【セリフ8選】『モアナ』シリーズの名言で英語を楽しく学ぼう!
現在、大ヒット上映中のディズニー映画『モアナと伝説の海2』、もう観ましたか?
前作から続く感動の物語に胸を打たれる人が続出していますね。でも、ただ映画を楽しむだけではもったいない!
実は『モアナ』シリーズのセリフには、日常会話でそのまま使える英語表現がたくさん詰まっているんです。
「海が私を選んだの」など、心に残る名言を覚えれば、英語学習がもっと楽しくなること間違いなし。今回は『モアナと伝説の海』と『モアナと伝説の海2』から、英語を学ぶのに役立つセリフを厳選してご紹介します!
『モアナ』シリーズのあらすじ
海と自然を愛するモトゥヌイ島の少女モアナは、祖先である航海士たちからの突然の「呼びかけ」を受け、広大なオセアニアの海へと冒険に出ることを決意します。神話の英雄マウイと力を合わせ、島に災いをもたらす呪いを解くため、伝説の心「テ・フィティの石」を元の場所へ返す旅に挑みます。この冒険を通して、モアナは自分自身の力や運命に気づき、成長していくのです。
【英語版】
Moana, a young girl from the island of Motunui with a deep love for the sea and nature, feels a sudden "call" from her ancestors, the legendary navigators. Determined to explore the vast waters of Oceania, she teams up with the mythical hero Maui on a mission to restore the heart of Te Fiti, a sacred stone, to its rightful place. This quest is her only hope to lift the curse that has brought hardship to her island. Along the way, Moana discovers her inner strength and embraces her true destiny.
キーワード:
- deep love for~|に対する深い愛
- ancestors|祖先
- navigator|航海士
- vast waters|広大な海
- to team up|力を合わせる
- mythical hero|神話の英雄
- restore|復元する
- sacred|神聖な
- rightful|正当な
- quest|冒険
- curse|呪い
- hardship|苦難
- embrace|受け入れる、抱きしめる
- destiny|運命
『モアナ』の登場人物紹介
- モアナ(Moana):本作の主人公。南の島モトゥヌイの族長の娘で、自然と海を愛する冒険心あふれる少女。祖先の航海士たちの精神を受け継ぎ、島を救う使命を背負います。困難に立ち向かう勇気と優しさが魅力です。
- マウイ(Maui):半神半人の伝説的な英雄で、変身能力を持つ魔法の釣り針を操ります。
- タラおばあさん(Gramma Tala):モアナの祖母で、彼女の良き理解者。海や自然のスピリットを深く信じていて、モアナの冒険を支える重要な存在です。亡くなった後も魂としてモアナを見守り続けます。
- ヘイヘイ(Heihei):モアナのペットの鶏。おっとりした性格でトラブルメーカーですが、冒険のなかでさりげなく重要な役割を果たします。
- テ・フィティ(Te Fiti):命を司る女神で、島々の豊かな自然を生み出す存在。
『モアナ』シリーズのセリフで英語を学ぼう
"Sometimes, who we wish we were, what we wish we could do, is just not meant to be."
「時には、なりたい自分ややりたいことが、叶わないこともある」
モアナが岩礁の外へ行くことを提案した際、父が怒った理由を母のシーナが説明しつつ伝えた言葉です。自分の夢や目標が環境や伝統に縛られ、実現できないこともあるという現実を受け入れる大切さを示しています。
英語のポイント:
Not meant to be は「そうなる運命ではない」「縁がない」というニュアンスで使われます。
"Sometimes, our strengths lie beneath the surface…far beneath, in some cases."
「時には、自分の強みは表面には見えないこともある…場合によっては、かなり深いところに隠れていることも」
モアナが村人にペットの鶏ヘイヘイを擁護する際に言ったセリフです。外見で判断せず、隠れた可能性を信じる大切さを表しています。
英語のポイント:
Lie beneath the surface は「表面の下に隠れている」という意味で、人の本質や潜在能力を表現する際に使えます。
In some cases は「場合によっては」という意味で、具体的な状況に応じて異なる可能性があることを示します。
"There is nowhere you could go that I won't be with you."
「あなたがどこに行こうとも、私はいつもあなたと共にいる」
このセリフは、祖母タラがモアナに伝えた励ましの言葉です。亡くなる直前、タラは自分の魂がモアナを見守り続けると約束し、彼女に安心感と勇気を与えます。家族や愛する人との絆を強調する感動的なシーンです。
英語のポイント:
There is nowhere you could go は「あなたが行ける場所で、私がいないところはない」という意味で、nowhere(どこにもない)を使って強い安心感を伝えていますね。
~that I won't be with you は「私が一緒にいないことはない」という意味で、won’t(〜しない)を使った未来の否定形がポイントです。これにより、「未来も含めて絶対にそばにいる」という強い気持ちを表現しています。
「一緒にいないことはない」という二重否定形で、安心感をさらに強調します。
"You want to tell me I don't know what I'm doing? I know I don't! I have no idea why the ocean chose me. But my island is dying, so I am here."
「私が何をしているかわかっていないって言いたいの? その通りよ! 海がどうして私を選んだのか全然わからない。でも、島が滅びそうだからここにいるの」
モアナが自分の使命に対する葛藤を吐露しつつも、島を救うために行動し続ける覚悟を示す場面のセリフ。不安や迷いを抱えながらも、責任感で突き進む彼女の姿勢が素敵ですよね。
英語のポイント:
I don't know what I'm doing は「自分が何をしているのかわからない」という表現で、不安や混乱を表します。
I have no idea why は「なぜ〜なのか全くわからない」という意味のフレーズ。困惑を強調する際に便利です。
"It’s my job as a Wayfinder to finish what they started."
「航海士として、彼らが始めたことを終えるのが私の役目なの」
このセリフは、『モアナと伝説の海2』で、モアナが祖先の航海士たちの使命を受け継ぐ覚悟を示す場面です。自分の役割に誇りを持ち、責任を果たそうとする強い意志が感じられます。
英語のポイント:
It’s my job to… は「〜するのが自分の役目」というフレーズで、責任感や使命感を表します。
Finish what they started は「彼らが始めたことを終える」という表現で、未完の仕事や夢を引き継ぐニュアンスを含みます。
"Moana, show our people… just how far we’ll go."
「モアナ、みんながどこまで行けるのか、示してくれ」
マウイがモアナに語りかけ、彼女を鼓舞する場面で登場するセリフ。マウイは、モアナが祖先の航海士たちの精神を受け継ぎ、島の人々に新たな可能性を示す存在であることを確信しています。彼の言葉には、モアナを信じる思いと未来への期待が込められています。
英語のポイント:
Show our people は「私たちの人々に示す」という意味で、行動を通じて何かを伝えるときに使われる表現です。この場合の「our people」は島の人々を指していますが、文脈によってはチームメイトなどを指すこともあります。よりカジュアルに表現するなら、単に「everyone」を使うこともできます。
Just how far we’ll go は「私たちがどこまで行けるか」を強調し、限界や未来への挑戦を意味するフレーズ。
これは『モアナ』第1作目の主題歌「How Far I'll Go」を連想させるセリフですね。How far I'll go から how far we'll go へと変化している点がポイントです!
"Together still, just a little different."
「今でも一緒よ。ただ少し形が変わっただけ」
このセリフは、モアナの祖母タラがモアナに語りかける言葉です。亡くなった後も自分の魂がモアナと共にあり、見守り続けていることを伝えています。形は変わっても、大切な人とのつながりが永遠に続くという希望を示す、感動的な場面です。
英語のポイント:
Together still は「今でも一緒」というシンプルで力強い表現。時間や状況が変わっても変わらない絆を表します。
順番を入れ替えて still together と言うこともできますが、together still の方が詩的です。
Just a little different は「ただ少し違うだけ」という表現で、変化を受け入れる際に使われます。柔らかいニュアンスで変化を伝えるのに便利です。
このセリフのように、still や just を使った短い表現は、感情をシンプルに伝えるのに役立ちます。大切な人や物事への思いを表現する練習として使ってみましょう!
"There's another way to reach the island. There's always another way."
「島にたどり着く別の方法があるわ。別の道はいつだってあるの」
最後のセリフは、モアナが困難な状況に直面しながらも、諦めずに新しい道を模索する姿勢を示した言葉です。彼女の発言には、逆境に屈せず、解決策を見つける強い意志と希望が込められていますね。
英語のポイント:
There's another way は「別の方法がある」というシンプルな表現で、問題解決への柔軟なアプローチを示します。
There's always another way は「いつだって別の道がある」という強調表現で、希望を持たせる際に使えます。
『モアナ』で大事な英語表現を学ぼう!
『モアナ』シリーズの名セリフは、感動的で心に響くだけでなく、英語学習にも役立つフレーズが満載です!
モアナや彼女を取り巻くキャラクターたちの言葉には、困難を乗り越える勇気や夢を追い続ける大切さが詰まっていますね。
今回紹介したセリフを通じて、新しい英語表現を学びつつ、自分自身や周りの人を励ます言葉として活用してみてください。
映画の素晴らしい世界観を楽しみながら、楽しく英語を学ぶヒントにしてもらえれば幸いです! 次回の映画鑑賞がさらに特別な時間になるはずです。
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