(1)Just put your left hand lightly on the side of the ball.
(2)Just place your left hand lightly on the side of the ball, without holding on to it.
(1)ボールの横側に、軽く左手を置くだけでいい。
(2)ボールをつかまずに、その横側に軽く手を置くだけでいい。
・どちらも命令文ですが、「〜しろ」という意味だけでなく、状況や口調によって「〜すればいいよ」という意味になります。命令文は気軽に使うものではないと思っている人が多いですが、そんなことはありません。
・動詞の前に just を付けることによって、「ただ〜するだけ」という意味が出ます。
・put / place 〜 lightly で「〜を軽く置く」という意味になることから、「添える」のニュアンスが出ます。putとplaceに特に大きな意味の違いはありません。
・on the side of the ball で「ボールの側面、横に」を意味します。
・without holding on to it
(2)の文の最後は、前置詞 without と 前置詞の目的語として動名詞の holding on to it が組み合わされています。
hold on to [onto] 〜 で「〜をしっかりつかむ」という意味です。これを動名詞にして、前置詞 without の目的語に入れることによって、文中では「それをしっかりつかむこと無しに」という意味になり、「手を添えるだけでいい」という感覚がより強く出るようにしてみました。
以上です。ご参考になれば幸いです。