He is a middle-aged, handsome man who has experienced everything, like , the joy and bitterness of life.
Jojiさんへ
渋い、英語表現が難しいですね!
率直に申し上げますと、パーフェクトな一単語が
瞬時には出て参りませんでした。お時間を頂戴して
調査させて頂ければ、話は別なのですが、要するに
英語教師(特にノンネイティブ)でもお恥ずかしながら
知らない英単語が存在するというのは、逆に言えば
そのような際にいかに「言い換え表現」で対応できるかが
英会話では最も現実的で、必要なアプローチとも言えます。
(それでは教師失格でしょう、ということでも
個人的には全く構いませんし、そのようなケースでは
学習者の方とのご縁が無かったものと考えております)
個人的には、
a middle-aged, hansome man 「中年で、ハンサムな男性」
who has experienced everything「全てを経験し尽くした」
*これら自体は両方ともナチュラルな英語です
を組み合わせることで、「渋い」というニュアンス=見た目だけでなく
人生経験豊かで、深みのある という意味をできるだけ表すことを
心掛けました。
ただ、「全てを経験した」と言い切ると、文字通りの意味になりますので
He is a middle-aged, handsome man who has experienced everything, like , the joy and bitterness of life.
彼は中年でハンサムな男性で、全ての事を経験してきている ー 人生の喜びであったり、
人生の苦みであったり( bitterness は、bitter:苦い、の名詞形です)
・・・のように表現します。だいぶ、日本語の「渋い」に近いと思うのですが
いかがでしょうか。
<当表現のご留意点>
1. 当表現がネイティブが決まって使うものではなく、「渋い」の説明を
試みたものです。「渋い」に100%該当する英単語がある可能性は、ございます。
2. 最後の、like, the joy of and ... の部分は、会話ですので、書き言葉には適しません。
3. そもそも「渋い」の定義を、今回は私個人の解釈を当てはめましたので
「千葉真一は、人生の酸いも甘いも知っている、とまでは言い切れない」と
お考えのようでしたら、恐れ入りますが別表現が必要でしょう。
・・・以上、長文をお読みいただきましてありがとうございました。
いずれにせよ、 Jojiさん の英語学習の成功を願っておりますし、そのために
少しでもお役に立てる部分があれば、と回答させて頂きました。
どうぞ、ご容赦ください。
LLD外語学院 学院長 前川 未知雄