Erik
(更新)
突然ですが、「面白い」を英語で言えますか?
考えさせられる本を読んだときの「面白い」、お笑い芸人のコントを見て笑い転げるような「面白い」、ハラハラドキドキする映画の感想としての「面白い」などなど、日本語の「面白い」には様々なニュアンスがあります。
これらを英語で表現しようとすると、一つの表現だけでは物足りなく感じることもあるでしょう。
今回はニュアンス別に「面白い」を意味する英語表現をご紹介します。
「面白い」「興味深い」
"interesting" はワハハと笑うような「面白い」ではなく、興味を引くような面白さの表現です。 "interest" は「興味」「関心」の意味。
「その本はとても興味深かった」
「おかしい」「滑稽な」
対して "funny" は滑稽な面白さです。おかしな光景や、面白いジョークに対してなど幅広く使えます。
「あなたほんと面白いね!」
「これ、おかしな臭いがする」
「大笑いを誘う」
"funny" よりもさらにワハハと爆笑する面白さ。 "funny" では物足りないときによく使われます。
「それ爆笑なんだけど!」
「彼が言うジョークはいつも本当に面白かった」
「面白い」「楽しい」
娯楽的な面白さの表現。人を楽しませたり、笑わせたりするニュアンスです。
"amusement park"(遊園地)や "amusement arcade"(ゲームセンター)などに使われているのも納得ですね。
「公園で人間観察するだけでも面白い」
「愉快な」「面白い」
こちらも娯楽的なニュアンスが強い表現。"entertain" は「楽しませる」という意味。
「とても面白いショーだった」
「彼は人を楽しませるのが好きだ」
「興奮させる」「わくわくする」
わくわくしたり、興奮するような面白さは "exciting" が適切。日本語でも「エキサイティング」と言いますね。
「決勝戦は本当に面白かった」
「エキサイティングなアウトドアアクティビティを楽しもう!」
「滑稽な」「おどけた」
思わず笑ってしまうような面白さの表現。日本語の「コミカル」とほぼ同じです。
"comic"(漫画)や "comedian"(コメディアン、お笑い芸人)のイメージがわかりやすいのではないでしょうか。
「彼のコミカルな動きを見てみんなが笑っていた」
もっと知りたい方はこちら:
面白い・あなた面白いですね・それって面白いねって英語でなんて言うの?
ここからは "funny" の面白さを感じたとき、笑いが止まらないようなときに使いたい英語フレーズをご紹介します。
どれもネイティブがよく使う表現ですので、ぜひ活用してみてください!
「それ本当に面白い」
幅広く使える表現で、「おもしろ!」「ウケる」のようなニュアンス。
「笑いが止まらない」
直訳そのままの意味で、笑いが止まらないほど面白いときの表現です。
「笑わせてくれるね」
"crack up" は口語で「急に笑い出す」や「ゲラゲラ笑う」の意味。あなたが私を "crack up" させる→「笑わせてくれるね」です。
「超ウケる」「笑い死ぬ」
直訳すると「あなたは私を殺している」ですが、実際には面白すぎて「笑い死んでしまう」のようなニュアンスです。
「超ウケる」「笑い死ぬ」
こちらも直訳すると「私は死んでいる」ですが、意味は「笑い死んでしまう」です。
もっと知りたい方はこちら:
超ウケる・吹いたwww・笑いすぎてお腹が痛い・うけんだけど・大爆笑って英語でなんて言うの?
いかがでしたか?
様々な「面白い」を意味する英語表現があります。全てを使いこなす必要はありませんが、一つや二つ覚えてみると大幅に表現力が変わるかもしれません。