Due to the (local) ecosystem change, you can now catch some insects which used to not exist in Hokkaido (before/previously).
The recent ecosystem change has allowed Hokkaido to have a certain species of insect which was not found before.
大学で環境学を専攻しておりました。
例文を二つご用意しました。
1)直訳に近い形です。〜に起因する は due to という表現をよく用います。捕まえられる、なので主語は一般形の you を使い、catch と続けました。生態系は ecosystem ですが、この場合地球全体の生態系ではなく現地の生態系をさすので local ecosystem あるいは its ecosystem とするとすっきりするように思います。
2) 意訳してみて、「近年の生態系の変化により北海道では以前見られなかったような昆虫が生息するようになった」という風にしてみました。
一点補足ですが、日本語と違い英語は「時制」にうるさい言語です。
この場合「生態系が変わり」というのは日本語ではそのまま通りますが、英語だと「いつ?」と訊かれると思います。過去形はある一点を示すので例えば
I went to the school.
とは言えません。一点が示されていないからです。
I went to the school yesterday.
というのは可能です。
本題では「変わった」という意味で現在完了(あるいは過去完了)を用いることになりますが、それでもいつからいつの変化を具体的に示さないと、ネイティブの相手が聞いた場合、腑に落ちないと思います。特に英作文や論文でそのような曖昧な形で残すとアカを入れられてしまうと思いますので、もしこの表現をお使いになる場合には日本語で考える際にも「過去20年間」あるいは「過去数世紀の」というようにある程度期間を指摘するようにされると英語を話すのに適した考え方が身についてくると思います。
このような日本語と英語の考え方の違いが英語力の成長を妨げることが多いので要注意です。逆に、例えば日本人はすぐに「兄」「弟」などと順序を気にしたがりますが、英語ではその辺特に気にしないのが一般的で「my brother」と言い、本を読んでいても最後まで兄か弟かわからず釈然としなかった、みたいなことがあります。これは逆にアメリカ人が日本語を勉強する際には障壁の一つとなるのではないかと考えられるわけです。
ご参考になりましたら幸いです!