撤去工事を辞書で引くとremovalと出てきます。ふむー。となると「工事をする」という日本語に捕らわれずに、remove という動詞を使った方が良さそうですね。
そうなると次の問題は誰が工事をするのか になります。実際に工事をするのが誰かといえば業者の工事担当者なのかな?
「引越しでインターネットを解約するときに機材を返却する為の撤去工事」ということは、
自分は引っ越しでインターネットを解約しなくてはならないので、その前に工事を発注しなくてはいけないという状況なのかな?と推測します。
ここまで来てやっと英文が組み立てられます。というのは、英文には主語が必須で、いろいろな(主語になれる)登場人物がいるときには、その人たちの関係も重要だからです。
removeの作業をするのは工事担当者。自分はそれを頼む立場。
自分以外の人が自分の指示で工事をするので、ここは「使役」ですね。
I must have(get) the equipment removed.
(機材を撤去してもらわなくてはならない)これは工事の人を省略するために受け身も使っています。
べたに言えば
I must get(have) a contractor to remove the equipment.
になります。
hire やask も使えます。
I must hire(ask) a contractor to remove the equipment.
大規模な撤去工事ではなく、インターネット機材の撤去でしたら「Removal」で済むと思います。
例文:
- I'm cancelling my internet contract, so engineers have to come and remove the equipment.
工事現場などでの大規模な撤去作業でも「Removal」は使えますが、「clearing」も使えます。
例文:
- OK, let's clear the site of all construction refuse.