あまりにも欲しい気持ちを表すために「そのためなら死んでもいい」とか、「そのためだったら何でもする」というふうに言うことがありますが、英語にも同様の表現があります。
一つ目は、die「死ぬ」という単語を使ったI'm dying for 〇〇.です。
現在進行形のbe dyingは「死につつある」や「死にそうだ」という意味を持つため、それが手に入らなければ本当に死んでしまうくらいの強烈な気持ちを表しています。
例:
I'm dying for a new girlfriend.
「新しい彼女が死ぬほど欲しくてたまらないんだ」
必死さが切ないほど伝わってきます。
二つ目も、同じくdieを使ったI would die for 〇〇.という表現です。
助動詞willの過去形であるwouldは、あくまで仮定の話であるということを表すため、この表現は「〇〇のためなら死んでもいい」くらいの意味になります。
実際に死ぬとは考えていないため、仮定を表すwouldを使っているんですね。
例:
I would die for the concert ticket.
「そのコンサートのチケットのためなら死んだっていいわ」
ファンとしての熱い思いが伝わってきますね。
三つ目は、今度はkill「殺す」という単語を使ったI could kill for 〇〇.という表現です。
助動詞canの過去形couldが使われていますが、wouldと同様にcouldも仮定の話であることを表しています。
canは「~できる」という意味であるため、この表現は「〇〇のためなら殺すことだってできる」ということで、つまり殺人を犯してでも手に入れたいくらいの気持ちが込められていることになります。
二つ目と同様、実際には人を殺そうなんて考えていないため、仮定を表すcouldを使っているわけです。
例:
I could kill for that new car.
「その新しい車のためなら人殺しだってできる」
よほど素晴らしい車なのだろうと想像できますね。
ところで、wouldやcouldをwill、canとしてしまうと、それは仮定ではなく現実的なニュアンスを生んでしまうため、本当に死んだり人殺しをしたりしてしまうのではないかと、危険人物としての恐ろしい印象を与えてしまいかねません。使用の際にはその点ご注意ください。
ご参考になれば幸いです。
ぱっと思いつくのは
I am dying for(to)
でしょう。「死んじゃう」ってちょっと大げさかしらと思いますが、starvingなどと同じようにちょっとだけ強調した言い方で、会話ではよく使います。欲しいものをズバリというときにはfor もの(名詞)です。
I am dying for these shoes.(靴の写真を指差しながら)
行動を強調したいときにはto のあとに動詞で
I am dying to get these shoes.
ただ、日本語の「喉から手が出るほど欲しい」は、そのあとに「けど」がついて、入手はあきらめる方向に行くことが多いので、
I want it so badly that I can't shake it off my head.(欲しくて頭を離れない)
というように言うほうが意味が近くなるかもしれません。thatのあとには、今の自分の状態を入れてみれば自分の気持ちをより正確に伝えられます。
どちらかといえば書き言葉的表現で、口語的ではないと言われるかも知れませんが、こういう言い方は、一度「喉」や「手」と言うようなイメージを消して「自分が言いたいことの本質」を考えるチャンスになると言うメリットもあります。さらにこの場合、学校英語でおなじみの「so that構文」を使えるという利点もあります。that が自然に使えれば、シンプルな文を使って言いたいことを説明できますから、黙らずにすむので、会話が途切れません。
こういう話し方はコミュニケーションの実践ではとても役に立ちます。人によって違いますが、わたしはこういう文語的話し方でコミュニケーションが出来るようになってから口語表現をマスターしていきました。
I am eager for
英語は日本語に較べて、動詞が様々なニュアンスを持っています。eagerは切望してと言う訳語があてられますが、英英辞典を引くと
feeling a strong and impatient desire to do something or for something
と出てきます。何かがとても欲しくてがまんできないという状態がこれ一語で言えちゃうわけです。ただ、これも口語表現ではないので、使うタイミングと相手によっては浮いちゃうかもしれません。でも覚えて使うチャンスを狙ってみるのも楽しいですね。
メールにはどんどん使って見て下さい。
1. You really want it!
2. You are stating that you will not leave or move until you get what you want.
3. You are saying that nothing is going to stop you from getting what you want. You are super-determined!
他のアンカーさんが回答されているように「bad」を使って表現できます。
日本語でも「ひどくおいしい、ひどく美しい」など、「ひどい」という言葉が「とても、めちゃくちゃ」というような「程度が甚だしいさま」を表すのと同じで、
英語でも「bad」が「very much」の意味で使われることがあります。
I want it so badly/bad.
(私はそれがめちゃくちゃ欲しい。)
「I want it so badly.」の方が文法的には正しいのですが、口語では「I want to it so bad.」と崩れた形も良く使われます。
If you want something really badly, depending on the intensity of your desire for that thing, you can say either of the following :-
1. I'm desperate for XYZ.
If you are desperate for something it means that you want it extremely badly to the point where it can become scary. It means that you are willing to do anything or almost anything to get it.
2. I have to have some XZY now!
This is another way to express your intense craving for something. For example " I have to have some ice-cream now or else I'm going to die!"
The person speaking is saying that if they don't get what they want, they will die. They will not literally die, but its just a figure of speech to emphasize how much they want the "thing".
何かが欲しいときには、その願望の強さによって、次のいずれかが使えます。
1. I'm desperate for XYZ.
"desperate for" は「~が欲しくてたまらない」という意味です。それを得るためならなんでもするという感じです。
2. I have to have some XZY now!
これも、あるものを強く求めていることを表します。
例えば:
"I have to have some ice-cream now or else I'm going to die!"
この文は「今すぐアイスクリームを食べないと、死んでしまう」という意味です。これは文字通り死ぬわけではありません、それが欲しいことを強調するための比喩として言っています。