SOLUTION.04
英語を通じ国内外を問わず活躍できる人材を育む
カゴメ株式会社
日本を代表する食品会社の一つ「カゴメ株式会社」。国内外を問わず食を通じて社会問題の解決に取り組んでいけるよう、社内の英語力強化に取り組んでいます。 今回は、人事部の竹島さんと、DMM英会話を使って日々英語学習に取り組む社員の方にインタビューを行いました。
- 導入形式:希望者向け
- 受講時間:業務時間外
- 対象:海外赴任者(予定含)
- 受講制度:半年間継続で補助金
カゴメ株式会社はどのような会社ですか
120年にわたり食品の製造・販売を行っている会社です。現在は「日本の野菜不足を解消したい」という考えのもと、家庭用や業務用の飲料・食品だけでなく、通販や農事業まで事業領域を広げています。
いつでも手軽に野菜が摂れる暮らしの実現をめざし、さまざまな形で野菜を届けることで、健康長寿に貢献していきたいと考えています。
DMM英会話を導入したきっかけは何だったのでしょうか
海外事業の拡大を図る上で、社員の英語学習支援の必要性を感じていました。 社員が主体的に活用する用途を前提としていることから、DMM英会話の利用者の多さと知名度の高さにより社員に説明がしやすいこと、また社員が自己負担を行うことから、コスト負担感を低く抑えられる比較的安価な価格設定であること。この2点が、最終的な決め手となりました。
海外に駐在されている社員の方向けに導入をされたのでしょうか
その目的もあります。台湾、アメリカをはじめ各地で働いている従業員が、よりレベルの高い英会話を習得するために、会社として何か支援ができないかと考え、DMM英会話を選びました。
プランの使い分けはどのように決めていますか
『スタンダートプラン』と『プラスネイティブプラン』を受講者毎に選択して受講いただいています。台湾で働いている社員から「より実践に即した応用が効くような英語を学びたい」という要望があり『プラスネイティブプラン』も導入させていただきました。より応用度の高い英語を求められるような海外赴任者も実践的に学べる環境を整えています。 実際、『プラスネイティブプラン』を導入したことにより、「ネイティブスピーカーの言い回しやアクセント、発音などを勉強することで現場での応用力につながった」という声を聞いています。
レッスンの受講スタイルはどのような感じなのでしょうか
受講する時間・場所はさまざまで、「業務時間外であればいつでも受講していい」というように、従業員それぞれに任せて運用しています。 人事部としては、英語学習を習慣づけてもらうために定期的に受講率を確認していて、半年間で月平均10回以上受講した従業員には受講補助金を出す仕組みを作りました。
受講されている社員のみなさからはどんな声が上がっていますか
DMM英会話の知名度も助かって「取りかかりやすい」ようです。今までオンライン英会話に興味があったもののレッスンをするところまでは踏み込めなかったような社員の受講のきっかけになったという声も聞いており、導入して良かったなと思っています。 オンライン英会話は最初の一歩が大きなハードルになっている人たちが多いと思うので、そこを会社として手助けしてあげるというのは大事な役割だと思っています。
英語力強化を通じて、実現したいビジョン等があれば教えてください
会社として「社会問題になっている野菜不足を解決していきたい」という考えがあり、厚生労働省が提唱する「野菜を1日350g摂りましょう」という野菜摂取量の目標値を、国内のみならず世界にも広げていきたいと思っています。
このビジョンを実現していくためにはグローバルな環境において成長、活躍できる人材が必要であり、会社としては従業員の自発的な英語学習を促す必要があると考えています。
さまざまな状況においてカゴメの価値を自らの言葉で発し、相手と分かち合えるための基本的なコミュニケーション力、ひいては応用力を蓄えてもらえるような支援を、今後も展開していきたいと考えています。
ありがとうございました。ここからは現在DMM英会話を使って英語学習に励む海外赴任中の社員、長田さんにお話を伺いました。
オンライン英会話は楽しいですか
楽しいですね。25分間、あっという間に終わってしまいます(笑) 語学は毎日の努力の積み重ね以外の王道は無いと思っており、DMM英会話を始める前も始めた後もこの思いに変わりはありませんが、DMM英会話によって、英会話へのアクセスが容易になったことは大きな変化であると思っています。
レッスンの受講は自宅でやることが多いですか
そうですね。今は台湾勤務で台南に住んでいて家でやることが多いですが、オフィスは台北なので、オフィスに行っているときは近くのホテルでレッスンを受けることもあります。
オンライン英会話は場所と時間を選ばないので、英語学習を手軽に継続できる便利なツールであると感じています。
これまでの英語研修との違いを教えてください
20数年前、当時私が東京で勤務していたときに、週1回会社に講師を招いてのグループレッスンがありました。グループレッスンは同僚と楽しく英語学習ができるのがメリットかなと思います。
一方、オンライン英会話はマンツーマンレッスンですので、毎日やることで今まで伸ばしてきた英語力を落とさずにキープできていると感じています。やっぱり続けていかないと英語力が落ちていきますので。
『プラスネイティブプラン』の使用感はいかがでしょうか
『プラスネイティブプラン』に切り替えてからは、毎回ネイティブスピーカーのレッスンを選択しています。一口にネイティブスピーカーといってもアクセントや発音はさまざまで、私はやはり米国勤務をしていたこともあり、アメリカ英語が一番聞き取りやすいです。
基本的に『デイリーニュース』を使ってレッスンをするのですが、ネイティブスピーカーの講師だと話題がとってもふくらみますよね。
もちろんノンネイティブの講師ともニュースをベースにディスカッション出来ますが、ネイティブ講師は教材に書いてある質問からさらに自分の話をしてくれたりするので、話題が展開していくのがとても楽しいです。
現在台湾でお仕事されていて、英語を使うことはありますか
今は中国語をメインに使っており、英語はメールで使うくらいで英会話をすることはあまり多くないのですが、入社5年目以後、米国に7年、中国に11年、台湾に1年と、26年にわたり海外業務に携わっており、その間、海外調達や海外のマーケティング業務に携わっていましたので、英会話は業務を進めるうえで必須能力でした。アメリカに駐在していたときには業務でもたくさん英語を使っており、そのころに英語力がアップしたと感じています。
やっぱり海外で仕事をするなら、英語が一番便利ですよね。中華圏はどうしても中国語がメインになってきますが、それ以外の国ではどの国に行っても、英語が話せることのメリットは大きいです。現在でも他国へ出張へ行くことがあるので、その度に英語が話せてよかったなと思います。
英会話での苦労エピソードなどはありますか
入社5年目でアメリカに赴任したときのTOEICスコアは580点くらいで、ある程度コミュニケーションできるかなと思っていましたが、カリフォルニアの片田舎の訛りの強い英語には太刀打ちできませんでした。
毎日の勤務に加えて、毎晩のように工場からトラブル対応で呼び出されたり。当時は、電話でのやりとりが難しかったこともあり、仕事を終えた後に会社でトラブルがあった際は、電話では言いたいことが伝わらず、オフィスまで行きました。解決したころには朝になっていて、そのまま仕事をした覚えがありますね(笑)
もし今のような英語力があれば、電話だけで解決できていたと思います。でもそうした業務での経験が、私の英会話力を飛躍的に向上させました。伝える・答えるのに1年、説得するのに3年、コミュニケーションには5年くらいかかったのではないかなと思います。
もともと英語や海外に興味がおありだったんでしょうか
子供の頃に兼高かおるの『世界の旅』を見て、漠然と海外での仕事に憧れていましたね。中学1年生から英会話のカルチャースクールに大人に交じって行ったり。
あと、アメリカで本場のアメリカンフットボールを見ながらビールを飲みたいというのが、社会人になってからの夢でしたが、入社5年目でこの夢は叶えることができました。当時の英会話力はノービスクラスでしたが、英語が話せるから叶った夢なのかもしれません。
学習を毎日続けるコツって何かありますか
「やめない」ことでしょうね。続ける気持ちよりもやめない気持ちが大事。「毎日続けよう」という気持ちは自分にプレッシャーをかけてしまいますから、それよりも「やめない」というのが大切かなって。
何かの拍子にやらなくなって1、2週間経つと、「もういいや」ってやめた気持ちになってしまうと思うんです。そうすると「また始める」のが大変になってしまうのですが、たとえ少し間が空いても「やめない」という気持ちでいれば、後から振り返ったときにそれは「続けた」ことになると思うんですよね。
ありがとうございました。ここからは同じく海外赴任中の社員、布川さんにお話を伺いました。
DMM英会話を使われてみていかがでしょうか
1対1の英会話レッスンが、お手頃な価格で受講できるのでありがたいですね。一定数以上のレッスンを受講すると、会社が費用の一部をサポートしてくれる制度も助かっています。
これまでにも社内の英語研修制度等を利用されていましたか
通信教育クラスを受講していましたが、英会話のレッスンではありませんでした。DMM英会話は毎日受講できるので、学習モチベーションが維持できていると感じています。
レッスンの受講スタイルについて教えてください
毎日帰宅後にレッスンを受けており、受講できない日は何となく気持ちが悪いですね。 『プラスネイティブプラン』を使用していて、基本的にはネイティブ講師を選んでいます。アメリカ英語とイギリス英語の違いなど、出身地によるイントネーションや言い回しの多様性を感じることができること。また、ノンネイティブの先生よりネイティブの先生の英語の方が速くて聞き取り辛く、それがリスニングのモチベーションアップにつながっています。
DMM英会話が普段の生活や業務の中でどのように役立っていますか
レッスン中に発音の指摘をしてもらえるのが、海外赴任中の私にはありがたいですね。円滑にコミュニケーションを取るのに役立っていると思います。 あと、海外出張中の同僚に「つまらずに話せているね!」と言われたときは素直に嬉しかったです!
DMM英会話を始めてからの“気づき”等はありますか
レッスン中、特にレッスン開始直後は笑顔を心がけているのですが、私の笑顔と会話が弾む程度には関連性があると感じています。
最後に、英語における今後の目標を教えてください
外国人の上司や同僚、部下1人1人に対し、TPOに応じた英語の言い回しを出来るようにし、よりよい信頼関係を構築できるようになりたいです。