(だ)」を表す代名詞で、目的語として使われます。話している人が直接または間接的に、何らかの形で動詞の動作を受け取っているときに使うのが基本です。
また、主語として使われる I や、名詞や代名詞と一緒に使われる my、名詞である mine とは置き換えて使うことができません。
しかし、第一者(自分自身)が主語にくる場合は、me よりも myself を使うのが一般的です。
My「私の〜」
My は「私の〜」を表す所有形容詞(または所有限定詞)で、my pen 「私のペン」や my sister 「私の姉/妹」など、名詞と一緒に使われることが多いです。
つまり、文の要素的には、名詞を修飾する修飾語にあたります。そのため my は単体で主語や目的語として使われることはありません。
しかし、例外もあります。単体で使われる my は「驚き」を表す表現になります。
他にも、聞き慣れている oh my god や my goodness! などの表現もありますね。
Mine「私のもの」
Mine は「私のもの」を表す所有代名詞です。「私の」という意味の my と似ているようにも思いますが、基本的に単体で使えない my と違い、mine は単体で使うことができます。
そのため、主語や補語として使うことができます。
そして上記の例文を my を使って言い換えると以下のようになります。
Myself「私自身/私自身で/私自身に/私自身を」
Myself は「私自身/私自身を/私自身で/私自身に」を表す再帰代名詞です。
文によっては me と同じ要領で使うこともできますが、「自分自身」を表す単語なので、基本的に主語が I 「私は」のときに使われます。しかしビジネスの場や小説などでは I や me の代わりに使われることも多い印象があります。
※Sarah and I と言う方が一般的ですが、myself を使うとより丁寧になります。
まとめ
いかがでしたか?
I, me, my, mine, myself は全て自分を表す単語ですが、品詞の種類や使い方が違ってきます。
違いを理解して使い分けるのが難しいと思う方もいるかもしれませんが、日本語の文の要素(主語、述語、目的語、補語、修飾語など)がある程度わかっていれば、そんなに難しいこともありません。
違いをしっかり理解して、初歩的な間違いをしないようにしましょう!