★ 解説
short straw や short end of the stick はまさにくじ引きのようなものです。
I always draw the short end of the stick.「おれいつも貧乏くじ引いてる」
海外の映画やドラマでもときおり見られるシーンでもあります。
誰かが嫌なことをしなければならないとき、紙やその他のもので作った複数の小さな棒状のものを一本だけ短くし、一人の人が同じ長さに見えるように手に持ち、参加者がランダムに取って長さを比較します。一番短いものを引いた人がその嫌な役割をするので、これがまさに貧乏クジです。
日本語では実際にクジを引かなくても「貧乏くじ」というように、英語でもそれは同じです。
なお、straw は「わら」のことで、古くはわらでクジを作っていたからこう言うのでしょう。
short end of the stick は「短い棒」という意味です。
ご参考になりましたでしょうか。
貧乏くじという表現は、英語では "drawing the short straw" や "getting the short end of the stick" と言います。どちらのフレーズも意味は同じで、「不運にも居心地の悪い仕事や責任を押し付けられる」という意味になります。直訳すると「短いストローを引く」や「棒の短い方を取る」ですが、不運にも嫌な役目を引き当てるという意味で用いられます。
なお、これらのフレーズは口語表現で、フォーマルな状況ではあまり使われませんが、日常会話やカジュアルな状況ではよく使われます。例文:I always seem to be drawing the short straw at work. 「仕事でいつも貧乏くじを引くことになるようだ」