He/She is the only one who knows how the job works through his/her (long) experiences.
属人的は「職人魂(artisan spirits)」と捉えることもできますが、職人魂は良くも悪くもとれてしまいます。 属人的を非効率という意味で簡単に解釈しますと「マニュアルがない(マニュアル化されていない)」になると思います。
英訳例1番目のように with no handling manuals または with no operating manuals とすると「マニュアルなしで」という意味になります。
英訳例2番目は「標準化されてなくて」という意味です。
例えば、これらのフレーズに the person を付けると「マニュアルなしの人」(the person with no handling/operating manuals)になったり、the duty を付けると「マニュアルなしの業務」という意味になります。 the duty with no standardization(標準化されていない業務)と表現することもできます。
3番目の英訳例は、属人的をそのまま訳してみました。 意味は「(長い)経験を通じて彼/彼女だけが唯一その仕事の仕方を知っている」となります。
状況にもよるかと思いますが、いずれかで「属人的」が表現されるかと思います。
お役にたてば幸いです☆
会社などでも起こりがちなことですが、人によって対応が違うのは、
up to individuals
depend on the person
ということになります。
そこで、「手続きが属人的で、決まりがないため」は、
As the procedure is/was up to individuals rather than rules
例に挙げられた文全体としては、
As the procedure was up to individuals rather than rules, it led to the error/accident.
事故は文字通り accident の意味かもしれませんが、「手続きが」招いたというこの文では、error(過誤)の意味ではないかと思います。