そうですね~、「人間ドック」や「定期[健康診断](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/38168/)」という日本の[習慣](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/32171/)は[医療](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/51880/)制度や法律など、また習慣が全く異なる英語圏ではまた違った感性や見方がある為少し解りずらいかもしれません。
英語圏と一言で言ってもアメリカのみならず、英国、オーストラリア、カナダや英語を正式に日常的に使わなければならない他の国々がたくさんあります。地域によって異なるかもしれませんが、国民が頻繁に利用し、信じられないかもしれませんが他の国と比べれば料金も安く、気軽に利用できる医療制度というのは日本ならでは誇れる一つだと思います。(医療に関する保険料が不要など、他の優れた国もありますが、世界では比較的利用しやすいことに間違いはありません。)
例えばアメリカでは医療が高すぎて平均的に国民は日本で利用しているように気軽に行くこともできなければ、例えば[入院](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/49424/)などはまずできない状態ですね。従って、軽い病気ですら実際は病院に ”行かないで自力で” 看病する人、市販の薬でがんばるのが当たり前になっているぐらい。よっぽど重たい持病や大きな怪我で救急車で運ばれない限りは通院できない人が圧倒的に多い国となっています。 ましてや、病気でも無い単なるチェックだけで行く人はほとんど金持ち以外はいないぐらいなんですね。
そこで、日本の「人間ドック」や「定期健康診断」というのを英語で説明する場合、単に "
the medical checkup" と言っても、普段何でも意見交換している親しい友達であれば ”why?" なんていう返事が返ってくるかもしれませんね。
そこで、”comprehensive" (包括的な、総合的な)という形容詞を付けてみたり、”annual" (1年間という期間の “定期的な” )という形容詞などつけてみたりする方法しかないかもしれません。
いずれにせよ、これが何を意味するのか、どういうことなのかはくだいた文や表現で付け加えないと完全には伝わらないかもしれませんね。
例えば、"It is a complete medical checkup I do every year in order to examine any serious condition I may have." 【重病にかかっていないか検査するために毎年行っている完全な健康診断なんです。】、や、”This is a comprehensive medical examination to check my health condtion each and every year" 【毎年私の健康状態を確認するため必ず行っている総合的な健康診断なんです。】 などと言った表現が必要になるかもしれません。
他の国と色々なことで比べてみると私たちが住んでいるこの国もそんなに悪い国じゃないということがわかるかもしれませんね。英語が自由に話せるようになればなるほど、これもまた益々世界的な感覚で色んなことに気付くことができるようになるかもしれません。
英語もぜひがんばってください♪ 参考になれば幸いです。
人間ドックは[入院して](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/49424/)次の日まで病院にいますよね。だから「overnight medical examination」「inpatient medical examination」も言えるかもしれません。[保険](https://eikaiwa.dmm.com/uknow/questions/34910/)の理由でアメリカではそういうのがないと思いますので、ネイティブが使っている表現はすぐ出て来ません。