公平性は「Fairness」と言います。
こちらは、待遇などが公平か否か議論するときに使います。
しかしながら、講師が公平に受講生一人一人に一生懸命教えてくれる事は「Fairness」に当たるのか微妙に思いました。どちらかと言うと、「平等に」の方が適切かと思い、「Equally」を提案しました。
「I believe teachers who teach students with equal effort are wonderful」(生徒を皆平等に一生懸命教える先生は素晴らしいと思う。)。
「公平」は文脈によって言葉が変わります。
例えば「人を公平に使う」は treat people fairly になります。
「私は公平です」は I am fair と言います。もう一つの言い方は I am impartial です。Impartial は「偏見がない」という意味です。
しかし、今回の「誰でも公平に英語を一生懸命教えてくれる先生」は equal がいいと思います。例えば A teacher who equally tries his hardest at teaching every student と言えます。
ご参考になれば幸いです。
公平:fairness, equality, impartiality
公平の:fair, equal, impartial
公平に:fairly, equally, impartially
素晴らしい先生だそうですね!
例:誰でも公平に英語を一生懸命教えてくれる先生は素晴らしいと思います。
Teachers who do their best to teach English to anyone and everyone are amazing.
上の文では、公平が現れませんね。なぜかというと、上の場合、「誰でも公平に」が特別な言い方を使えます。「anyone and everyone」で「誰でも」が「anyone」と公平にが「everyone」に翻訳します。
ご参考にしていただければ幸いです。
「fairness」と「impartiality」は「公平」に相当します。
例文1:
I think that a teacher who enthusiastically teaches English with fairness is wonderful!
例文2:
I think that a teacher who wholeheartedly teachers English with impartiality is wonderful!
「fairness」の形容詞は「fair」です。
「fairness」は副詞「fairly」です。
「impartiality」の形容詞は「 impartial」です。
「impartiality」の副詞は「 impartially」です。
例文3:
He was fair towards all his subordinates.
He treated all his subordinates fairly.
He was impartial towards all his subordinates.
He treated all his subordinates impartially.
いずれも「彼は部下たちに公平に待遇していました。」
参考になれば幸いです。
色々な言い方がありますが、この場合ではFairlyとEquallyがいいと思います。
両方は問題ないですが、ニュアンスが違います。
Equallyは皆の年齢、性別、経験などを全部物ともせず、同じように扱うことです。
例えば、80歳のおばあさんと6歳の小学生に同じ方法で英語でを教えるのはEqualと思います。
Fairlyは同じ意味ですが、「正しい、道理ある」のようなニュアンスがあります。
例えば、Xさんは毎日朝の6時から夜の6時まで働きました。Yさんはただ午後の3時から5時まで働きました。この2人に同じ給料を与えるのはEqualですが、Fairではありません。
以上の文は:
誰でも公平に英語を一生懸命教えてくれる先生は素晴らしいと思います。
I think that teachers who teach English to everybody fairly/equally and diligently are wonderful.
「公平」を意味する単語は幾つかあります。
「公平」という名詞なら
fairness, equality, impartiality
「公平な」という形容詞なら
fair, equal, impartial
「公平に」という副詞なら
fairly, equally, impartially
になります。
ニュアンスの違いとしては、fair と impartial は同じ意味で使われ、生徒の能力、特徴に合わせる「公平さ」で、equal は生徒が賢くてもそうでなくても同じ指導をする「平等さ」を意味します。どちらの「公平さ」が良いかはその状況によりますが、それを使い分けるのが教育の現場では大切だと言われていますね。
例文
My teacher treats earnest students and apathetic students equally.
「私の先生は真面目な生徒もやる気のない生徒も平等に扱う」
earnest 「真面目な」
troublesome student 「問題児」
I want to be a teacher who listens to students and their parents impartially / fairly.
「私は生徒の意見も生徒の保護者の意見も公平に耳を傾ける教師になりたい」