「~は」をどう英語で表現するか?というご質問ですね。
「~は」、いうのは日本語で「助詞」にあたります。基本的に、英語と日本語は文法が全く異なるので、このような日本語の助詞は、全く同じ形では英語に存在しません。
例えば、「私はリンゴを食べる。」は、"I eat an apple." ですね。
I = 私、eat = 食べる、an apple = ひとつのリンゴ。
つまり、「~は」という助詞にあたるものは英文内に見当たりません。
「私はリンゴを食べる。」という日本語の文では、「私」を「主語」と定義するために「~は」という助詞が使われています。ですが、英語では "I"は主語としてしか使われませんので、そもそも定義の必要がありませんよね 。
また、「彼が良いと言うなら、私は問題ないですよ。」というような場合。日本語では同じ主語でも「が」・「は」で、ニュアンスが違いますが、英語では"If he says OK, I have no problem." となり、ここでも「~は」を敢えて単独の英単語に訳しません。
とは言え、この助詞「は」にも、まだ他に使い方がありますね。
例えば、「私、リンゴは、好きじゃないんです。」と言うとしましょう。これは、"As for apples, I don't like them." と表現することが可能です。この、「リンゴは」の「~は」は、As for で置き換えることができるのです。As for は「~については」というような意味合いの表現です。
ここでの「は」は、主語を定義するのではなく、「話題」を表す「は」なんですね。主語は「私」で、「リンゴ」は話題・つまり、話のトピックです。「私は、リンゴについて言えば、好きじゃないんです。」というように。
ですので、このトピックを表す「~は」でしたら、As for ~で置き換えることが可能です。
いかがでしょうか?
ご参考になれば幸いです!