「立ち向かう」を表す表現は状況や文脈などに応じていろいろとありますが、ここでは3つほど紹介させていただきます。
stand against
例:We stand against terrorism.
「我々はテロに立ち向かう」
standは「立つ」という意味でよく知られていますが、「立つ」→「立ったまま動かない」というところから→「我慢する」という意味も生まれています。
againstは「反対」を意味する言葉で、「反発心」を感じさせます。
つまりstand againstは、脅威などに対して「断固として反対の姿勢を崩さない」ようなニュアンスを持ちます。
使う場面としては、stand againstはテロのような政治的脅威、犯罪、人種差別などに立ち向かう場合などによく用いられます。
confront
例:We summoned up our courage to confront the difficult situation.
「我々は勇気を奮い立たせて困難な状況に立ち向かった」
confrontは危険、死、困難などに立ち向かう場面に用います。
ときには「命がけで決闘する」を表すこともあるほど、積極的に立ち向かっていくニュアンスがあります。
face
例:He faced death bravely.
「彼は死と勇敢に立ち向かった」
faceは「顔」の意味でよく知られていますが、これを動詞として使うと「顔を向ける」とか「顔と顔を突き合わせる」といった意味からやはり死や困難などと「向き合う」とか「立ち向かう」という意味を表すことができます。
私の印象としては、faceは「向き合う」のニュアンスが優勢で、confrontほどの積極性は感じさせないように思います。ただ、それでも例文のように「死と向き合う」といった状況でも使うことができることを考えると、その人の精神的強さを表すに足る言葉であることに変わりはないように思います。
なお、「正面から」という意味についてですが、stand againstはすでに「あるものの真反対にいる」状況が意味に含まれていますからわざわざ「正面」を表す表現を用いなくてもいいと思います。
confrontについても、語源的にcon=「一緒に」、front=「正面に」ということで、frontの部分に「正面」という意味がはじめから含まれています。
faceもまた、「向き合う」行為自体は「正面から向き合う」ということですから、特別な言い回しは必要ありません。
ご参考になれば幸いです。
この表現はどうでしょうか?
I take the bull by the horns.
わたしは恐れず困難に立ち向かう。
take the bull by the hornsはイディオムで、直訳すると「牛の角を捕まえる」になり「難しい事に立ち向かう」という意味になります。
少しマイルドな表現で、
I'm a problem solver.
問題を解決する人
といういい方もありますが、強い人を表現したいとのことなので、上記が良いかと思います。
参考になれば幸いです^^