「~がいる・ある」の典型的なフレーズにThere is/are~というのがあります。
isとareは存在する人やものなどが単数か複数かによって使い分けます。
There is a cat on the bench.
「ベンチに猫がいるよ」(単数)
There are many people on the train.
「その電車にはたくさん人が(乗って)います」(複数)
また、次のような言い方も可能です。
I feel something is here.
「何かここにいる気がするよ」(ホラーっぽいです)
Jack is right over there.
「ジャックならすぐあそこにいるよ」
※right over there「すぐあそこに」
ご参考になれば幸いです。
★ 訳
「その男はその部屋の中にいる」
★ 解説
「〜がいる、ある」という表現は多くの場合 be動詞を使って表されます。しかしその表現の仕方には種類があるので注意が必要です。
基本的には、話の中でまだ話題に上がっていない人や物のことを言う際には、すでに回答されている There is/are 〜. を使って表します。これは「誰、何」を先に言うと唐突に感じるからだと言われています。
There is a cat in the room.「その部屋に猫がいるよ」
一度話題に上げると、その人や物は文頭に持ってきても違和感がなくなります。
The cat is in the box now.「その猫は今は箱の中にいる」
そのため、英訳例に上げた表現の仕方は、すでに話題に上がっている男について話していることになります。
ご参考になりましたでしょうか。