ジェーン・エリオット先生という方の、「青い目の子はみんな良い子です。青い目の人は5分余計に遊んで良いですよ」という、約50年前の1968年4月に行われた米アイオワ州の小学校での人種差別についての実験授業のムービーを観ていた時のことです。日本語訳で、「烏合の衆」という言葉が出て来ましたが、英語ではどの様に表現するのだろうと気になりました。よろしくお願いします。
ご質問ありがとうございます。
すみませんですが私もなぜその字幕が出たかちょっとわかりません。
烏合はcrowと言います。衆はgroupとかmassになります。でも、日本語でその表現は「規律も統制もなく、ただ寄り集まっているだけの集団」みたいな意味ですので、烏合の衆はcrowdとかmobに翻訳できます。
特に乱暴なcrowdはmobと言います。今アメリカで起きているデモは所々でmobになっていると言われています。
ご参考いただければ幸いです。
"A mob"
「暴徒」や「群衆」といった意味で、特に集団が乱暴になったり、秩序が乱れている状態を指します。
"A rabble"
「雑多な群衆」や「無秩序な人々」という意味で、烏合の衆に最も近い表現です。
"A disorderly crowd"
「秩序のない群衆」という意味で、具体的に人々が組織もなく乱れた状態を表現することができます。
例文:
- "The protesters turned into a mob when they started rioting."
(抗議者たちは暴動を始めたとき、烏合の衆と化した。)