SOLUTION.18
多様な異文化を理解し、世界中の誰とでも協働できるグローバルに活躍する人に育ってほしい
水戸市立柳河小学校
AETが常駐し、日々の学校生活の中で英語を楽しく使う環境も整いつつあるという英語教育の小規模特認校 水戸市立柳河小学校のDMM英会話導入のSTORYとは。
- 導入形式:授業導入・家庭学習
- 受講場所:学校・自宅
- 対象学年:小学5年生、6年生
- 利用頻度:週1-7回 ※児童により異なる
水戸市立柳河小学校はどんな学校ですか
令和5年度に創立150周年を迎えた水戸市立の小学校です。「チャレンジする場面をつくる 〜一人一人の持ち味を生かして〜(Create a lot of Challenges~Making Use Of Each Person’s Characteristics~)」を組織目標として子どもたちの教育活動にあたっています。
導入する前の英語教育に課題はありましたか。また導入のきっかけや決め手となった理由を教えてください
DMM英会話を導入する前の英語の授業では、英語を話したりすることに消極的で、自分の意見を英語で表現することに苦手意識がありました。今年度、本校は「英語教育」を特色とした小規模特認校※となりました。AETが常駐し、日々の学校生活の中で、英語を楽しく使う環境が整いつつあります。また、アメリカにあるアナハイム市の親善大使の学生や台湾からの学生が来校し交流するなど、先駆的な取組みを実施しています。高学年においては、その機会を活かしつつ、自らのコミュニケーション力を高めるために、市の支援を受け、DMM英会話サービスを半年間、授業や家庭学習で取り入れることにしました。
※小規模特認校とは、通学区域に関係なく、市内のどこからでも就学できる制度です。特色ある教育活動や少人数によるきめ細やかな指導を行なっている学校を水戸市で指定したものです。
導入に際しての苦労や課題はありましたか。もしあれば、それをどのように乗り越えましたか
英語に自信がない児童は、最初受講することに抵抗感がありました。英会話のレッスンで使える表現集を参考にしながら練習したり、教材の面白さを紹介したりすることで、少しずつレッスン予約をする回数が増えてきました。また、子どもたち自身がお気に入りの講師を見つけ、レッスンを楽しんでいるようです。
現在どのように活用していますか。具体的な使用例を教えてください
DMM英会話のオリジナル教材であるジュニア英会話を推奨しています。1日1回25分のレッスンを家庭で自分の好きな時間に受講しています。授業の中でも、英会話で活用できる表現を練習し、実際にDMM英会話レッスンの中で使ってみるなど、授業とレッスンの往還を通して、子どもたちのコミュニケーション力の向上を図っています。
導入してから生徒様の内面の変化など感じることはありましたか
コミュニケーションをとることが楽しいと感じたり、新しいことを知る楽しさを感じているのではないかと思います。また、外国人の先生と話す経験を重ねることで、授業中に伝える様々なことを実感を持って聞いてもらえるのではないかと思います。
導入してから生徒様や教職員様の反応はいかがでしょうか
最初は、子どもたちから「自信がないな~」、「緊張するな~」という声が多かったです。授業の中で一度やってみると、「楽しいな」「これなら自分で予約してできる」「英語が通じて楽しい!」という反応に変わりました。教職員からも、「児童が英語を話したり聞いたりすることに、楽しさを感じているようだ」という肯定的な意見が多くあります。
導入したことで、生徒様の英語力やモチベーションに変化はありますか
授業で学習した表現を実際にDMM英会話の講師に使ってみることで、子どもたちは英語が伝わったという楽しさや喜びを実感しています。本校は月に一回程度、他校と英語の遠隔授業を行っていますが、DMM英会話の導入後、Small Talkに積極的にチャレンジする姿が見られるようになりました。
レッスンを通じて生徒の皆さんにどのようなことを学んでほしいですか
英語を通じて異なる国や文化の人たちと交流することで、多様な価値観を知ってほしいです。そして互いの違いを尊重し、自分も相手も大切にする心を育んでもらいたいと思います。
英語教育で目指していること、今後の展望がありましたら教えてください
本校では「英語教育」を軸に3G「Grit(グリット)=やり抜く力 Growth(グロウス)=成長し続ける力 Grobal(グローバル)=世界に視野を広げる力」を子どもたちに育み、一人一人の良さを伸ばせる教育に取り組んでいます。英語で考えや気持ちを伝えられる人に成長してほしいです。そして、将来は多様な異文化を理解し、世界中の誰とでも協働できるグローバルに活躍する人に育ってほしいです。