英語でプロポーズ!知っておきたい定番セリフと関連表現
最近ではSNSでプロポーズ動画が流れてきたり、映画やドラマなどでもロマンチックなプロポーズシーンを見かけたりもしますよね。
そんなプロポーズでもっとも重要になるのが「セリフ」ですが、英語ではどんな言葉や表現が使われたりするのでしょうか?
今回は英語の定番フレーズと、プロポーズにまつわる色々をご紹介します!
英語で「プロポーズする」と言うには?
日本語で「プロポーズをする」と言えば「結婚を申し込む、求婚する」という意味になります。しかし、実のところ propose という英語は必ずしも結婚とは関係ありません。
Propose は「提案する」という意味の単語です。ビジネスや交渉の場でもよく使われます。
文脈的に結婚を指していることがわかる状況であれば propose の一言だけで話が通じますが、そうでないときは propose marriage としてはじめて「結婚を申し込む、求婚する」の意味になります。
ちなみに propose の名詞形は proposal です。
Propose ではなく ask(尋ねる)を使って「求婚する」の意味を作ることもできます。
他にも、pop the question というフレーズがあります。Propose や ask の代わりに使われるカジュアルなフレーズです。Pop が「思い切って(質問を)切り出す」という感じを出していますね。
プロポーズの歴史
プロポーズといえば、男性が片膝を付いて女性の前にひざまずき、指輪を差し出して結婚を申し込むといった情景が浮かぶ人も多いでしょう。中世の西洋において高貴な人々の間では、相手の前にひざまずくことが忠誠を示す表現だったところから来ています。
一方、女性に婚約指輪を贈る歴史はローマ時代にさかのぼります。金の指輪が伝統でしたが、ダイヤモンドのリングを贈るという発想を広めたのは、実は世界的に有名なダイヤモンド会社「デビアス(De Beers)」が20世紀半ばに「A Diamond is Forever」という有名なコピーで広めた販売戦略です。
日本でも「ダイヤモンドは永遠の輝き」という和訳コピーが使われていたのを覚えている人もいるのではないでしょうか。
なお、どちら側がプロポーズするかという点については、ジェンダー平等が重視される現代においても伝統は変わらず、日本だけでなく海外でも男性側がプロポーズするケースが大半を占めています。
とはいえ、「では女性からプロポーズをするのは好ましくないでしょうか?」という問いに対し、「そんなことはありません!」との回答が圧倒的です。有名人ではブリトニー・スピアーズがケヴィン・フェダーラインに、ジェニファー・ハドソンがデビッド・オタンガになどの例があります。
英語で伝えるプロポーズの言葉
それでは、英語でのプロポーズにはどんな表現が使われるのでしょうか。日本語・英語の言葉の違いを越えて定番となっているセリフをご紹介します。
もっともシンプルで伝統的な求婚のセリフですね。そしてもし、相手からすぐに返答がもらえないときは「I hope you'll say yes(Yesと言ってほしい)」と言えば、もう一押しすることができます!
他にも、以下のようなセリフがありますよ。
※meant to be~ で「~になる運命にある」という意味になります。
シンプル、そしてカジュアルな伝え方ももちろんあります。
婚約者を意味する「フィアンセ」の使い方
プロポーズを受け入れてもらったらカップルは婚約者同士になります。「婚約した」の英語は (to be) engaged です。
他にも、get engaged という表現があり、これは婚約した瞬間(すなわちプロポーズされたばかりのとき)に対して用いることが一般的です。
そして「婚約者」の英語表現は、日本語でも使われる「フィアンセ」です。フランス語由来の言葉なので e の上にアクセントが付いた以下のようなスペルになります。
My fiancé, Mark(私のフィアンセのマーク(男性))
My fiancée, Marie(私のフィアンセのマリー(女性))
フィアンセのスペルには男女の区別があり、語尾に e が2つ付いている方が女性側になります。発音は共通です。最近は性別を区別しない表現が好まれる傾向にあるなか、性別にとらわれない言い方をしたい場合は fiancé の方で統一します。
まとめ
プロポーズに関する英語表現とそれにまつわる色々、いかがでしたか?
定番とされるプロポーズの言葉は文化や言葉の違いを越えて共通するものが多く、大事な人への気持ちは共通であるということに気付かせてくれますね。
大事な瞬間に備えるときの参考に思い出してみてください!
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