英語圏の方々にとっての「胎教」は、日本に比べるとそこまで馴染みのないコンセプトです。ですので、ずばりそのものを指す言葉は英語では存在しない為、説明のために使われる言葉は例に挙げたような多種多様な言葉になります。
なお、1番目に挙げたprenatal education はアメリカの胎教グッズの説明に使われている用語ですが、一般的には「産前の妊婦に対する教育」の意味として使われる方が多い言葉でもあります。
日本人であれば「胎教」とは何を指すことなのかはすぐピンときますが、英語圏の場合は知らない方も多いので、下記のような補足説明を付け加えるのが良いと思います。
"In Japan, people believe that a fetus in the womb is able to feel and listen to music, voice and other sounds, thus "prenatal education" is a popular practice, such as reading or talking to the fetus, playing music to the fetus etc."
「日本では、子宮の中の胎児は音楽や声、その他の音などを聞いたり感じたり出来ると信じられています。その為、お腹の中の胎児に読み聞かせをしたり話しかけたり音楽を聞かせたりする『胎教 』という教育法に人気があります。」
prenatal = 出生前の、胎児期の、妊婦向けの
fetus = 胎児
fetal = 胎児の (形容詞)
womb = 子宮
「胎教」は英語では "Prenatal education" や "Prenatal stimulation" という言葉で表されます。
"Prenatal" は「妊娠前の」、"Education" は「教育」、そして "Stimulation" は「刺激」を意味します。この言葉は、赤ちゃんが母親の胎内にいる間に教育や刺激を与えることを指します。その一環として、多くのお母さんがリラックスした心地よい音楽を聴くことがあります。
例えば、
"Listening to relaxing music is good for prenatal stimulation."
(リラックスする音楽を聞くことは胎教にいい)