不惑の語源「四十而不惑」は、英語では以下のように訳されています。
At forty, I had no delusions.( I could no longer be confused nor tempted/I no longer suffered from perplexities.)
delusionはメリアム・ウェブスターでは「a belief that is not true: a false idea」と説明されていて、no dilusion だと、心が迷うようなことを考えないという感じでしょうか?一方、perplexitiesは「 the state of being very confused because something is difficult to understand」となっていて、no longer suffered from perplexities. だと、混乱したり、理解できなくて困ってしまうことがない状態となります。
つまり、心が惑わされない様子や迷いのなくなる状態のどちらを言いたいかで、言い方が変わってきてしまうのです。ただno longerは、もはや、むかしはしたが、今はしないという言い方なので、大人にふさわしいので
no longer have **というパターンで考えてみるといいかもしれません。
日本語ではスッと通じることが英語では考えないと通じないのは不便といえば不便ですが、40歳になって思うことや、中年(middle age)はむしろ迷いが多いというような感覚は共通していると思います。そちらに話をもっていけば大丈夫です。(私は50代なので、ここは信用してくださっていいですよ)