従順さを示す単語は「Docile」だと思います。
他にも「Obedient」も「Well-behaved」があります。それらの使い分け方を説明いたします。
まず「Docile」。
これは気力がなく、反抗精神の無さを示す単語です。
なので、よく「日本人は従順だ」と聞きますが、どう訳せばいいのか考えさせられます。
ニュアンスを間違えると、失礼なフレーズになってしまいます。
僕は「Japanese people are generally docile」と言う方がいいと思います。
実に「Docile」とは学問でも使われる、性格や性質を表すために役立つ言葉なので、こう言うシチュエーションで使えます。
「Obedient」は「言うことを聞く」と言う意味で、上下関係が前提となります。
なので、「His students are all obedient」と言うと、「彼の生徒達は皆従順だ」となります。
これは適切な表現です。何故ならば生徒が先生に従うのはおかしくないからです。
「His students are all docile」と言うと、気力が無い、と言う意味になるので不適切です。
さらに、「Well-behaved」は「おりこう」と言う意味です。
従順の意味もありますが、子供やペットに対して使う言葉です。
さて、何故「Japanese are generally docile」が適切かと言うと、あまりデモとか暴動をしないからです。昔はもちろん頻繁にあったみたいですが、今の日本人の他半数は「Docile」だと言えるでしょう。立腹して、車に火をつけたりしないし。