道路にあるやつです。
マンホールは 確かにman hole とも言いますが、
最近は PC(political correctness 差別用語を避けること)の観点から、
utility hole (utility 公益事業)
あるいは
maintenance hatch (メンテナンス用のhatch= 出入り口)
がよいとされています。
PCは、ことに男女差別の語には非常に敏感で、
たとえば、
manpower (労働力)→workforce
policeman →police officer (officer お役人)
fireman(消防士)→fire fighter (fighter 戦う人)
など、特にmanを使う言葉には注意が必要です。
(日本語でも、看護婦さんは、男女ともに使える「看護師」に代わりましたね)
また、語尾に -essがつく単語は女性を表しますので、
みなさんご存知のように
stewardess →cabin attendant あるいはflight attendant
と変わりましたね。
waitress なども、最近では 男女ともに使える
server (給仕する人)に代わって来ています。
PC worldsの中には、気を使いすぎて少々滑稽に思える語もありますが
こういった時代ですので、私たちノンネイティブも誤解されないように
なるべく差別語を避けるよう気をつけた方がよいでしょう。
shin1さん、ご質問ありがとうございます。
一例をご紹介させてください。
《解説》
★ マンホール
「マンホール」はそのまま manhole と言います。
ジーニアス英和大辞典によると「人間が出入りする穴」ということで manhole と言うようです。私も初めて知りました。
辞書で意味を確認しましょう。
【オックスフォード新英英辞典】
manhole
【noun】
a hole in the surface of a road covered by a lid. It is used to examine underground pipes, wires etc.
↓
manhole
【名詞】
道路上にあるふた付きの穴。地下の水道管・配線などを点検するためにつくられたもの。
-----------------------------------------------------------------------------------------
「manhole」は「穴」のことですね。「ふた」は manhole cover と言います。
《例文》
A blind man once fell into a sewer because the iron manhole cover was missing.
以前、ふたの開いたマンホールに目の不自由な男性が落下したことがあった。
(出典:Oxford Dictionaries)
お役に立てば幸いです。
ありがとうございました。
回答したアンカーのサイト
ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】