You hit me, twice, my dad hasn't even hit me up to now
You hit me, not just once but twice, when my own father hasn't just for once
Can't believe you hit me, twice that is, when my dad hasn't even raised a hand on me
このセリフは日本でもあまりにも有名。従ってその状況、セリフや背景を知らないと実際のシーンにぴったりの訳はできないものと思います。
例文では、できるだけ正確なニュアンスを維持した表現になるよう考えてみました。
まず一つの点は“commas”(カンマ)の使い方。全て一括り(ひとくくり)のきれいな文としてではなく、原文のように感情的になっているが故、それぞれを叫びながら訴えている感じを英語で再現してみました。
次に“even”という単語を使うことによって“でさえ”という表現ができます。
二個目の例文では途中で“not just once but twice”(しかもそれは一度だけじゃなくて二度も)というびっくり感、驚きを強調させたような意味合いを持たせた形にしてみました。
続けて“when my own father…”(私の父親でさえ)という言い方から“hasn’t just for once”、 あくまでも口語ですので、書く文の時のようにしっかりとした文法ではなくてもいいと思います。ここでは“hasn’t”という助動詞ですが、主動詞の単語を繰り返さなくてもその場にいる人であれば何のことか解る時の省略した言い方をしちゃいます。そこから“for once”(一度たりとも)と付けてます。
最後の例文は“Can’t believe”(○○なんて信じられない)という表現を付けて主人公のアムロの気持ちを英語的にはそのまま解りやすく相手に伝えちゃう形に。
途中で“twice that is”(しかも二回なんて)と入れている言い方は“twice” (“二回”という回数)を強調した表現にしています。
“raised a hand”( “手をあげる” ) は“打つ”というのを間接的に言う形ですね。
You hit me, which was twice. Even my father has never hit me in my whole life.
You hit me, not only once but twice. My dad has never even hit me, before.
一文目のwhich wasを入れる事で「2回」と言う回数を強調しています。
In my whole life.は「今まで」でI have never seen such a big dog in my whole life.等、
「今までに~した事が無い」を表現するのによく使用します。
二文目のnever evenは「~さえも一度も~しない」を表します。