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頭でっかちな学習に

なっていませんか?
英会話学習は効率が命!

頭でっかちな学習に
なっていませんか?
英会話学習は効率が命!

真面目に英語を勉強しているのに「実際の会話では全く話せない」「勉強した分だけ上達している実感がない」と感じることはありませんか?もしかすると、知識はある程度あるのに実践力が追いついていない「頭でっかちな学習」になっているかもしれません。


日々の限られた時間で確実に話す力を身につけるには、効率的な学習方法の選択が何より重要です。DMM英会話コーチングでカリキュラム設計とコーチマネジメントを担当する佐藤さんに、本当に会話力向上につながる学習法について詳しく話を伺いました。

時間をかけても話せない理由

多くの学習者が陥りがちな非効率パターンについて、佐藤さんは受講生の例を挙げて説明してくれました。


その1 目的に合わない教材を選んでいる


佐藤 「分厚い大学受験用の文法書を、最初から最後まで読み込んでいる方がいます。実際の会話では使わない知識も多く含まれているんです。ビジネスで英語を使いたいのに、アカデミックな単語帳を選んでしまう方もいらっしゃいますね」


その2 非効率なリスニングをしている


佐藤 「例えばリスニング力を上げるために、初級段階で洋画を吹き替えなしで見続けている方がおられます。継続して聞いていると時間をかければ聞けるようにはなりますが、かなりの時間を要するため効率的とはいえません」


その3 復習に時間をかけすぎる


佐藤 「25分のオンライン英会話を1回受けた後に、1〜2時間かけて音声を全て聞き返し、先生が言ったことや自分が言ったことを全て書き出してChatGPTに添削してもらっているケースがあります。熱心さに比例して会話力が向上しているとは言えない状況でした」


自分で言えないと、聞けない」

佐藤さん自身も、英語学習者時代に試行錯誤を重ねた経験があるそうです。


佐藤 「私も大学時代、とにかく英語をたくさん聞く学習方法をとっていました。単語はわかるのに意味がよくわからない状態が数年続いて、今思えばかなり回り道でしたね。英語学習のメンターはいましたが、毎日の学習管理まではしてもらえないので、結果的に遠回りをしていました。『“それっぽい教材“を買ってはやめて』という繰り返しを長期間続けていたんです」


では、どのような学習法が効果的なのでしょうか。


佐藤 「重要な原則があります。自分が言えない音は耳でもキャッチして聞こえないと言われていて、脳の仕組みでそうなっているようです。なので英語を聞けない人は、まずは音を自分の口で再現する練習が重要になります」


スピーキング力向上にも正しいアプローチがあります。


佐藤 「オンライン英会話をたくさん受ければ話せるようになるかというと、実はそうではありません。単語の学習と、文法による文章構築のトレーニング、この両方があって初めて会話力として結実します。会話だけに集中するより、単語と文法をしっかり学んだ方がトータルでは近道になります」

効率的な学習例

そこで佐藤さんが推奨する2つの学習法をご紹介します。


その1 シャドーイング


佐藤さんが最もおすすめするのがシャドーイング。シャドーイングとは、音声を聞きながら同時に真似して発音する練習法のことです。


佐藤 「英語の音声を聞きながら、聞こえてきた音をそのまま口に出して真似をするんです。自分の声を録音して元の音源と聞き比べると、発音やリズムの違いがよくわかります。完璧を目指さず、少しずつ音源に近づける感覚で取り組むことが大切。ある程度できるようになったら、今度はシャドーイングと並行して多聴を取り入れる練習に進みます。シャドーイングで培った音感の基礎があるからこそ、リアルな英語も聞き取れるようになるんです」


その2 文章を即座に組み立てるトレーニング


佐藤 「もう一つ効果的なのが、即座に文章を組み立てるトレーニングです。日本語の短文を見て、それをすぐに英語で口に出していくトレーニングなのですが、この方法によって知っている文法を、自分が実際に使える知識に変えていくことができます。英語は日本語と語順が違うので、文章を組み立てる筋トレが必要になってくるんです」

さらに、リーディング力との関連性についても重要な指摘をします。


佐藤 「リーディング力もリスニングに通じます。読むのが遅い方は聞いたときも処理が追いつかず聞こえなくなったりするんです。ですから、シャドーイングと並行して文章を素早く理解する練習も重要になってきます」

科学的根拠に基づくサポート

DMM英会話コーチングのカリキュラムには、第二言語習得論という学術的裏付けがあります。


佐藤 「人が母国語ではない言葉をどのように習得していくかという方法論に基づいているので、不要な学習を省くことができます。英語を聞いてから、英語で返答するまでのプロセスを段階的に分けて、どこにつまづきやすいポイントがあるかを踏まえてカリキュラムを組むんでいるため、効率的な学習ができるんです」


情報過多の時代だからこそ、迷わず学習できる仕組みが重要だと佐藤さんは語ります。


佐藤 「『どう勉強したらいいかわからなくて、結局やらない』という方も多いですね。DMM英会話コーチングでは、何十ページにもわたるマニュアルで音読の進め方や注意点を全てポイント化しています。英語学習に長く取り組んできたコーチが効率の良い学習方法をご提案するので、『これは意味がなさそう』『時間がかかりすぎている』と自分では気づけないと感じる方にこそ、コーチングはおすすめです」
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効率的な学習は楽をするためではなく、限られた時間で確実に結果を出すための戦略。無駄な学習や間違った教材の使い方を改善することで、同じ努力でも学習効果を大幅に向上させることができるのです。

佐藤 奈美さん 

合同会社DMM.com 英会話事業部・企業法人チーム コーチリーダー。中学時代から英語学習を始め、高校で英検準1級、大学で英検1級、社会人になってTOEIC®満点を取得。英会話講師、他社コーチ経験を経て、2021年にDMM英会話にコーチとしてジョイン。現在は大学院で英語教授法を学びながら、コーチマネジメントを担当している。


Writer : 皆本 類
Photographer:きるけ。
Editor:タナK

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