orphanは「孤児・遺児」の両方を差します。そして両親共いない場合です。片親の場合は使いません。
交通災害遺児/交通災害遺児のような英語の語句表現はなく、文章的な言い方になります。例えば「交通災害遺児基金」のような表現は、
Funds for children who lost their parents in a traffic accident.
「交通事故で両親を亡くした子供たちのための基金」
Funds for children who were orphaned after their parents were killed in traffic
accidents.
「交通事故で両親を亡くして遺児となった子供たちのための基金」
2つ目の表現は「亡くした:be killed in」としたのでちょっと直接的すぎるのであまり言わないかもしれないです。
orphanは「孤児・遺児になる」という動詞にもなります。
The children were orphaned after the natural disaster.
「その子供たちはあの災害で遺児になった」
ちなみに「片親」はsingle parentと言います。
"orphan, child who lost parents in a disaster/accident/disease"
「遺児」に最も近い英語表現は「orphan」ですが、これは一般に両親が亡くなった子供を指し、上記の「孤児」と同じ意味を含みます。
災害や事故、病気等で片親もしくは両親を亡くした子供たちへの直訳的な英語表現は無いため、そのような状況を詳しく説明することが求められます。例えば「A child who lost a parent in a traffic accident」(交通事故で片親を失った子供)や「Children who lost their parents due to a natural disaster」(自然災害のせいで両親を失った子供たち)などといった表現が使われます。