SOLUTION.05
流暢な英語でなくても、丁寧に対応ができる社員を増やしたい
都築電気株式会社
ICTサービス業界でトップクラスの実績を誇る「都築電気株式会社」。外資系企業や海外メーカーとの取引をより円滑に行えるよう、社員の英語スキル向上に取り組んでいます。 今回は、人材開発部の飯田さんと、DMM英会話を使って日々英語学習に取り組む中村さんにインタビューを行いました。
- 導入形式:希望者向け
- 受講時間:業務時間内/外
- 対象:海外対応者(予定者)
- 受講制度:月8回以上受講
都築電気株式会社はどのような会社ですか
当社は1932年に創業したICTサービス企業です。「情報ネットワークソリューションサービス」と「電子デバイス」の2事業を柱とし、海外3拠点を含む110拠点で約2万社のお客様をサポートしています。 企画、構築、運用サポートまで一貫した提案を行い、お客様の経営課題を解決に取り組んでいます。
DMM英会話を導入したきっかけは何だったのでしょうか
当社は外資系の企業様や海外メーカー様との取引がありますので、英会話能力の向上は必須です。
以前は講師を社内に招いて教室形式の英会話研修を実施していましたが、業務多忙のためなかなか講師とのスケジュールが合わず日程調整が大変でした。そのような中、時間の調整がしやすいオンライン英会話サービスを採用することになりました。
また、社員に対し「まずは英語を話すことへの恐怖心を払拭してもらいたい」という想いがありましたので、低コストで英語を使う機会を増やせるDMM英会話の導入を決めました。
プランの使い分けはどのように決めていますか
もともとは英語初級者に向けて『スタンダードプラン』を導入しており、すでにある程度の英語力を持つ社員向けには週1回の教室形式のネイティブレッスンを提供していました。
すると、教室形式のレッスンを受けている社員から「日常の中でももう少し英語を学びたい」という声があり、中級者以上の彼らはネイティブのアクセントや、失礼のない言い回しなどを学びたいとのことでしたので『プラスネイティブプラン』の導入を決めました。
『プラスネイティブプラン』は英会話の機会としてだけではなく、微妙な言い回しやニュアンスなど、本当の意味での英語コミュニケーションスキルを学ぶ場として使って欲しいと思っています。
DMM英会話を導入するうえで大変だったことはありましたか
業務で英語を使う社員は積極的に使ってくれるのですが、業務で英語を使わない社員にとっては「今すぐ必要ではないけどやっておかないと」という温度感になりがちで、どうしても優先順位が低くなってしまう。そんな中で「受講頻度が低い場合にも受講費を会社負担にするか」といった問題が出てきました。
また、業務時間内に実施されていた教室形式のレッスンに対し、業務時間外に受講したオンラインレッスンの時間は業務時間としてカウントされるのか? という声が上がりました。
そうした問題に対し、次のようなルール決めを行いました。教室形式のレッスンは週1回1時間ですので、1ヶ月分のレッスン時間(4時間)はDMM英会話のレッスン8回分( 1レッスンは25分)に相当します。したがって、3ヶ月平均して月8レッスン以上受けていない人には、継続するか否かの確認を入れるようにしたり、月8レッスンまでの時間は、労働時間としてカウントすることで解消しました。
DMM英会話を導入して、何か変化はありましたか
「英語を話すことに恐怖感がなくなった」という声がありましたね。これは、これから英語を学ぶスタートラインに立つうえで、とても大事なことだと感じています。
また、これまでは英語を話す機会がなかっただけで、機会を提供すると“積極的”に“習慣的”に取り組んでくれている社員も多く、このことが人材発掘にもつながるのではと感じております。
英語に関して、会社としてのビジョンや目標はありますか
たとえ流暢な英語でなくても、海外のお客様に対して憶することなく、丁寧に対応できる社員が増えるといいですね。
英語を学ぶ機会がない社員には引き続き、機会提供をすることで本人の成長を支援したいです。
ありがとうございました。ここからは現在プラスネイティブプランを使って英語学習をされている社員の中村さんにお話を伺いました。
DMM英会話を利用して率直な感想を教えてください
高校・大学時代に留学経験があり、海外旅行にもよく行くのでもともと日常会話程度は問題なくできるのですが、やはり1日1レッスン25分であっても、毎週2~3日もしくはそれ以上、英語を習得する時間が持てるのは嬉しいなあと感じています。
教室形式での英会話レッスンと比べてオンライン英会話はどうでしょうか?
1対1であることが最大の利点だと思います。また、週に複数回受講できること、自分の予定に合わせて受講できたり、先生や授業内容も全部 “自分で選んでアレンジ” できたりするのがいいですね。個人的には、英文リーディングができる機会が多いのがありがたいです。
レッスンでは教材を使われることが多いですか
お気に入りの講師が複数人いて、予約できた講師によってレッスン内容を変えています。例えば、スタンダードプランだったころからずっと仲良くしている講師とはフリートークをメインに、教えるのが上手な講師とは教材を使ったレッスンをしています。使う教材は『デイリーニュース』が多いですね。興味があるトピックが多くて面白いので。
ネイティブ講師とのレッスン頻度やその感想を教えてください
基本的にはいつもネイティブ講師のレッスンを受講していますが、月に2〜3回、お気に入りのノンネイティブ講師とレッスンしています。
個人的にはネイティブとノンネイティブ講師の差はあまり感じておらず、ノンネイティブの講師からも業務で役立つ英語を学べると感じています。
一方で、ネイティブのように綺麗で自然な英語を話せるようになりたい私にとっては、リーディング時の抑揚の付け方やジェスチャーなど、ネイティブならではの指摘をもらえるのでためになると感じています。
仕事で、オンライン英会話での学習が役立ったことはありましたか
実は、つい先ほども英語で電話会議をしてきたんです。毎日業務で英語を使用していますが、入社前や入社時と比べて頭が英語に慣れてきているため、英語をよりスムーズに使えるようになった気がします。
それからちょっと言いにくいのですが、自分自身の悩みなどをレッスンで話したりすることがありますね(笑)。
講師の方は自分とは違う環境にいる人たちで、別の視点からのアドバイスをもらえるため、それが精神面でのリフレッシュにつながっていると思います。
DMM英会話を始めてから、英語や海外に対する気持ちに変化はありますか
改めて、毎日英語に触れることの大切さを感じています。
また、DMM英会話の講師は国籍や年齢、職業など多種多様です。年配の講師から様々なアドバイスをもらったり、リタイア後に他国に移住している講師もいて彼らのライフスタイルに憧れを持ったり、英語以外の部分でも得ることが多く、考えや視野の幅が広がった実感がありますね。
最後に、今後の英語学習の目標があればお願いします
メールや書面でのやりとりだけでなく、多言語のカンファレンスに参加するなど、直接海外の人と話したりできる業務に携われるように頑張りたいと思います!
出張でも常駐でも、どんどん海外に行きたいですね!