ササキ ノノカ
(更新)
何か新しいことを学び始めるときは、ついつい新しい教材を買い揃えてしまいがち。確かにモチベーションは上がりますが、なるべくなら出費は少ないほうが良いですよね。そこで今回は、お金をかけずにできる英語学習方法をご紹介していきます!
家でしっかりと腰を落ち着けてみるなら、様々な情報にアクセスできるWebサイトは、立派な教材。どんなものがあるのか、見ていきましょう。
URL:https://www.ted.com/talks?language=ja
世界中の専門家たちによるスピーチが聞けるTED(テッド)。英語のリスニングの勉強はもちろんですが、興味深い話が多いので、楽しみながら聞くことができます。
また、色々な分野の知識や英単語を知ることができるので、設問を解きやすくなるのも嬉しいメリットです。
URL:http://www.bloomberg.com/asia
経済ニュースを英語で読みたい方には、Bloomberg(ブルームバーグ)がオススメです。経済全般に関わるニュースをはじめ、株価の推移や購買行動のツボであるインサイトの情報を英語で読むことができます。
経済に特化したビデオもあり、グローバルな視点から経済を分析できるので、日経新聞と合わせて利用したいところです。
URL:http://st.japantimes.co.jp/
The Japan Times STは、「読む」「聞く」「使う」をバランスよく養っていけるので、全体的に能力を底上げしたい方にはもってこいのサイト。
政治や経済などの幅広い分野の最新ニュースは、英字新聞より短く書かれているうえ、難しい語句には注釈が振られているので、辞書要らず。もちろん全訳付きです。音声が付いた記事もあるので、リスニング学習もできます。そのほか、「目からウロコの英文ライティング」と銘打った英語を使うコンテンツも充実。
英語の能力を総合的に伸ばしていきたい方にぜひ使ってほしいサイトです。
URL:https://www2.nhk.or.jp/gogaku/index.cgi
何となく手を出してこなかった方が多いNHKの英会話ラジオですが、実はけっこう便利でした。
Webでは無料会員登録をすると、レベルや目的に合わせた多様なコンテンツを聴くことができます。15分で完結する短さや、聞き逃してもラジオ番組ストリーミングを利用できるなど、忙しい方でもキャッチアップしていけそうな機能がもりだくさん。
そのほか、聴取した日にちがわかる「マイカレンダー」もあり、1か月経った後の達成感も得られそうで良いですよね。
「キクタン」など、音声教材が特に定評のあるアルクのサイトは自分に適した勉強法がわからないときに見ると便利です。
「映画で英語を勉強したい人」、「リスニングを伸ばしたい人」など、項目が分かれており、自分にあった勉強法を知ることができるのです。また、1つの項目につき、数個ずつ勉強法を提案してくれるので飽きが来ないようにと、配慮が行き届いた結果でしょうか。
URL:http://www.dlife.jp/lineup/drama/
英語の勉強はしたいけど、あんまりカリカリしたくないという方にはDLifeがハマります。これはディズニー社によるメディアで、ディズニー映画だけでなく、洋画や韓流映画、海外ドラマなどが見られる無料のサイト。字幕で見ているだけでも、英語の「耳慣らし」ができるのは嬉しいですよね。
机に向かっての勉強が続く方ならそのほうが良いですが、たまの骨休めや、それほど勉強を頑張りたくない方にぜひとも使ってほしいと思います。
電車の移動中や昼休みなど、ちょっとした時間に見られるアプリにも英語学習に役立つようなものがたくさんありました。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/zite/id419752338
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.zite
Zite(ザイト)は「パーソナライズウェブ雑誌」として、注目を集めたWebサービス。Twitter、Facebook、PocketなどのSNSと連携することで好みの記事をキュレーションしてくれることが「パーソナライズ」と呼ばれる所以です。
自分の興味のある情報が英語で読めるので、意欲もきっと増すことでしょう。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/prismatic-personalized-social/id551206444
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.Prismatic.android
Prismatic(プリスマティック)も、英語のニュースキュレーションサイトではありますが、先ほどのZite(ザイト)よりもSNSのような機能が目立ちます。
例えば、読んだニュースに対してのコメントや、他のPrismaticユーザーをフォローすることもすることもできてしまいます。普段、Twitterや、Instagramをよく使う方なら勝手が似ていて、使いやすいかもしれません。
iOS:https://itunes.apple.com/us/app/newsbeat-daily-audio-news/id824075138
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tribune.tdv.newsplay
Newsbeat(ニュースビート)は、とにかく音声機能が充実しています。
一時停止や早送りもできるほか、BGMを流せるなど、言わば耳にまつわる特典が数多くあるのです。タイマー機能も付いているので、万が一寝てしまっても、途中で音を止めてくれるというほどの気遣いぶりになんだかほっこりしてしまいますね。
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/ying-yuridinguapuripolyglots/id877494771
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=net.polyglots
わからない単語が出てきたとき、「辞書なしですぐに意味がわかったらいいのにな」と思うのはきっと私だけではないはず。そんな希望が叶う、魔法のようなアプリがPOLYGLOTS(ポリグロッツ)です。
わからない単語が出てきたら、その単語をタップするだけで、すぐに意味を確認することができます。また、記事を読んだ量やリーディングの速度も記録してくれるというのですから、本当に夢のようですね。リーディングが楽しくなり、どんどん読み進めたくなること請け合いです。
ウェブサイト、アプリと、無料の勉強法の王道をご紹介してきましたが、ここからはそれ以外の勉強法をご紹介していきます。ちょっぴり変わったものもありますので、心してご覧くださいね。
母国語の違う2人で、お互いの言語を教え合うタンデムは、かなり効果が見込める学習法だと言われています。
ネイティブなので、相手はその言語のプロ。おまけにマンツーマンで教え合うので、わからないところがすぐ聞けるなど、英語が身に付くスピードが圧倒的に早い。
ネイティブの恋人をつくるのが一番手っ取り早い英語学習法だという話も聞きますが、タンデムパートナーは「恋人をつくること」の次に効果的な方法かもしれませんね。
オーソドックスな方法ですが、図書館で本を借りるのも無料で英語の教材が手に入る良い方法。洋書のほか、地域によっては「多聴多読マガジン」や洋画のDVDが充実している施設もあります。
無い場合は司書さんにお願いすれば、図書館として購入してくれることもあるので、ダメ元で頼んでみるのも良いかもしれません。
かなりイレギュラーではありますが、教会に通うというのも英語を上達させる方法の1つだと言えます。
というのも、信者以外にも英会話教室を開いてくれる教会があるため。無料でネイティブに英語を教えてもらえるのは良いですよね。
今まで高い教材を払っていたことが悔やまれるほど、お金をかけずにできる英語学習法がたくさんありましたね。留学や将来の投資に回せるよう、まずはこれらの勉強法を試してグングン力をつけていってくださいね。
ひたすらインプットしたら、ぜひアウトプットの場としてDMM英会話もオススメですよ! それでは、また〜!