深淵は英語で abyss と言います。なので、これは一つの言い方が look into the abyss です。しかし、ニーチェの文脈でしたら、多分 gaze into the abyss になると思います。Gaze はどちらかと言えば詩的な言い方なので、ニーチェのような哲学者であれば、多分その言い方の方が合っていると思います。
ご参考になれば幸いです。
ニーチェの「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」ですね。
ニーチェはドイツ人なので、英語訳も必ずしもひとつではありません。
Whoever fights monsters should see to it that in the process he does not become a monster. And if you gaze long enough into an abyss, the abyss will gaze back into you.
怪物と戦うものは誰であろうと、その過程で怪物にならないよう心がけなければならない。そして深淵を長い間見つめすぎると、深淵もまたあなたを見つめているのだ。
Beware that, when fighting monsters, you yourself do not become a monster… for when you gaze long into the abyss. The abyss gazes also into you.
注意してほしい、怪物と戦う時にあなた自身が怪物にならないように…深淵を長い間見つめすぎると、深淵もまたあなたを見つめているのだから。
abyss=深い淵、底知れない深い場所、どん底など
gaze = じっと熱心に目をこらす、凝視するなど