ご質問の意味に値する英語はいろいろあるのではないかと思います。
(1)〜(3)について、少しずつ「こなれた」や「使いこなす」のニュアンスをアップして付加情報を加えながら解説しようと思います。そして最後に「こなれた服装」に行こうかと思います。
また今回英訳させていただいたのは、色々な言い方の一部と思っていただいていいのではないかと思います。
(1)「ネイティヴのように英語を話す」
これはそのままですが、「こなれる」の意味はあまり強くはありません。しかし似た意味があるのでは無いかと思います。
She talks / speaks like a native speaker. 「彼女はネイティヴのように話す」
さらに「現地の人みたいな」とのことなので「自然な」と解釈し、このような例を挙げてみました。もちろん会話の中でも使うことがある表現です。
She speaks natural English. 「彼女は自然な英語を話す」
She speaks English fluently.「彼女は流暢に英語を話す」 でも良いかとは思います。
(2)「英語の慣用的な表現」
「こなれた」の意味では一番近いのかもしれません。慣用表現を会話や文章の中に上手に入れることによって、こなれた英語を使っているというニュアンスがでると思います。
またこの表現を使って例文を考えると
She has a good command of idiomatic expressions in English.
「彼女は英語の慣用表現を使いこなす」のような言い方もできるかと思います。
少しかたい表現ではありますが、have a good command of 〜 「〜の自由に使える力、運用力をもっている」という意味です。日常会話で使ってもおかしくはありません。
She has a good command of English. のように「彼女は英語を使いこなす、高い運用力を持っている」などのように言うこともできます。
(3)「こなれた服装」
この場合の「こなれた」は「自然で無理がない」ということだと思います。
effort は「努力」less は「〜がない」の意味で、これらが合わさって effortless 「とても自然な、無理がない、苦労のあとを見せない」という意味になります。
She's so natural and effortless with what she wears.
「彼女は着るものと共にとても自然で無理がない」→「彼女は着ているものがとても自然で無理がない」
また effortless は副詞で effortlessly となり「やすやすと、簡単に、努力しているように見せずに、自然に」などの意味があります。
She dances effortlessly. 「彼女はとても自然に(場合によって優雅に)踊る」のように言うことができます。
以上、ご参考になれば幸いです。
master (a skill, a language, a sport, an instrument)
proficiency in (a subject, a sport, a language)
to be proficient in (a subject, a sport, a language)
服装についての「こなれた」になるとまた違いますが、言語に限って言うと、やはり「こなれる」とは「流暢になる」ということだと思いましたので、以上のような表現を選びました。
例文でも見ていきましょう:
- I want to master English.
英語をマスターしたい。
- I want to be proficient in English.
英語が堪能になりたい。
- I want to be fluent in English.
流暢に英語を話したい。