SOLUTION.13
市民の英語力を活性化し、人と文化が交流する空間をデザインする
山口県岩国市
山口県岩国市は、10人いれば 1 人はアメリカ人という英語のまち。この地域特性を生かし、英語の学び・学び直し、国際交流の機会が充実した魅力的な英語交流 のまちを実現させるため、「英語があふれるまち いわくに」をキャッチフレーズに、 英語交流のまち Iwakuni 創生プロジェクトを推進しています。そのプロジェクトの一環として、岩国市では2022年に英語交流センターPLAT ABCを設立しました。PLAT ABCは、DMM.comの地方創生事業部が指定管理契約のもと運営しており、今回はその施設のマネージャー、矢田部さんにインタビューを行いました。
- 導入形式:抽選
- 受講時間:自由選択
- 対象:市内住民
- 受講制度:指定プログラムへの参加
岩国市英語交流センターPLAT ABCはどの様な施設ですか
山口県岩国市は、10人いれば1人はアメリカ人という英語のまちです。この地域特性を生かし、英語の学び・学び直し、国際交流の機会が充実した魅力的な英語交流 のまちを実現させるため、「英語があふれるまち いわくに」をキャッチフレーズに、 英語交流のまち Iwakuni 創生プロジェクトを推進しています。
そのプロジェクトの一環として設立された岩国市英語交流センターPLAT ABCでは、英語交流イベントの開催や、ものづくり体験、ドリンクを片手に交流が楽しめるコミュニティ空間などを提供しています。岩国市民の方々と岩国市にお住いの外国人の方々を結ぶハブとして機能し、英語でつながる新たな出会いと体験を提供し、「英語があふれるまち いわくに」の実現に貢献することを目指しています。
DMM英会話を導入したきっかけは何だったのでしょうか
私たちは、山口県岩国市から委託を受け、2022年3月末から岩国市英語交流センターPLAT ABCを運営しております。2022年の秋から、市民の方々の英語力底上げに貢献することを目指して、「英語自律学習」の継続を後押しするプログラムを実施しています。
プログラムを進めていく中で、参加者の「読む」「聞く」「書く」といったスキルの向上は、ミニテストや英語資格試験の結果を通じて確認できましたが、「話す」については、その成長をはかることが非常に難しいと感じていました。そんな時、私自身がDMM英会話の中の、英語力を測る「スピーキングテスト」を受講した際のことを思い出しました。そこで、DMM英会話で学習を楽しみながら、プログラム参加者の皆さんにもプログラムの序盤と最後に2回スピーキングテストを受けていただくことで、英語力の成長を目に見える形で実感していただき、プログラムを運営する私たちだけでなく、学習者自身がモチベーションを維持する大きな助けになると思いました。
プログラムには、高校生から70代まで、忙しい日々を送る幅広い年代の方々が参加しています。そのため、参加者の皆さんが学習を効率的に継続するためには、「手軽さ」と「成果が目に見えること」が重要です。その点で、DMM英会話はその両方を兼ね備えていると考え、導入することを決めました。
プログラムについてもう少し詳しく教えてください
5ヶ月間の「英語自律学習プログラム」を実施しております。対象は、市内在住の高校生以上の方を抽選で16名選抜しております。参加条件として、実施期間内にDMM英会話の受講、英語の自律学習、毎月のワークショップへの参加、TOEIC®︎や英検®などの英語資格試験を受験することを必須としています。
参加者の英語力の底上げは、どの様にしていますか
このプログラムでは、参加者が英語の資格試験を目標に設定し、聞く 、話す、読む、書くの4技能をバランスよく向上させることを目指しております。その中でも「話す」「聞く」においては、DMM英会話のレッスンを受講して伸ばしていただきます。
また、月に一度はオフラインでのMeet Upを開催し、英語のアウトプットを実践する場や、長年日本で英語教育に従事している大学講師によるワークショップなどを開催しております。直近のプログラムの期間中は、週に2回、PLAT ABCでの自習時間も設け、参加者同士が学習状況を確認し合い、交流することでモチベーションをアップさせる場も提供しております。
参加者の中には、海外旅行や留学、英語を活かした仕事に挑戦したいなど様々な目的を持った方々が集まっているため、同じ志を持つ仲間と共に学び合い、英語力を高められる場となっております。
このようなプログラムを実施することで、市民の英語の学び直し、英語力の底上げを達成することにより、交流が生まれ、本当の意味での「英語があふれるまち いわくに」が実現すると考えています。
市民の方々に施設を利用していただくことや、英会話学習への参加のために取り組んでいることを教えてください
より多くの方々に施設をご利用いただくために、英語や日本語、異文化を楽しく学べるイベントや、毎週木曜日に好きなお菓子を持ち寄ってリラックスしながら交流する「Tea Time Thursday」など、さまざまな取り組みを行っています。
その中でも特に力を入れているのは、SNSでの情報発信です。2022年3月に施設がオープンしてから、今ではたくさんの来館者にご利用いただいていますが、当施設は、ラグジュアリーでお洒落な大人カフェのようなデザインになっていて、あまり見かけないタイプの公共施設ということもあり、最初は少し緊張される方が多いため、気軽に来ていただけるような雰囲気を伝えるために、SNSを活用して施設について発信をしております。その結果、「SNSを見て来ました」とおっしゃってくださるお客様が増えており、その効果を実感しています。この取り組みを通じて、PLAT ABCに気軽に足を運んでいただいたり、英語に対する抵抗感が少しでもなくなったり、英語を好きになってくれる方が増えたら嬉しいです。また、市民の英語力を活性化し「人と文化が交流する空間をデザインする」まちづくりを目指し、日々運営に取り組んでいます!
DMM英会話を導入して良かったことや良いポイントを教えてください
受講者からの問い合わせがあった際でも、担当者からのサポートも迅速で的確なため心強いです。また、導入時も大きなトラブルなく順調に進めることができました。
また管理者として、多数の受講者を管理することに対して大変なイメージがありましたが、受講状況やスピーキングテストの結果をシンプルな操作で確認できる管理サイトがあるため、非常に助かっております!