あるマンガの海外版の英訳に「王道の~」はmainstream、「邪道の~」はcultが用いられていました。でも、cultという単語に「王道と邪道」という概念的意味は含まれていないのではと思います。
王道と邪道をネイティブがナチュラルに説明するとしたらなんと言いますか?
邪道=一部の人にしかウケない、定番のやり方ではない
王道=広く一般大衆にウケる、常套手段
「王道と邪道」の英訳は文脈とニュアンスによって変わることがあります。
「王道」を「広く一般大衆にウケる、常套手段」というニュアンスで英訳しますと
"orthodox" , "orthodox way/method" , "normal way" , "common way" などになります。
又
「邪道」に特に悪い意味合いがない場合には "unorthodox" , "unorthodox way", "unorthodox method" となります。
悪い方法というニュアンスの場合には"wrong way" , "improper way" になります。
例文: "He ran his company in an unorthodox way."
彼の会社の経営のやり方は通常のやり方と違ったけど、別に悪い意味や良い意味が入っていません。そういうニュアンスはその後続く文章の内容で説明出来ます。
ご参考になれば幸いです。
回答したアンカーのサイト
DMM英会話
The straight and narrow vs. the way of the maverick
王道を英語で表した "the straight and narrow" は、字義通りには「細道をまっすぐに」という意味ですが、比喩的に「正しい道」、「一般的で正統な方法」を指し、広く受け入れられている常識に従うことを示します。一方で、邪道を表す "the way of the maverick" というフレーズは、"maverick" が元来「異端者」「独立独歩の人」を指す言葉なので、「定番から外れた方法」、「少数派に支持される方法」を表しています。
"mainstream" は「主流の」「一般的な」という意味で、王道に相当します。"cult" は「カルト的な」「熱狂的な少数派に支持される」というニュアンスがあり、邪道を表すには適していますが、元々は宗教的な小集団や熱狂的なファンを連想させる単語です。従って、正確に「王道と邪道」の概念を英訳するにはやや不十分かもしれません。
関連する単語とフレーズ:
- conventional (従来の)
- orthodox (正統派の)
- unorthodox (異端の)
- cutting edge (最先端の)
- avant-garde (前衛的な)
- nonconformist (非同調者の)
- standard (標準)
- alternative (代替の、別の)