「宇宙」を意味する基本英語は3つ!宇宙に関する英語表現まとめ
ロマン溢れる「宇宙」の世界。
どの国へ行っても、誰と話しても、思わず会話が弾む話題の一つではないでしょうか。
今回はそんな「宇宙」に関する英語表現をまとめてみました。
宇宙を意味する英単語、惑星の名前の覚え方、ネイティブが使うイディオムもご紹介しますので、ぜひ会話に取り入れてみてください!
「宇宙」は英語で?

「宇宙」を英語で表現する場合の基本表現は次の通りです。
① (outer) space
「宇宙空間」
日常会話で大気圏外の「宇宙」は "outer space" や 単に "space" と呼ぶことが多いです。 "outer" は「外の」、 "space" は「空間」ですね。
- 【使用例】
- I wish we could go to outer space.
「宇宙に行けたらいいのに」What happens to water in space?
「宇宙では水はどのようになる?」
② universe
「宇宙」「天地万有」
地球も含めた宇宙全体。 "the universe" のように "the" をつけて言う場合が多いです。
- 【使用例】
- We serve the best pizza in the universe.
「私たちは宇宙一美味しいピザを提供します」
③ cosmos
「(秩序があり統合された)宇宙」
英語での発音は「コズモス」。日常会話ではあまり使われない表現なので、通常は "space" や "universe" を使うと良いでしょう。
- 【使用例】
- Earth is just a small part of the cosmos.
「地球は宇宙の小さな一部分でしかない」
もっと詳しく知りたい方はこちら:
宇宙の写真・宇宙に比べたら私たちなんてちっぽけだ・この宇宙の先には別の世界がある・宇宙人って信じる?って英語でなんて言うの?
惑星の英語名

惑星の英語名は次の通りです。2006年まで第9惑星とされていた「冥王星」も記載しています。
| 惑星 | 英語名 | 読み方 |
| 水星 | Mercury | マーキュリー |
| 金星 | Venus | ヴィーナス |
| 地球 | Earth | アース |
| 火星 | Mars | マーズ |
| 木星 | Jupiter | ジュピター |
| 土星 | Saturn | サターン |
| 天王星 | Uranus | ユレイナス |
| 海王星 | Neptune | ネプチューン |
| (冥王星) | (Pluto) | (プルート) |
惑星の名前を「水金地火木土天海冥」と覚えている方は多いのではないでしょうか。
このような語呂合わせは英語にもあり、アメリカでは惑星の名前と並び順を "My Very Educated Mother Just Served Us Nine Pizzas" と覚えます。
単語の頭文字が太陽に近い順に惑星の名前の頭文字と同じになっています。
「宇宙」関連のイディオム7選

ここからは宇宙に関連する英語イディオムをご紹介します。
ネイティブもよく口にするフレーズなので、会話に取り入れてみましょう!
① once in a blue moon
「ごくまれに」
このイディオムの語源は諸説ありますが、 "blue moon" とはひと月の間に2回満月が訪れるときの2回目の満月を意味するので、めったに訪れないことから、という説が有名です。
- 【使用例】
- We only see him once in a blue moon.
「彼はごくまれにしか顔を出さない」
もっと詳しく知りたい方はこちら:
彼はまれにミスをするって英語でなんて言うの?
② (be) on another planet
「他の惑星にいる」
身の回りで起きていることに気づかず、他の人とは違った行動をすること。
また、何かが非常に優れている人に対して「現実離れしている」のような意味もあります。
- 【使用例】
- He acts somewhat strange, so some people say that he's on another planet.
「彼はなんだか不思議な行動をするので、他の惑星にいるという人もいます」Roger Federer is on another planet.
「ロジャー・フェデラーは現実離れしている」
もっと詳しく知りたい方はこちら:
ぼーっとしてるって英語でなんて言うの?
③ out of this world
「この世のものとは思えないくらい素晴らしい」
この世のものとは思えないくらい素晴らしい、というポジティブなニュアンス。 "great" とか "amazing" では物足りないようなときに使います。
- 【使用例】
- This cake is out of this world!
「このケーキ、この世のものとは思えないくらいうまい!」
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今まで食べた中で1番美味しいって英語でなんて言うの?
④ reach for the stars
「望みを高くする」
"stars(星)" は遠く高いところにあることから、得るのが難しいものに手を伸ばす、困難なことに挑戦すること、を意味します。
- 【使用例】
- My coach always told me to reach for the stars.
「コーチはいつも私に望みを高く持つように言っていた」
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高みを目指すって英語でなんて言うの?
⑤ come back down to Earth
「地に足をつける」「現実に戻る」
直訳すると「地球に戻ってくる」です。夢から覚めて現実に戻る、のような意味。
理想の夢物語ばかり語っているような人に対してや、ぼーっと考え事をしていたようなときにも使われます。
- 【使用例】
- You need to come back down to Earth.
「君、地に足をつけて現実的になった方がいいよ」The knock on the door brought me back to Earth.
「玄関にノックする音が僕を現実に引き戻した」
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明日からまた現実って英語でなんて言うの?
⑥ under the sun
「太陽の下で」「この世で」
「存在する」「地球上の」のような意味。
例えば "everything under the sun" なら「ありとあらゆるもの」や「万物」のような意味になります。
- 【使用例】
- This is the best chocolate under the sun.
「このチョコ、地球上で一番美味しい」
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なんでもいいの?って英語でなんて言うの?
⑦ over the moon
「非常に幸せで」「大喜びして」
嬉しくて飛び上がって月を越えるほどの大喜び、またそれくらい幸せ、という意味。
- 【使用例】
- She was over the moon when she received her college acceptance letter.
「彼女は大学の合格通知を受け取ったとき、大喜びしていた」
もっと詳しく知りたい方はこちら:
舞い上がる・心の底から嬉しい・大喜びって英語でなんて言うの?
まとめ
いかがでしたか?
「宇宙」は子供から大人まで、多くの人々がワクワクするトピック。
今回ご紹介した単語や表現を使って、さまざまな場面で英語コミュニケーションを楽しんでみてくださいね。