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Go bananasで「気が狂う」!? フルーツを使った英語イディオム15選【+果物の英語名早見表】

Go bananasで「気が狂う」!? フルーツを使った英語イディオム15選【+果物の英語名早見表】

突然ですが、「柿」を英語で言えますか?

好きな食べ物の話をしているときなど、言えそうで言えない食べ物の名前があるともどかしいですよね。そんなときに困らないように、フルーツの英語名を早見表にまとめてみました。

さらに、 the apple of someone's eye など、今回はフルーツをテーマにネイティブがよく使うイディオムもまとめてご紹介します!

ぜひフルーツに関する様々な英語表現を覚えて使いこなしてみましょう!

フルーツの英語名早見表

フルーツの英語名早見表

まずは果物の英語名の早見表です。言えそうで言えなかったフルーツは復習しておきましょう。

日本語英語読み方
アンズ(杏子)apricotアプリコット
イチゴ(苺)strawberryストロベリー
オレンジorangeオレンジ
カキ(柿)persimmonパーシモン
キウイkiwiキウィ
キンカン(金柑)kumquatカムクァット
グアバguavaグアバ
グレープフルーツgrapefruitグレープフルーツ
サクランボcherryチェリー
ザクロ(柘榴)pomegranateポーメグラネット
ナシ(梨)pearペア
パイナップルpineappleパイナップル
バナナbananaバナナ
パパイヤpapayaパパヤ
ブドウ(葡萄)grapeグレイプ
ブルーベリーblueberryブルーベリー
マンゴーmangoメインゴ
ミカン(蜜柑)mandarin/tangerineマンダリン/タンジェリン
メロンmelonメロン
モモ(桃)peachピーチ
ライチ(レイシ)lycheeライチ
ラズベリーraspberryラズベリー
リンゴ(林檎)appleアップル
レモンlemonレモン

フルーツを含むイディオム&ことわざ15選

フルーツを含む
イディオムとことわざ

ここではフルーツの名前を含む英語のイディオムやことわざをご紹介します。みなさんはいくつ知っているでしょうか?

イディオム

bad apple

「他人に迷惑をかける人」「悪影響を与える人」の意味。

There are always a few bad apples in a group.
「グループには必ず何人かは悪影響を与えるような人がいる」

to compare apples to oranges

直訳すると「リンゴとオレンジを比較する」になるように、比較のしようがないことに対して使われます。 Apples and oranges で「比較できないもの」という意味。

Comparing your job to mine is like comparing apples to oranges.
「あなたの仕事と私の仕事を比較することはリンゴとオレンジを比較するようなものだ(比較のしようがない)」

the Big Apple

イディオムというよりはニックネームですが、「ニューヨーク市」のこと。固有名詞なので大文字で書きます。

Someday I want to live in the Big Apple.
「いつかニューヨーク市に住みたい」

apple of someone's eye

「非常に大切にしているもの、人」という意味。「掌中の珠」に似ています。

His daughter is the apple of his eye.
「彼の娘は、彼の掌中の珠である」

もっと詳しく:すごく愛おしい存在目の中に入れても痛くないくらい可愛いって英語でなんて言うの?

go bananas

「頭がおかしくなる」「気が狂う」という意味。

Everyone thinks I'm going bananas.
「みんな、僕が頭がおかしくなったと思ってる」

to drive (someone) bananas

「(人)の気を狂わせる」という意味。「イライラさせる」のニュアンスです。先の go bananas のバナナの用法に似ていますね。

That guy drives me bananas.
「アイツといると気が狂いそうになる」

top banana

カジュアルな表現で、グループや団体の中で最も重要な人物のこと。「中心人物」の他に演劇などの「主役」のようなニュアンスもあります。

He has been the top banana of the company for years now.
「彼はここ数年ずっとこの会社の最重要人物である」

the cherry on the cake

何か良いものに加わることによってさらに最高、完璧になるもの。例えば美味しいケーキの上に最後に乗せるチェリー。

It was amazing winning the tournament, but the cherry on the cake was meeting Roger Federer!
「試合に勝てて嬉しかったんだけど、ロジャー・フェデラーに会えたことが一番最高だった!」

cherry-pick

良いとこ取りをすること。チェリーだけをつまみ食いするイメージです。

Life isn't always fun, you can't just cherry-pick the good parts.
「人生はいつも楽しいわけじゃない、良いとこ取りをすることはできないんだ」

もっと詳しく:いいとこ取りって英語でなんて言うの?

sour grapes

「負け惜しみ」という意味。直訳すると「酸っぱいブドウ」。

語源はイソップ物語で、キツネがブドウに手が届かず、「あのブドウは酸っぱい」と負け惜しみを言ったこととされています。

Whatever he says now is just sour grapes.
「今となっては、彼が言うことは全部負け惜しみだ」

もっと詳しく:負け惜しみを言う負け犬の遠吠えって英語でなんて言うの?

ことわざ

The apple never falls far from the tree.

「リンゴは木から遠いところには落ちない」が直訳で、ニュアンスは「蛙の子は蛙」「子は親に似る」ということです。

One bad apple spoils the bunch.

Bad apple を使ったことわざ。

「腐ったリンゴが1個あると全部ダメになる」という直訳から、悪いものや人が1個もしくは1人いるだけで全体に悪影響を及ぼす、といった意味。

Life is just a bowl of cherries.

直訳は「人生とはお椀いっぱいのチェリーのようなものだ」になります。

A bowl of cherries は「たくさんの良いこと」「とても楽しい状況」の意味で、人生は楽しいもんだよ、という意味のことわざです。皮肉っぽく逆の意味で使われることも多い。

When life gives you lemons, make lemonade.

「人生があなたにレモンを与えたなら、そのレモンでレモネードを作りなさい」と訳せます。

Lemon は酸っぱいものであるためか「不快なもの」という意味で使われることがあります。なのでこのことわざは、「悪い状況に直面したときでもポジティブな面を見つけ、逆境を上手く利用しよう」といった意味。

もっと詳しく:七転び八起き転んでもただでは起きないって英語でなんて言うの?

Forbidden fruit is the sweetest.

「禁断の果実が一番甘い」。人は禁じられたものに興味を持つ、といった意味のことわざ。

まとめ

いかがでしたか?

こうして見ると cherry は「良いもの」、 lemon は「悪いもの」など、さまざまなニュアンスを持つフルーツがあるのですね。

みなさんもぜひ果物に関するイディオムを使ってみてください!