ダシ(旨み)が決め手、って英語でなんて言うの?
外国の方から日本料理の味付けについて質問されたときに、『ダシ(出汁)や旨み(うまみ)』が重要であることを言いたいと思っているのですが、複雑な味を英語で表現するのはとても難しいです。バイリンガルの方々がどのような説明の仕方をしているのかを是非お伺いしたいと思います。
回答
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The soup is the key potion.
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The broth is the secret potion.
海外では昆布やカツオでは出汁は取りませんが、鳥(チキン)やシーフード(例:貝類や甲殻類)からの出汁を使って料理をする事もあります。 シーフードスパゲティはclam(はまぐりやあさり)から出汁を使ったりします。 これらの出汁を soup や broth といいます。 Washokuがユネスコ無形文化遺産登録されたように、料理の世界では日本食の出汁はdashiと呼ぶそうです。
また「決め手」ですが、「決め手」という言葉が必ず英訳例のようになるのではなく、状況に応じて表現が変わります。
今回の場合、potion という言葉が共通に出てきています。 potion とは、良くも悪くも「毒」という意味を持ちます。 love potionって聞いたことないですか? 「ほれ薬」と呼ばれているものです。(胡散臭いですが。笑) これを飲んだ相手は惚れてくれるという「まじない薬」です。 色々な意味でも、色々と混ざった(調合された)液体が potion ですので英訳例のように key potion(重要な液体)や secret potion(秘伝の液体)とも呼べます。
お役にたてば幸いです☆
回答
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Soup is the key ingredient of this dish.
「この料理はダシが決め手です」
dish: 料理
ingredient: 材料
ダシ:soup (stock)
旨味:taste, flavor, savory, umami
グルタミン酸などに代表される、「うま味」という5番目の味覚を発明(発見?)したのは日本人であることからうま味というのは日本独特味覚であり、言い方のようです。
アメリカに住んでいた時に料理番組が好きでよく見ていたのですが、健康志向の高い大都市のレストランではumamiとそのまま表現され始めていました。(多分他に言いようがないからですね)sushiやkaraokeのようにumamiがそのまま英語になる日が来るかもしれません。